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 つつみしんやのひとりごと 
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過去ログ
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不思議な妻

告白と笑える話
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ESSAY
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Camera & Photo
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BOOK 1 2

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Shop & Restaurant

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音楽活動とギター
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16
17 18 19

落語  13-14  15
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イタリア旅行 '14
フィリピン旅行 '14
キューバ/メキシコ'18

その他  1 2 3

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2019.10.23

半世界

DVD で鑑賞。
稲垣吾郎主演の映画『半世界』。

稲垣吾郎というと、15年ぐらい前に
『笑いの大学』を観たのだが、
あまりに共演者の役所広司との
演技に差があり過ぎて、
観ていられなかった覚えがある。

『半世界』は、評判が良かったので
気になっていたのだけど、
劇場では見損ねていた。

わけがあって、自衛隊を辞めて地元に
戻ってきた瑛介(長谷川博己)は、
自分は世界を見てきたと思っていて、
ずっと地元にいる中学の同級生、
紘(稲垣吾郎)と光彦(渋川清彦)に
「お前らは世界を知らない」と言う。
しかし、自分の住んでいる世界が
世界だと思っている人こそが、
実は世界を知らないんだな。

瑛介が、数人相手に立ち回りをするシーンがある。
それ以上やると相手が死んでしまうという
場面で、紘は口で「やめろ」というだけで、
本気で止めに入らなかった。
そのシーンが、私には不自然に見えた。

しかし、付録のブクレットの監督のインタビューには、
「ああいう状況でパッと止めに入っていける人は、
そうはいないと思います。(中略)紘があそこで
逡巡せず飛び込んでいける男なら、
もっと嫁に優しいでしょうしね」とあった。

う~ん、見知らぬ人ならまだしも、
友達やねんから、普通、止めに入るやろ、と
思うねんけどなぁ。
確かに、紘はちょっと事なかれ主義的に
描かれていたのは分かるけど、
あれだけ友達と関わって行く人なので、
そのシーンには、不満が残ったな。

しかし、稲垣吾郎は、『笑いの大学』の
イメージを払拭してくれた。
あれから、15年やもんな。
ちょっと、結末があっけない気が
しないでもないが、人生はそんなものだし、
それが「世界」なんだろうな。

それにしても、池脇千鶴は上手い。
稲垣吾郎の妻役だったのだが、
あるシーンの演技が素晴らしく、
ちょっとみんな持って行った感じもする。
映画館で観たかった。

監督は阪本順治。
私が観た作品では、『大鹿村騒動記』、
『北のカナリアたち』、『闇の子供たち』、
『亡国のイージス』などの監督。


★★★★☆







BLUE NOTE
Francis Wolff’s photos


9月13日にドキュメンタリー映画
『ブルーノート・レコード ジャズを超えて』を観た。
出てくるアーティストの写真が素晴らしかったが、
それは、ブルーノート・レコードの創立者のひとり、
フランシス・ウルフが撮影したものだった。
その日にすぐ Amzon.com で
「Blue Note」というタイトルの中古の写真集を
注文したのだが、きっと船便なんでしょうな、
40日かかって、今日ようやく届いたよ。

思ったより大きく(縦33cm)、そして重い。
1940年代~60年代の写真で、
めちゃくちゃカッコいい写真だらけ。

表紙は、ハービー・ハンコック(1963)



"Blue Train" のジャケットにもなった
コルトレーン(1957)



渋すぎ ジョージ・ベンソン(1967)



これまた激渋 グラント・グリーン(1961)



若かりし チャリー・ヘイデン(1966)



その他、アート・ブレイキー、オーネット・コールマン、
チック・コリア、ウェイン・ショーター、マイルス・デイビス、
セロニアス・モンク、デクスター・ゴードン、
ルイ・アームストロング、ロン・カーター、
クリフォード・ブラウン、ケニー・バレル などなど
100枚以上の写真が収録されている。

中古本だったため、角が痛んでいたのは残念。







2019.10.22

GINGER BAKER TRIO

先日亡くなったドラマーのジンジャー・ベイカー。
亡くなってすぐ、インスタに ビル・フリーゼル (gt) が、
ジンジャーとの若いころの写真をアップしていた。
2枚あって、1枚はジンジャーとビルの2ショット。
もう一枚は、チャーリー・ヘイデン (b) との3人の
写真だった。

ジンジャー・ベイカーがジャズも演るのは
知っていたけど、この組み合わせは意外だった。
というのも(私が知らないだけだろうけど)
ジンジャーは、クリームのイメージが強くて、
激しいドラミングの人という印象。
一方、ビルもチャーリーもどちらかと言うと
「静」のイメージがあったのだ。

Amazon Music で探してみると
『Falling of the Roof』というアルバムが
出てきた。

1996年の作品だ。
聴いてみると、曲によっては、
ジンジャーのドラムが、バタバタと
叩き過ぎで、音もでかい感がある。
まあ、その辺は好みもあるからな。
ジンジャー・ベイカー・トリオという
名義だから、ジンジャーがリーダーな
わけだしね。

チャーリー・ヘイデンも2014年に亡くなってしまった。
ビルのアルバム『WHEN YOU WISH UPON A STAR』や
ブルーノート・レーベルからリリースされた最新アルバム
『HARMONY』には、チャーリーの娘(三女)、
ペトラ・ヘイデンも参加している。

ビルのギターは、ジンジャー・ベイカー・トリオの
時より今の方がなんというのか、
熟しているというか、枯れている感じがする。
より、スピリチュアルとも言えると思う。





