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キューバ/メキシコ'18
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カレー 1 2 3
ハンバーグ 1
その他 1 2 3 4
写真展「僥倖」2022
100km WALK 2023
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2023.12.4
退職モデル
にわかにギターの購入意欲が
上がってきている。
いや、具体的に欲しいブツがあるわけではない。
違う言い方をするならば、
具体的なターゲットなどなくても、
いつもいつも、どこでも常に、
ギターは欲しいんだ。
これは、ギタリストであるならば、当然のこと。
ある人が、それを「ギタリストのサガ」と
表現していたのを 何年か前に読んで
妙に納得した覚えがある。
まあ、ギター弾き全員がそういうわけでは
ないだろうけど。
今回の購入意欲の背景は、退職祝い。
昨年、還暦祝いとこじ付けて、
コリングスのセミアコを入手したが、
この12月で、18年勤めた会社を
退職することにしたので、その記念購入だ。
そんな記念購入なるものが、
世の中にあるのかないのか私は知らん。
でも私が、そう決めたのだからそれで良い。
どうせ買うなら、というか、退職するわけで、
収入が激減することを踏まえて、
手放す時にあまり値下がりしないモデルで、
私の欲を満たすモノが望ましい。
幸い、昨年購入したコリングスは、
新品の販売価格が、現在、税込143万円に
値上がりしており、妻には、財テクだと
ごまかしたこともまんざらではない状態になっている。
話しはそれるが、2005年に1975年製の
フェンダー、テレキャスター・シンラインを入手した。
Tokyo Guitar Show に行っての衝動買いだった。
30万円ちょうどだったと思う。
年代の割にあまり痛んでおらす、
とても良い個体であったと思うのだが、
2009年にギブソンのバードランドを買った時に、
良心の呵責に耐えられず(なぜ?)、
手放してしまった。
我ながら、全くもって、小物である。
30万円で買ったモノが、30万円で売れたのは
良かったが(委託販売だったので、私の手元には
24万円入った)、現在の市場価格なら、
60万円から80万円の間で取引されているモノだ。
これは、手放さなければ良かったと
ちょっと後悔している。
いや、私はギターが欲しいのであって、
高く売って儲けたい訳ではないのだが、
手放す時に高値が付くに越したことはない。
例えば、30万円で買ったギターが、
10年後に40万円で売れたなら、
10年間ただで使って、なお10万円お小遣いが
もらえたということになる。
30万円で売れたとしても、10年間ただで
使えたことになるもんね。
まあ、基本的に多くのギターは、
値打ちが下がる一方で、そんなに簡単には
値上がりしないんだけどね。
てなことを考えながら、趣味と実益を
兼ねた退職記念ギターを物色しているのである。
そんなことより「練習せえよ」という声が
聞こえるのは、気のせいか。
2023.12.3
TOKYO DATING
渡辺貞夫
SHISEIDO presents Christmas Gift vol. 30