2019.10.21

2019 落語一之輔 七夜 第一夜

2014年たまたま買った春風亭一之輔の独演会が
「2014 落語一之輔 一夜」という
タイトルだった。
その年は一夜、翌年は二夜、次の年は三夜と
毎年一夜ずつ増えていき、5年目(2018年)には
五夜となり、5年合計で十五夜になるという
乙な企画だった。
2014年の「一夜」に行って、初めてそのことを
知った私は、「よしそれなら5年、十五夜全部
聴いてやる!」と決意した。
そして、その決意の通り 2017年の「四夜」まで、
合計十夜の公演を制覇したのだが、
昨年の「五夜」は、都合が合わなかったり、
チケットが取れなかったりで、
残念ながら、一日も行けなかった。

昨年の「五夜」で終わりだと思っていたら、
なんと今年は「六夜」を飛び越し、「七夜」。
七夜全部は、無理なので
今日、その第一夜に行ってきた。
もちろん、七夜ともソールドアウトの公演だ。

昨年までの合計十五夜では、
毎夜ネタ下ろし(初演)があったのだが、
さすがに七夜連続ネタ下ろしは、無謀だろう。
オープニングのトークで、ご本人曰く、
この七夜では、昨年までの十五夜の
ネタ下ろしの十五席の中から一席と、
仲良くしているお友達(演目)を
演るとのことだった。

開口一番は、一之輔の一番弟子きいち。
私が一之輔を始めて観た時には、
まだ彼には弟子がいなかった。
その後、2014年11月に きいちが弟子になり、
高座に上がるようになった。
私は、一之輔の独演会を
何度も観に行っているので
きいちの高座も何度か観ている。
当然、最初のころは面白くなかった。
今年5月にきいちは、二つ目に昇進。
名前も「きいち」の「き」を漢字
(七が三つ)に変えた。
7月にも二つ目昇進後のきいちの
高座を観たのだが、その時よりも
今日は大きく成長した感があった。
思えば、落語を聴くようになって6年半。
ようやく噺家の前座スタート時からの
変化というか成長を観られるように
なったわけだ。
前座時代には、マクラはない。
どうかするとめくり(高座横にある口演者の
名前を書いた紙)に名前さえないことも
珍しくない。
それが、二つ目に昇進すると、
羽織を着て登場し、マクラも話す。
今日は、きいちの成長に感動さえ覚えたよ。
演目は『親子酒』。

そして、一之輔。
まずは『鈴ヶ森』。
そして、二席目、
「連れて行ったやったらどうだい」と
いう女性のセリフで始まった。

「連れて行ったやったらどうだい」
「イヤだと言ってるだろう」
「そんなこと言わずにさ、連れて行っておやりよ」

ここで会場から、クスクス笑い声が起きる。
『初天神』だ。

「なんで笑っているんだい」と
会場の笑いも即座にネタにする。

私は、一之輔の演目中でも子供と隠居さんが
出てくる噺が好きで、『初天神』も大好きな演目。
しかし、今日は後半まさかの展開が待っていた。
明らかに古典ではなかったパートが付け足され、
しまいには、お奉行様(大岡越前守)まで
登場する始末。
なんとも大胆なアレンジが施されていたのだ。
終演後、ロビーに貼り出された演目表には、
『初天神』ではなく『団子屋政談』と
書かれていた。
(調べてみると『団子屋政談』は
すでに絵本(!)になっていた。


そして、最後は、『ねずみ』。
これにも今まで聴いた『ねずみ』には、
出てこなかった登場人物が付け足されていた。

進化し続ける一之輔に
改めて畏敬の念を抱いたのでした。


[ 演 目 ]
春風亭一之輔 オープニング・トーク
春風亭きいち 「親子酒」
春風亭一之輔 「鈴ヶ森」
春風亭一之輔 「団子屋政談」
~ 仲入り ~
春風亭一之輔 「ねずみ」

@ よみうり大手町ホール





昨年までの5年十五夜は、DVDになると
聞いていたが、ついに発売が決定したようで、
そのチラシも配られていた。(12月16日発売)
DVD 15枚組(45席)+書籍1冊の
DVD BOOK で 39,900円(税別)!
まあ、十五夜全部行けば、
それぐらいの木戸銭になります。


[ 関連エントリー]
2014 落語一之輔・一夜
2015 落語一之輔・二夜
2016 落語一之輔・三夜
2017 落語一之輔・四夜





2019.10.21

ソニー アルファ・アカデミー
秋本番に備える。風景撮影テクニック


カメラをニコンのAPSCから、ソニーの
フルサイズ・ミラーレスに替えて、早半年。
レンズも合わせると結構な出費だったが、
撮影の機会が少なく、
まだまだ使いこなすレベルにない。
宝の持ち腐れとは言わないが、
それに近い感じ。
前のカメラだって、そうだったけど。

昨日は、ソニーの写真講座
アルファ・アカデミーに参加してきた。
「秋本番に備える。風景撮影テクニック」と
いうタイトルで、講師は高橋良典さんという、
奈良県在住の主に奈良の風景を
撮られているプロフォトグラファー。
奈良県の観光ポスターや雑誌などの
お仕事が多いようだ。
講師の撮った写真に魅力を感じなければ、
講座に参加したいとは思わない。
講座申し込み時にネットでチェックしたが、
高橋さんの写真は素晴らしいと思った。

講座は、川崎の貸し会議室で
1時間座学があり、それから、
登戸の日本民家園で、
2時間レクチャーを受けながら撮影。
参加者は15名だったが、
先生から個別にその場でアドバイスを貰えたり、
お手本となる写真を撮って見せて貰えたり、
貴重な機会であった。
先生がその場で撮るお手本がまた素晴らしい。
それから、また川崎の貸し会議室に戻って、
撮影した中から、自分で2枚選んで、
モニターに映し出してもらい、講評会。
11時に始まり、19時前に終了という
1日がかりの講座だった。

あんまり良い写真が撮れなかったが、
上手く撮れた作品の発表の場ではない。
上手く撮れなかった写真の
どこを直せば良くなるのか、
イマイチ何か足りないと思うのは、何なのか、
そんな写真の講評をしてもらう方が役に立つ。
上手く撮れた写真を見せて
褒められたいのが人情だけど。

民家園は、意外に人が多かった上、
15人の生徒と先生、スタッフ、合わせて
17人で移動するため、中々思うように
撮影ポジションが確保出来ないなど
条件的には難しい面もあったが、
それは仕方ない。
ゆっくり撮りたければ、また日を改めれば良い話だ。

秋の風景写真というと、紅葉がメインだろうが、
元々は、秋の風景の撮り方を習いたくて
この講座に申し込んだのではなかった。
近々予定しているパリ旅行の
撮影のヒントになればと思ったのと、
もう少しカメラを使いこなしたいというのが、
動機だった。

結果を言うと、今まで思いつきもしなかった
撮り方を学ぶことが出来た。
写真の撮り方に正解はないだろうが、
昨日の私のレンズのチョイスは、
間違っていたのが、少々悔やまれる。
その辺も勉強になった。
あとは、それを今後に生かせるかどうかが重要だな。








2019.10.19

真 実
LA VERITE / THE TRUTH


『万引き家族』でカンヌのパルムドールを
受賞した是枝裕和監督の『真実』。
本作は、フランス・日本の合作で、
カトリーヌ・ドヌーヴが主演だ。

私は、是枝作品は好きな方だが、
好き嫌い・賛否が、観客によって分かれるだろうと思う。
私にとっては、非常に考えさせられた、
『万引き家族』を観たある人が
「何が良いのか分からない」と言っていたのを聞いた。
本作もネット上の評価は、それほど高くないし、
観客を選ぶ作品だと思う。

以下、ネタバレ含みます。

タイトルの「真実」は、ドヌーヴ演じる大女優
ファビエンヌが出版した自伝本のタイトルだが、
「本当のことを書いていない」と、
娘のリュミール(ジュリエット・ビノシュ)は
母を責める。
子供の頃から、母と娘の確執があったようで、
娘は、母親のことを許していなかった。

後半、ファビエンヌが娘に正直な気持ちを
話すシーンがある。
しかし、私はそれが彼女の本心かどうか、
本当のことかどうか分からなくなっていた。

物語には「真実」と「嘘」が出てくる。
言いようによっては、女優が「演じている」のは
「嘘」とも言える。
マネージャーのリュックを引き止めるために、
ファビエンヌは、娘に脚本を書いてと頼む。
そして、リュックの引き留めに成功する。
娘は、孫におばあちゃんである
ファビエンヌを喜ばせるセリフを言わせる。
これらは、「嘘」といえば「嘘」だし、
「本当」だと言えば「本当」になる。

ファビエンヌが、娘に話したことが
本心なのか、本当なのか、分からなくなったと
書いたが、観終えたあと考えてみても、
それは変わらない。
どちらの解釈も可能だからだ。

記憶が当てにならない、というセリフが
2回出てくる。
これは、「私たちが『真実』だと信じていることは
当てにならない」というメッセージに聞こえた。

それならば、「真実」だと「思っている」ことを
語るより、家族が幸せでいられることを
語る方がいいんじゃないか、と思った。

それは、孫が「それって真実?」と母親に訊く
シーンに集約されているように思う。

そういう解釈で、私には良い映画だった。
そのテーマだとしたら、日本人キャストでも
撮れたんじゃないかと思うけど、
やっぱり、創作者は新しいことに
チャレンジし続けないとね。

リュミールの夫役のイーサン・ホークが
ええ味出してます。
孫役のクレモンティーヌ・グルニエがかわいかった。
音楽も良い。

映画の中で、ファビエンヌが出演する
『母の記憶に』という映画の撮影が進んでいくのだが、
こちらも母と娘の映画となっており、
そちらの映画も出来れば観てみたい作品だ。

ひとつ気になったのは、
ドヌーヴがタバコ吸うシーンが多すぎね。


★★★★▲







イエスタデイ
YESTERDAY


『スラムドッグ$ミリオネア』『127時間』の
ダニー・ボイル監督作品『イエスタデイ』。

世界で12秒間の停電が発生。
売れないシンガー・ソングライターが、
その時に交通事故に遭い、
目覚めるとビートルズが、存在していない
世界に生きていた。
ビートルズの曲を知っているのは、
世界で自分だけだ。
どうする?売れないミュージシャン。
という、ファンタジーな設定。

予告編を観て、最後どうなって終わるんやろうと
思っていた。
何かの拍子に、元の世界に戻ってしまい、
全部夢だったみたいなことになるのかなと。

で、なるほど、映画ならそうなるわな、という
落としどころに終わります。

主人公ジャックが、あれよあれよと売れていく中、
元マネージャー、エリーとのラヴ・ストーリーも
並行して進んでいく。
もう、タイトルをいっそのこと
『いとしのエリー』にしたら?と思ったぐらい。

とっても、ビートルズ愛に溢れた作品で、
最後に流れるあの曲で、涙腺決壊。
エド・シーランが本人役で出演。


★★★★▲








2019.10.18

そろそろソロ・ギター vol.4

今年の春から、「そろそろソロ・ギター」と称して、
ソロ・ギターにチャレンジするプロジェクトを始めた。
今日は、そのライヴの4回目。
ライヴといってもカフェでBGM的に演奏するので、
ミュージック・チャージもフリーだ。