10月の渡辺貞夫オーケストラ公演が、
ご本人の体調不良のため、中止になった。
なにしろ 90歳なので、体調不良と聞くと、
ヒヤリとする。
10月は、いくつかの公演が中止になったが、
11月からは、また九州や中国地方を周られたようだ。
凄いなぁ。
そして、昨日は横浜(関内ホール)、
今日が東京(サントリーホール)なのだ。
例年、オーチャードホールで行われている
クリスマスコンサートが、今年はサントリーホールなんだ。
この資生堂プレゼンツのコンサート、
vol. 30 とあったから、30年続いているんだろうな。
すごいパートナーシップだ。
毎年、資生堂からのお土産もあってそれも楽しみ。
今年は、化粧品とチョコレートと、
『My Dear Life』の楽譜が印刷されたポーチだったよ。
さて、ライヴは1部がカルテット。
メンバーが嬉しい。
ピアノに ラッセル・フェランテ、
ベースが ベン・ウィリアムスだ。
そしてドラムは、竹村一哲。
良いねー、竹村一哲。
とても良いよ。
2部は、ホーン4人[村田陽一(tb),
西村浩二(tp), 奧村晶(tp), 小池修(ts)]を
加えての8人編成。
アレンジは、村田陽一。
きっちりアレンジされたホーンが加わると
なんだか映画音楽のようになるんだ。
(本当は、そういう音楽を映画に使ったわけで、
逆なんだけどね。)
1曲終わるたびの貞夫さんの楽しそうな
幸せそうな満面の笑み。
メンバーがソロしている姿を見つめる
嬉しそうな笑顔。
全くもってピースフルな時間です。
最後は、もうその存在に感動してしまって
落涙でした。
この人、人間国宝にすべき、日本。
[ MEMBERS ]
渡辺貞夫 (as)
Russell Ferrante (p)
Ben Williams (b)
竹村一哲 (ds)
村田陽一(tb)
西村浩二(tp, flh)
佐久間勲(tp, flh)
小池修(ts)
[ SETLIST ]
第1部
1. PEACE
2. TOKYO DATING
3. LAURA
4. TREE TOPS
5. ONE FOR JOJO
6. I'M A FOOL TO WANT YOU
7. LAMENT
8. AIRY
第2部
9. COME TODAY
10. I MISS YOU WHEN I THINK OF YOU
11. FOREST SONG
12. WHAT SECOND LINE
13. ONLY IN MY MIND
14. SAMBA EM PRELUDIO
15. GEMMATION
16. LIFE IS ALL LIKE THAT
17. SONHO DE NATAL(CHRISTMAS DREAM)
18. HARAMBEE
19. GIVE PEACE A CHANCE
EC. CARINHOSO
@ サントリーホール
2023.12.2
BEALE STREET
メンフィスのビール・ストリートで見つけた
「Beale Street Merchants Association」
(ビールストリート商店会?)のロゴ。

見覚えがあったので、1985年の旅行の時に
写真を撮っていたのだと思って、
探してみたら、なかった。
でも、この BEALE ST. の文字がラッパに
なっている図柄は、間違いなく知っている。
写真でないのなら 何で知っているんだろうと
考えて思い出した。
これだ。

そう、トランプ。

85年にメンフィスを訪れた際に買ったんだ。
38年間大切に持っているというのも珍しくないか?
カードにはちゃんと「MEMPHIS, TENN」と
書いてあるのが嬉しい。
(TENN. はテネシー州の略)
でも、ケースの裏には、小さな文字で
「HONG KONG」って書いてあるんだよ。
2023.12.2
Char Live Tour 2023
---Soliloquy---