今日は、雨のせいかお客さんが少なかった。
1曲目 "Bridge Over Troubled Wate"。
楽譜を見ずに弾いていたのだが、
イントロから、テーマに入って数小節目で
何を弾くのか、真っ白になり止まってしまった。
もう一度、最初から始めたが、
やはり同じところで、真っ白になったが、
めちゃくちゃなまま続けた。
とてもじゃないが、人前で演る演奏ではなかった。
情けない。
中学生の文化祭でも、もうちょっとましだろう。
2曲目 "Change The World" も
けして良い出来ではなかった。
久しぶりのひどい演奏だった。

なんで、こんなことになるんだろうな。
言い訳は、いくらでも言えるけど、
結局、練習不足としか言いようがないな。
精進が足りんのだ。
ソロ・ギターの難しさをなめてはいかん。
これに懲りずにまたやるぞ。

今回のソロ・ギター新曲は、
"For No One" と "You Are So Beautiful"。
相変わらずスローナンバーだ。
"For No One" は、ビートルズの曲だが、
アヴィシャイ・コーエン(b)が、
『1970』というアルバムで歌っているのが、
めちゃくちゃ気に入ったので、
その感じをギターで表現してみた。
"You Are So Beautiful" は、
ジョー・コッカーで有名だが、ビリー・プレストンの
曲で上田正樹も歌っていたバラード。
先日の明とのライヴでも演ったのだが、
ギター1本でも弾けるようにアレンジしてみた。

ゲスト・ボーカルに ダイアナ。
フィリピンのシンガー、レジーン・ヴェラスケスの
"Of All The Things" というナンバーに初挑戦。
この人のことは、知らなかったけど、
フィリピンでは、知らない人がいないほどの
国民的歌手らしい。
美しい曲だ。
もう1曲、ジャーニーの "Open Arms"。
若い人は、マライア・キャリーで知った人も多いだろう。
ダイアナとも数回の共演で、
少しずつ進歩を感じている。
このデュオならではの、演奏を創っていきたいな。


[ MEMBERS]
gt:つつみしんや
Guest Vo:DIANA



[ SETLIST ]
--- 1st show ---
1. Bridge Over Troubled Wate
2. Change The World
3. For No One
4. La Vie En Rose
5. やつらの足音のバラード
6. Killing Me Softly With His Song (with Daina)
7. I Say A Little Prayer (with Daina)
--- 2nd show ---
1. Thank You, Reggie (おおきに。レジやん)(つつみオリジナル)
2. Surfer Girl
3. You Are So Beautiful
4. The Dock of the Bay
5. My One And Only Love
6. Of All The Things (with Daina)
7. Open Arms (with Daina)
EC. つぐない (with Daina)
Extra Live. ライオンハート (with Yashiro)

@ MAT COFFEE(渋谷)







2019.10.17

1974 ONE STEP FESTIVAL その3
加藤和彦&サディスティック・ミカ・バンド


1974年8月、福島県郡山で
開催された日本初のロック・フェス
「ONE STEP FESTIVAL」の録音盤。
先日の「沢田研二&井上堯之バンド」
「上田正樹&サウス・トゥ・サウス」

続いて、「サディスティック・ミカ・バンド」だ。

1974年は、私はまだ小学生だったので、
「サディスティック・ミカ・バンド」なんて
知りもしなかったわけだが、
メンバーを見れば、スーパーバンドで
あったことが分かる。
この時のメンバーは、
加藤和彦 (vo, Gt)、ミカ (vo)
高中正義 (Gt)、小原礼 (B)
高橋幸宏 (Drs)、今井裕 (Key)。
(結成時のドラマーは、つのだひろだった。)

このバンドは、当時、日本よりイギリス・ロンドンで
評判になったというのも面白い。
このフェスは、『黒船』というアルバムを英国の
クリス・トーマスのプロデュースのもと、
レコーディングを終え、リリースの前という時期にあたる。
CD の中の MC で加藤和彦が
「3日前にヨーロッパ公演が決まった」と
発表している。
そういう充実した時期であったわけだ。
それは、演奏からもバンドの一体感や
グルーヴとして感じられる。

1975年、加藤和彦・ミカの離婚を機に
解散ということだが、その後のメンバーの
活躍を考えれば、個性の強い人たちの
集まりだったことは間違いない。

CD には、未発表だった『銀座カンカン娘』の
カバーも収録されている。
バンドの全盛期を収めた貴重なライヴだ。



ところで、CDのジャケットの裏面に当時の
チラシかポスターが載っているのだが、
そこには、「YOKO ONO WITH
PLASTIC ONO SUPER BAND」と
書かれた下に「ROBERTA FLACK」の名前がある。
リタ・クーリッジとクリス・クリストファーソン夫妻が
出演した記載は、見つかるのだが、
ロバータ・フラックのことは、どこにも触れられていない。
おそらく出演しなかったんだろうというのは
想像できるけどと、ググっていると、
中学2年生の時にこのフェスに参加したという
人の記事を見つけた。→ こちら

榎本高さんというベーシストが、
2003年に書かれたコラム。
そこには、やはりロバータ・フラックの出演は、
直前にキャンセルされ、代わりにリタ・クーリッジと
クリス・クリストファーソンが出演した旨が
書いてあった。
中学生でこんなフェスを経験すると、
人生に大きな影響を受けただろうなぁ。
きっちり、プロになってはるもんなぁ。
(つのだ☆ひろ & Jap's Gap'sでプロ・デビュー)



ポスターをよく見ると、入場料が書いてある。
「4日-5日-10日 各1500円
6日-7日-8日-9日 各300円
通し券 4800円」とある。
前述のコラムを読むと、外タレが出る日は、
1500円、日本のアーティストのみの日は、
300円であったようだ。





2019.10.16

アフィニティについて考える

「アフィニティ(affinity)」という英単語がある。
いくつかの意味があるようだが、
ここでは「親近感」という意味で、
「アフィニティ」について書こうと思う。
ならば、日本語で「親近感」と書けば良いのだが、
「アフィニティ」という言葉を使い慣れると、
「親近感」とはちょっと違うニュアンスも
含まれている感じがしてくる。
それが何か、説明が難しいのだけど。

例えば、街中を歩いていて、
すれ違う赤の他人には、アフィニティはない。
どうかすると、人だとは思っていないぐらいに
アフィニティがない。
初対面の人にも、あまりアフィニティは
感じないものたが、その人が同郷だと
分かったり、共通の友人がいることが
分かったりした途端に急にアフィニティを
感じることがある。
そんな経験は、誰しもあるんじゃないだろうか。
「アフィニティが近くなる」感じだ。
これは、目には見えない。
見えないけど、確かにあるのだ。

まれに初対面なのに、
妙にアフィニティのある人に出会う。
前述の例のように、何かの共通項を発見して、
アフィニティが接近するのではなく、
出会った瞬間からそう感じるような人だ。

私の体験を観察するに、
それは私が相手にアフィニティを
感じるというよりは、いきなり相手が
非常に近いアフィニティを持って現れたという感じだ。
初対面なのに、
「あれ?この人、前から知り合いだったかな?」
そんな錯覚を覚えてしまう。
それは、相手が同性でも異性でも。
とても、不思議な現象だ。

たまに、良く知らないのに
馴れ馴れしい人がいるが、それとは違う。
馴れ馴れしい人に対しては、
軽い違和感、一種の嫌悪感は感じても、
アフィニティは感じない。
むしろアフィニティは遠ざかる。

最近、とてもアフィニティのある人と知り合った。
彼女のことは、名前以外何も知らない。
今までに数回お会いしたが、
初対面の時から彼女の私に対する態度、
雰囲気は何十年も前からの知り合いのようだった。
中学高校の時、仲の良かったクラスメイトに
同窓会で、何十年ぶりに会ったぐらいの
アフィニティといえば、分かり易いだろうか。

このアフィニティの近さは、
相手も感じているのかどうかは分からない。
妻も同様に、彼女に出会った時から、
アフィニティの近さを感じているというから、
私個人のことではないように思う。
彼女の持つ特質なのかもしれない。

アフィニティは、人に対してだけではない。
物に対してもある。
例えば、装飾品などが分かりやすい。
それを普段は、好みということで片付けているけれど、
「affinity」には、「好み」や「相性」といった
意味もある。
「好む」ということは、アフィニティがある、
ということでもある。

ところで、
ウイスキーとベルモットを使ったカクテルに
「アフィニティ」と名付けられたものがある。
残念ながら、飲んだこともなく、
これにはアフィニティは感じない。





2019.10.15

1974 ONE STEP FESTIVAL その1
沢田研二&井上堯之バンド


1974年というと、私は小学6年生だった。
その年の8月、福島県郡山で、
「ONE STEP FESTIVAL」という
日本初のロック・イベントが開催された。

ウッドストックの映画に触発された、
郡山の一青年が、4年がかりで準備し、
内田裕也らがプロデュースを引き受け、
日本からは39組、アメリカからは、
ヨーコ・オノ&プラスティック・オノ・スーパー・バンドと
クリス・クリストファーソン&リタ・クーリッジが
参加したという5日間に及ぶ大イベントだった。

先日まで、こんなイベントがあったことを
全く知らなかった。
まあ、大阪の片隅の小学6年生が、
こんな情報を知っているわけもない。
その後、大人になってから、
どこかで見聞きしたことがあったのかも
しれないけど、記憶にはなかった。

日本からの出演者は、
ダウン・タウン・ブギウギ・バンド、
ウエスト・ロード・ブルース・バンド、
シュガー・ベイブ、トランザム、
沢田研二&井上堯之バンド、
センチメンタル・シティ・ロマンス、
上田正樹&サウス・トゥ・サウス、
キャロル、ミッキー吉野グループ、
イエロー、クリエイション、四人囃子 などなど、
今並べてみても、めちゃくちゃ凄いメンツだ。

まだレコード・デビュー前だった Char は、
スモーキー・メディスン で出演予定だったが、
開催前に解散したために出演していない。

この「ONE STEP FESTIVAL」が、CDに
なっているのを発見した。
2005年に4枚組で発売され、
2013年には、5枚組BOXセット、
そして、2017年にCD21枚組で発売された。
出演全41組のうち37組の音源が収録されており、
そのうち30組が演奏全曲ほぼノーカット収録という
凄いセットだ。
昨年から今年にかけて、
その21枚の中の何枚かがバラ売りされていた。

これは面白そうだなと思い、
「沢田研二&井上堯之バンド」
「上田正樹&サウス・トゥ・サウス」
「加藤和彦&サディスティック・ミカ・バンド」
の3枚を買ってみた。
セットのバラ売りと書いたけど、、21枚組では、
「宮下フミオwithフレンズ」と
「加藤和彦&サディスティック・ミカ・バンド」が
1枚になっていたので、バラ売りの際に
アーティストごとに分けたようだ。