Char さんの秋の全国ツアー。
今日明日は、2デイズで 六本木 EXシアターだ。
5月にスモーキーメディスン、
6月に JLC & PINK CLOUD トリビュートライブを
2日間観たので、今年は 今日で4回目のライヴだ。
1曲目『Beyond The Beyond』で始まった。
VOX のモデリングギター(というのかな)
Starstream で ビョンビョンというシンセ風の音で
弾くのだけど、素のエレキギターの音が好きな
私としては、あんまり好ましくないんだ。
2曲目も Starstream で『Infant Elephant』。
その途中で、バーガンディミストの
ストラトキャスターに持ち替えた。
気が付くと、始まってから 30分以上インスト曲が続いた。
『Infant Elephant』や『I Feel Free』のように
少しだけ声を出す部分もあったのだけど、
30分以上、まともに歌わないということは
珍しかったので、もしかしたら、声の調子が
悪いのかと余計な心配をしてしまった。
でも、そんなことはなかった。
考えてみたら、ニューアルバム『SOLILOQUY』が
インストゥルメンタル・アルバムなんだよな。
そんなわけで、ツアーのタイトルにもなっている通り、
ニューアルバム『SOLILOQUY』から、
前述の『Beyond The Beyond』、
『Infant Elephant』、『I Feel Free』の
ほかにも『Jeff-Soliloquy』、
『Star-Pole-Page12-』などを演った。
あとは、『All Around Me』、
『Moving Again』、
『Shinin' You, Shinin' Day』など。
1曲、新曲っぽいのがあったけど、
それも良かったな。
『Smoky』を演ったので、えらい今日は
早いなぁ、と思ったら、なんと、それが本編最後。
『Smoky』終了で、まだ75分しか経っていなかった。
「短いな」と、ちょっと会場がざわついた。
アンコールは、『Rainbow Shoes』。
いったん引っ込んで、2回目のアンコールは
『You’re Like A Doll Baby』。
また引っ込んで、3回目のアンコールは、
座ってアコギで、キーボードとふたりで
『Kindesalter』と『Layla』のコーダ部分のメドレー。
これもニューアルバムからの曲。
トータルで、1時間40分ぐらい。
やっぱりちょい短い。
明日もあるからかな。
アンコールで3曲演るにしても、以前なら、
一気に演っていたのに、度に出入りするのは、
時間稼ぎのようにも思えてしまった。
ギターは、VOX のスタ―ストリーム、
バーガンディミストのストラトキャスター
ピンクペイズリーのムスタング、
ゴールドトップのレスポール、
そして、ヤマハのアコギ。
メンバーに、新しい人が加わっていた。
ドラムが オーストラリア人の Tully Ryan、
キーボードは、今年、夏の山下達郎でも
観た柴田俊文。
なんだか意外な感じもしたけど、
柴田さんは、佐橋佳幸さんとも演っているから、
そう考えると意外でもないのか。
でも、共演は今回の初めてのようだ。
ベースは、長年変わらずの澤田浩史。
Char さんは、外国人ドラマーとの
相性が良いんだな。
ロバート・ブリル、ジム・コウプリー、
そして、今回のタリー・ライアンとも、
相性が良いと思ったね。
[ MEMBERS ]
Char (vo, gt)
澤田浩史 (b)
Tully Ryan (dr)
柴田俊文 (key)
@ EX THEATER ROPPONGI
Char Live Tour 2023 <Soliloquy>
11月17日(金)群馬 高崎芸術劇場スタジオシアター
11月18日(土)Zepp Nagoya
11月23日(木・祝)Zepp Namba
12月2日(土)EX THEATER ROPPONGI
12月3日(日)EX THEATER ROPPONGI
12月16日(土)KT ZEPP YOKOHAMA
[ 関連記事 ]
ツアー直前インタビュー(YOUNG GUTAR)
2023.12.1
チャーシューワンタン麺
何度もリピートしている、
お気に入りの町中華で、
ランチを食べようと その店に向かった。
そこは人気のある店で、
並んでいることも珍しくないのだが、
今日も数人並んで待っていた。
回転は早いので、並んで待っても
良かったのだけど、隣りにある
入ったことのない中華そば屋を
試してみようという気になった。
店の前の看板には、美味そうな
「チャーシューワンタン麺」の写真が
貼られていたんだ。
お店の扉を開け、
店内に足を踏み込んで、一瞬固まった。
時間はお昼の1時。
隣りの町中華は、満席だというのに、
その中華そば屋には、
客がひとりもいなかった。
「しまった、失敗したかも」と思ったけど、
まあ、話しのネタにと、席に付いた。
メニューを見て、がら空きの訳が分かったよ。
高いねん。
一番安いネギソバで、2,500円、
チャーシュー麺やワンタン麺は 3,000円、
私が気になっていたチャーシューワンタン麺は、
3,500円だった。
店頭の看板に、値段が書いてないことには、
気付いていた。
でもまあ、高くても1,500〜2,000円だろうと
思っていたら、予想を遥かに超えていた。
もう来ることもないだろうから、
まぁいいかと思い、食べたかった
チャーシューワンタン麺 3,500円を 注文した。