まずは「沢田研二&井上堯之バンド」。
メンバーは、沢田研二(vo)、井上堯之(g)、
速水清司(g)、大野克夫(key)、
岸辺修三(b)、田中清司(dr)、
ゲストで 内田裕也(vo)。
嬉しいのは、『恋は邪魔もの』『追憶』などの
歌謡ヒット曲に混ざって、
『Move Over』(ジャニス・ジョプリン)
『C.C Rider』(E.プレスリー他)
『What'd I Say』(レイ・チャールズ)などを
演っていること。
「のってるか~、イェーイ」の連呼は、
ちょっと冷めるけど。
そして、ベースが素晴らしい。
岸辺修三(この時期は「おさみ」と読んでいる)。
今ではすっかり役者の岸部一徳である。
ベースをブリブリ言わせてるよ。
この人は、もともとハードロックが好きだったようで、
日本の音楽が、クロスオーバーに向いて行った時期に
音楽への情熱を失ったというような記述を
読んだことがある。
そういえば、何年か前に CM で Char と
木村拓哉と出演してちょっとベースを弾いていたっけ。

それにしてもよく、録音が残っていたもんだ。
ラインからの録音で、もう少しオーディエンスの
声がバランスよく入っていれば良かったけど、
これが聴けるだけでもありがたいことだ。
なんせ45年前やからな。






1974 ONE STEP FESTIVAL その2
上田正樹&サウス・トゥ・サウス


ジュリーに続いて、
「上田正樹&サウス・トゥ・サウス」。

1974年ということは、キー坊は、
レコード・デビューはしているけど、
『ぼちぼちいこか』も『この熱い魂を伝えたいんや』も
1975年リリースなので、それらの出る前ということだ。
メンバーは、上田正樹(vo)、有山淳司(g)、
堤和美(g)、荻原義郎(g)、宮内良和(key)、
藤井裕(b)、上場正俊(dr)、
そして、石田長生(g)!

頭3曲が、『ぼちぼちいこか』的、
有山淳司とのアコースティック・ブルース、
そして、4曲目からは、
『この熱い魂を伝えたいんや』的、
ファンキー・チューン。
基本的にこの2枚のアルバムに繋がっていく
時期の演奏だ。

キー坊の声が、若い(25歳)けど
今よりもずっとガラガラです。
録音のせいもあるかもしれないけど。

こんなん CD にしてええんか、という
放送禁止(下ネタ)用語(大阪3文字
東京4文字)を発しております。

そして、藤井裕のベースが良い。
ドラムは、正木五郎の加入前で、上場正俊。

石やん、この時22歳やけど、
すでに石田節の匂いプンプンです。

スモーキーメディスンが、確か名古屋やったと思うけど、
何かのイベントに出演した時、
石やん(大阪のバンド)が、ステップ踏んで
ギター弾いているのに Char が驚いたという話を
聴いたことがあるけど、1974年、
初めて大阪弁のブルースを聴いた関東在住の
人々は、一体どんな感想を持ったんやろう。



シュガーベイブも聴きたいけど、
21枚組にも入っていなかったし、
おそらく達郎がOKしないんだろうな。(推測)





2019.10.14

AS IT HAPPENS LIVE vol.8

シンガー和田明とのライヴも
8回目を迎えた。
初ライヴが、一昨年の6月25日だったから、
1年に3回のペースで続いていることになる。
この間に、明は、Motion Blue や JZ Brat に
出演するようになり、MALTAさんのステージに
ゲスト出演したり、布川俊樹(gt)さんと
デュオアルバムをリリースし、
桑原あいちゃん(pf)のアルバムにゲストで
参加したりと大きく活躍の場を広げてきた。

何十年もいつもいつも何かに迷いながら
音楽を続けてきた私が、明との共演で
いつも感じることがある。

それは、「音楽は楽しい」。

とてもシンプルなことだが、
音楽を創り出すことの醍醐味を
味わうことが出来るのだ。
それは、彼が日頃、厳しいプロの世界で、
しのぎを削って生きているからこその
ことだと思っている。
もちろん、アマチュアとの演奏であっても
音楽は楽しい。
(私がアマチュアですからね。)
しかし、私が感じているのは、
アマチュア同士のそれとはまた違うものだ。

今日のライヴ、雨の中、多くの方に
お出でいただき、満席となった。
半分以上の方が、初めてこのデュオを
聴く方で、楽しんでいただけた(と思う)。


頑張ってコーラスをする筆者

[ SETLIST ]
---1st show ---
1. パレード
2. All Around Me
3. Don't Let Me Be Lonely Tonight
4. 気絶するほど悩ましい
5. あこがれ(つつみオリジナル)
6. Satisfaction
--- 2nd show ---
1. My One And Only Love
2. I Shot The Sheriff
3. Oh! Darling
4. Voices
5. You Are So Beautiful
6. Close To You
7. This Masquerade
EC. 虹職人(明オリジナル)

@ bar dAZE

Guitar : MATON MS T-Byrd


余談だが、2~3日前から
左手の親指の付け根辺りに違和感があり、
ギターでコードを押さえるとき、
フォームによっては軽い痛みがあった。
このまま酷くなったら、ギターが弾けなくなると
ちょっと不安だったのだが、昨夜、
寝るときに パーレ を当てて寝たら、
今日は大分ましになっていて、一安心。

じつは、同じような軽い痛みが
右手にもあるのだが、右手の方は、
今のところギター・プレイに影響がない。
いずれにしろ、還暦がもう目の前に
迫っている年になると、若いころのように
ノーメンテナンスでOKというわけには、
いかなくなってきた。

先日、年を取ると(特に男は?)、
身体の不具合や病気を自慢したがると
いう話を聞いた。
確かに、尿酸値が「7」を超えたぐらいで、
話題にされると、私の「9.4」の記録を
言いたくなる。
自慢しているつもりはないけど、
自慢と言われれば確かにそうだ。