チャーシューもワンタンもスープも麺も美味い。
そりゃそうだわな、3,500円だものと思い、
メニューに目をやると「税別」の文字が。
げっ!3,850円やん。
これ、もしかしたら、私の人生史上
最高に高いラーメンかも。
美味し買ったけど、「3,850円出して
また食べるか?」と聞かれれば、ノーだなぁ。
元々そんなにラーメン好きでもないし。
1,500円位ならリピートもありかも知れないけど。
まぁ、人生何事も経験、ということで。
2023.11.30
末原康志
「末原名人」こと 末原康志というギタリストがいる。
いや、いた。
一時期、雑誌「ギターマガジン」で良く名前を
見たものだけど、そういえば最近見ないな、
どうしてはるんやろ、とググってみた。
2021年7月4日に亡くなっていた。
食道癌だったらしい。
享年 65歳。
ちょっと若い。
リットーミュージックの『アコースティックギター』という
雑誌に載っていた、末原氏のアレンジの
『Desperado』が好きで、一時期取り組んだ。
8割方弾けるようになって、完成まで行かずに
そのままになってしまっている。
[関連記事]
追悼 末原康志 ギター・マガジンを支えてくれた恩人へ
今年は、特にミュージシャンの、
それも国内のアーティストの訃報が
続いているような印象が強い。
高橋幸宏、坂本龍一、谷村新司、
もんたよしのり、大橋純子、KAN・・・。
海外では、ジェフ・ベック、
バート・バカラック、ボビー・コールドウェル、
アーマッド・ジャマル、ティナ・ターナー、
ロビー・ロバートソン・・・。
訃報新聞というサイトを見つけたので
見ていたら、知っているミュージシャンが
他にも何人も亡くなっていた。
三浦徳子(作詞家)
2023年 11月6日 死去 享年75歳
Carla Bley(ジャズピアニスト)
2023年 10月17日 死去 享年88歳
Jimmy Buffett(ミュージシャン)
2023年 9月1日 死去 享年78歳
Bernie Marsden(ギタリスト)
2023年 8月24日 死去 享年73歳
桑原和男(喜劇俳優)ミュージシャンちゃうけど
2023年 8月10日 死去 享年88歳
Randy Meisner(ベーシスト/元 Eagles)
2023年 7月26日 死去 享年78歳
Tony Bennett(シンガー)
2023年 7月21日 死去 享年98歳
この数カ月だけでこんなに。
合掌。
作詞家の三浦徳子(よしこ)さんは、
『モニカ』(吉川晃司)、『CAT'S EYE』(杏里)、
『お嫁サンバ』(郷ひろみ)、『風を感じて』(浜田省吾)、
『ス・ト・リ・ッ・パ・ー』『6番目のユ・ウ・ウ・ツ』(沢田研二)、
『青い珊瑚礁』『チェリーブラッサム』(松田聖子)、
『真夜中のドア Stay With Me』(松原みき)、
『みずいろの雨』『パープルタウン』(八神純子)
など、たくさんの昭和のヒット曲を作詞された。
2023.11.29
カレーはスポーツだ! #67
マッサンカレーガイヤーンー/コンロウ(恵比寿)
★★★★☆
タイ料理「コンロウ」のランチメニュー
「マッサンカレーガイヤーン」
ミニサラダが付いて900円也。

マッサンカレーは、タイらしい甘酸っぱい、
さわやかなカレー。
そんなに辛くない。
彩りもきれいだ。
ガイヤーンは、タイの東北地方の
名物料理で、タイ式ローストチキン。
やや甘辛な味付けで旨い。
2023.11.26
たまには良いことがある
1年に1回か2回、宅配ピザを食べたくなる。
もっと美味しい所があるかも知れない、
と、いくつかのお店を試したけど、
意外と、美味しくない店もあって
結局、ピザーラに戻ってしまう。
まあ、どこまで行っても、宅配ピザは
宅配ピザの味で、美味いピザを食いたければ、
美味いピッツェリアに行って食うのが
一番だけどね。
昨日は、出かける気がしなくて、
家でゆっくり ワインでも飲もうと思い、
ネットでピザ(ピザーラ)を注文したんだ。
商品を選んで、最後のお買い上げボタンを
押した後、何やら抽選が始まり、
数秒後に「当たり!」と表示された。

何のことかと思うと、
「ピザーラ感謝祭 100人に1人無料!」
という抽選に当たったようなのだ。
ホンマかいな、と思っていると、ちゃんと
「当選おめでとうございます」という
メールも届いた。
で、代金、2,138円が無料になった。
あまり、くじ運は強い方ではないと、
自分では思っているのだけど、
たまにはこういうこともあるんだな。
こんなことなら、もっと頼めばよかった、
と思うのは、品のない証拠だ。
そういえば、25年ぐらい前、ビックカメラの
実店舗で、会計時にやはり
「100人にひとり無料」というのをやっていた。
それをやっていた期間に私も数回、
買い物をしたけど、もちろん当たったことなど
なかったんだけど、当時の知り合いが、
渋谷のビックカメラで、PCを買ったときに
当たったんだ。
総額20万円以上だったと思う。
無料になるのは、乾電池一個であろうと、
10万円、20万円する家電であろうと、
おそらく機械的に選ばれているのであって、関係ない。
でも、お店としては、あまり高額の時に
あたりが出るのは、望ましくなかっただろう。
その人が、PCを無料で入手してしばらくしたら、
ビックカメラの「100人にひとり無料」は、
「最高10万円まで」にルールが、変更されたよ。
ほかにも、高額買い物時に当たった人が
いたんだろうな。
2023.11.23
DARYL HALL and
THE DARYL’S HOUSE BAND
with Special Guest TODD RUDGTEN
ダリル・ホール アンド・ザ・ダリルズ・ハウス・バンド
ウィズ スペシャルゲスト トッド・ラングレン