体のあちこちの不具合をこの「ひとりごと」に
自慢してきたが、どうやら、これは
今後ずっと続くんちゃうやろか。

真面目に書くと、
自分の身体のことの備忘録の意味もあって、
ここに書いている面もあるんだけどね。





2019.10.13

台風19号通過

大型の台風19号が通り過ぎた。
いくつもの川が氾濫し、土砂崩れが起き、
今のところ、19人死亡、16人が行方不明と
報道されている。
私の自宅付近は、大きな被害は
なかったようだが、東京都内でも多摩川が
氾濫し、世田谷、大田、江戸川、
墨田区などで停電もあったようだ。

防災対策だけでなく、こういう非常事態は
色んな問題を浮き上がらせる。
東京都台東区では、自主避難所と
なっていた小学校で、
「区民のための避難所」という理由で、
ホームレスの男性の受け入れを
区職員が断ったという。
男性は、軒下でビニール傘を広げて
一晩を過ごしたらしい。
命より住民票の登録地を重要視するという
とんでもなく真面目な区職員の話だ。

ちなみに渋谷区では「原則区民向けだが、
人命にかかわるとして受け入れた」らしい。

***** ***** *****

台風とは関係ないのだけど、
川の氾濫のニュースを見ていて思い出したことがある。
もう20年ぐらい前にある人(占い師?霊能者?)から
「水の近くに住まないように」と言われた。
「苗字が堤(堤防の意)なのに、
川辺や池のそばに住まない方が良い」という
ことが印象に残った。
だから、川のそばに住んでいないわけではなく、
そういう所に引っ越す機会がなかっただけなのだけど。

改めて「堤」という漢字を調べてみると、
「堤防・土手」という意味以外に
「ため池・貯水池」という意味もあってビックリ。


(2019.10.14 追記)。
台風19号による死者は、
14日の午後3時現在で、52人になった。
行方不明者は、16人。
けが人は168人とのこと。
堤防の決壊は、7つの県で
37河川の52か所だという。
とんでもない、大きな被害になってしまった・・・。





2019.10.12

言い切ったな。


銀行のATMコーナーの貼り紙




この世を生き切る醍醐味
樹木希林


『この世を生き切る醍醐味』。
昨年3月、亡くなる半年ほど前に
行われた、樹木希林さんの3日間7時間に
及ぶロング・インタビューをまとめた本だ。

一映画ファンとして、彼女の演技、
出演作品には、本当に楽しませもらったし、
その発言のユニークさや、
内田裕也氏との一風変わった
結婚にも興味があったが、
読み終えて、何というか、
色んな疑問が解けたような気がする。

ああ、だから、あの演技なのだ。
ああ、だから、あの結婚なのだ。
ああ、だから、あの発言なのだ。
と、いう風に。

希林さんだけではなく、娘の也哉子さんの
インタビューも収められており、
より「樹木希林」という人を知ることが出来る。

人との関わり、家族との関わり、子育て、
モノとの関わり、仕事との関わり、
そして自分との関わり、人生との関わり。
也哉子さんも書いているが、
こんな風には、生きたくても
中々生きられない。
でも、刺激的だ。
そして、こんな風に生きられたら、と憧れる。
だから、希林さんは魅力的なんだ。

一般に考える「芸能人」とは、
かけ離れた生活でありながら、
「芸能人」であることの覚悟も凄い。
也哉子さんのそれらの受け継ぎ方も
腹が座っている。

以前、 宮崎奕保 (みやざきえきほ) さんという
僧侶の言葉「悟りとは平気で生きること」

衝撃を受けたことがある。
平気で生きる。
そういう意味では、希林さんは、
悟っていたんだと思う。
「諦観・諦念」と言ってもよい、そういう
感覚を持っていたんじゃないかと思う。

モノに溢れた生活を送る今の自分には、
耳の痛いことも多かったし、
人生も後半戦に入った私としては、
大変 考えさせられた。
そして、彼女の映画をまた観たくなった。

役所広司と共演した『わが母の記』の
希林さんのことを
「座っている姿だけで、凄い」と書いた。
彼女は、役所演じる小説家の母親役なのだが、
年を取るごとにどんどん小さくなっていくのだ。
撮影当時、彼女はまだ60代だった。
一体どうしたら、そんなことが出来るのかと
思っていたが、そのことについても
触れられていて、その回答がまたスゴイ。

また、内田裕也氏のことを良く知らないまま、
余り良い印象を持っていなかったのだけど、
ちょっと印象が変わったよ。

これを読んで、希林さんのことを
もっと知りたくなった。




★★★★★





2019.10.11

大型台風接近中

大型で非常に強い台風19号が、
日本に近づいている。
9月に千葉に猛烈な被害を
もたらした台風15号より大きいようだ。

明日は、色んなイベントが中止になり、
多くの商店が休業、ディズニーランドも休園。
交通機関も運休する路線が多く出ている。

明日、明後日は家から出ず、
月曜日のライヴの準備をするつもりでいる。
今夜は、もう激しい雨になるだろうと
昨夜のうちに食料の買い物を済ませた。

23時ごろ、大して雨が降っていないので
豆腐を買おうと、家の近くのスーパーに
行って驚いた。

豆腐が全部売り切れていて、
ひとつもない!

豆腐売り場


豆腐だけではない。
肉も卵もパンも全く商品がない。

肉売り場


たまご売り場


パン売り場



これぐらい、何もなかったら
変に気持ちええなぁ。
野菜も葉物類は売り切れており、
あるのは芋ぐらい。

明日の昼頃から明後日にかけて
関東は、暴風雨のピークとなるようだが、
経験したことのない台風ということで
警戒が叫ばれている。
大きな被害が出ないことを祈るばかりだ。
一応、自転車が飛ばされないように
紐で括り付けたけど、50mの風が
吹いたら、飛ばされるかも知れない。





2019.10.11

SILVIA PEREZ CRUZ & MARCO MEZQUIDA
シルビア・ペレス・クルス&マルコ・メスキーダ


3日連続のライヴ鑑賞。
一昨日は、イギリス(スティング)、
昨日は、アメリカ(シンディ・ローパー)
今日は、スペイン(シルビア・ペレス・クルス)と
国際色豊かな3日間となった。

「シルビア・ペレス・クルス&マルコ・メスキーダ」
の東京公演は、もともとは、
昨日と一昨日の2日間だったが、
スティング、シンディのチケットを
買っていたため、観られないと思い、
7日の名古屋公演を観てきたことは、
先日書いた通り。
名古屋公演を予約後、今日の追加公演が
発表され、結局、行くことにしたのだった。

今日もホントに素晴らしかった。
このデュオの CD は、まだ出ていないのだが、
東京公演は、CD にするようなことを
(私の聞き違いでなければ)言っていた。
スタンドマイクには、ウインドスクリーンが
取り付けられていたので、録音していることは
間違いないだろう。
最後のショーということが、関係しているのか
どうか分からないが、先日の名古屋公演よりも
重厚に感じた。
名古屋公演では演らなかった曲もあった。

アンコールの2曲目に
「本当に最後の曲です」と言って
日本語の曲を歌った。
「ありがとうございます
皆さんこんばんは
私は日本語ができません
申し訳ありません
ありがとうございます」という歌詞。
ここでついに涙腺決壊。

そして、もう1曲、名古屋の 1st show で
聴いて、もう一度聴きたいと思っていた
"Sound Of Silence" を歌ってくれた。
CD に入るといいな。

アンコールを入れて、80分ぐらい。
今回は、3公演も観ることが出来て、
本当に良かった。
次回は、全公演観たいぐらいです。

ところで、名古屋公演のレビューに私は、
シルビアの歌を「ちょっと形容する言葉が
見つからない」と書いて、ボキャブラリーの
乏しさを露呈したのだけど、
ブルーノートの NEWS & FEATURES に
渡辺亨さんという音楽評論家が、
こんな風に書いている。

シルビアの歌は、燃えさかる炎や
深紅の薔薇のようであり、
乾いた土や孤独の匂いもすれば、
苦い血の味もする。
艶やかな光彩を放ち、官能が匂い立つ。


え~表現やなぁ。
やっぱり、プロの表現は違うなぁ。

初来日公演が伝説化、シルビア・ペレス・クルスが再び

それから、ブルーノートの LIVE REPORTS
東京公演の初日(10月9日)の
セットリストが発表されたので、
最後に記しておこう。
今日は、マルコが曲を決めていたようで、
セットリストは違うだろうけど、参考までに。

REPORT には、
「パフォーマンスの音が
消えるまでじっと聴き入り、その後、
一拍おいて猛烈な拍手と歓声を送った
オーディエンスの真摯さも、シルビア、マルコ
両人を大きくインスパイアしたに違いありません。」

と書かれている。
(レポーターは、原田和典さん)

先日の名古屋公演(1st)の際、
曲終わりの拍手のタイミングが早い客がいて、
凄く嫌だった。
ほとんどの曲で、最後の音が消える前に
拍手をし始める。
「まだ曲が終わっていないのに、
なんて、繊細さを欠いたタイミングで
拍手をするんだろう」と、思った。
特にバラードなら、最後の音が完全に
消えるまで聴いてから、拍手するもんでしょう。

ちゃんと聴いていないのか、我慢できないのか、
誰よりも先に拍手をし始めたいのか、
とにかく、音楽的でないのだ。
ステージは、オーディエンスも一緒になって
創り上げていくものなのだから、
拍手だって、演奏の一部ともいえる。
それぐらいの気持ちで、拍手のタイミングにも
気を使って欲しいもんだ。
というか、音楽を「聴いていれば」、
おのずと拍手のタイミングは分かるもんだ。
今日は、それほど酷いお客さんはいなかったけど。
たまに「ちょっと早いで」という人はいたね。

シルビアは、「また、来日したい」と
言っていたので、早めの再来日を期待しよう。

帰りにこのデュオの主なレパートリーが
書かれたカードが配られた。
カードの写真のシルビアは、
なぜかえらい太った猫を抱っこしている。
飼っている猫だろうかね。


[ MEMBERS ]
Silvia Perez Cruz(vo,g)
Marco Mezquida(p)

@ Blue Note TOKYO
2nd show


【 参 考 】
2019 10.9 WED.[ SETLIST ]
---1st---
1. ESTRELA
2. VESTIDA
3. PLUMITA
4. MANANA
5. ASA BRANCA
6. NINO MUDO
7. ENSUMO L’ABRIL
8. ORACION DEL REMANSO
9. SOUND OF SILENCE
10. SIGA EL BAILE
11. CHRISTUS~LONELY~MY FUNNY VALENTINE
EC. NO SURPRISES
---2nd---
1. ESTRELA
2. MENORCA
3. VESTIDA
4. MALLORCA
5. MANANA
6. ASA BRANCA
7. BARCO NEGRO
8. NINO MUDO
9. ENSUMO L’ABRIL
10. LLORONA
11. SIGA EL BAILE
12. NO SURPRISES
EC1. JOIA~JAP
EC2. PEQUENO VALS





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