行ってきたよー。
人生初、ダリル・ホール(77歳)。
死ぬまでに観ておくべきアーティスト・リストの一人だ。
出来ることなら、ホール&オーツとして
観たかったけど、贅沢は言うまい。
今回は、スペシャル・ゲストとして、
トッド・ラングレンも一緒だからね。
とは言うものの。
ホール&オーツは、好きな曲が
『Sara Smile』、『Wait For Me』、
『Everytime You Go Away』、
『I Can’t Go For That』、『Private Eyes』、
『Kiss On My List』などいっぱい
思い浮かぶのだけど、トッド・ラングレン(75歳)は、
1978年の『Can We Still Be Friends』しか
思い浮かばなかった。
でも、この曲がええのです。
超美メロです。
何度聴いても切ないです。
会場は、有明の東京ガーデンシアター。
事前に発表されたタイムテーブルでは、
17:00 Cornelius
18:15 Todd Rundgren
19:35 Daryl Hall and The daryl’s House Band
となっており、オープニングアクトに
小山田圭吾のソロプロジェクト「Cornelius」まで
加わり、ちょっとたっぷりな内容だった。
席は、3階スタンド席Cブロックの1列目。
東京ガーデンシアターの席は、アリーナ、
スタンド3階、スタンド4階、スタンド5階と、
四層になっているのだが、今日の私の席、
あまり高い位置から見下ろす感じでもなく、
視界に障害物もないため、
とても観やすい良い席だったよ。
チケット、18,000円ですからね。
開演前

17:00ちょうどに開演。
Cornelius は、約40分演奏。
バンドは、4人。
彼らのことは、良く知らない上に、
さほど好きなタイプの音楽じゃなかったため、
3曲目ぐらいから、寝てしまった。
ステージのセッティングのための休憩があり、
続いて、トッド・ラングレン の出番。
75歳とは思えぬ、歌声。
結局、知っている曲は
『I Saw The Light』とカバーの3曲。
『I'm So Proud (The Impressions cover)』
『Ooo Baby Baby (The Miracles cover)』
『I Want You (Marvin Gaye cover)』
だけだった。
トッドは、ソウル・ミュージック好きなのだな。
私の席の両隣のおじさんはそれぞれ、
何曲かのイントロで反応していたので、
ファンなんだろうな。
演奏時間は、60分強。
休憩を挟んでいよいよダリル・ホールの登場。
1曲目からアリーナは総立ちです。
良かった、スタンド席で。
この人も77歳だというのに、結構な歌声。
確かに高音部は出なくなっているのは
分かるけど、衰えているという感じはない。

個人的ハイライトは、次の数曲。
まず、『Everytime You Go Away』。
80年代、アポロシアターでのライヴのビデオで、
「イギリスのアーティストが唄っているけど、
これがオリジナルだ」と言って、唄い出したのと
同様にポール・ヤングの名前を出し、
「これがオリジナルだ」と言って唄い出したよ。
そして、『Sara Smile』。
大好きな曲です。
『I Can't Go for That (No Can Do)』が
本編最後で、アンコールには
トッドも交えて、『Wait for Me』。
そして、ここでトッドの『Can We Still Be Friends』。
ダリルが、大好きな曲だという The Delfonics の
カバーで『Didn't I (Blow Your Mind This Time)』
アンコール最後は、『Private Eyes』。
これらの曲が聴けたので、満足です。
終演は、21時を過ぎていたので、
開演から4時間以上が経っていたよ。

ギターはテレキャスターを数本使用。
[ MEMBERS ]
Cornelius
Todd Rundgren
Daryl Hall
<The Daryl’s House Band>
・Shane Theriot (Guitar)
・Greg Mayo (Key)
・Klyde Jones (Bass)
・Brian Dunne (Drums)
・Porter Carroll (Percussions)
・Charlie DeChant (Sax)
@ 東京ガーデンシアター
[ SETLIST ] Daryl Hall
01. Dreamtime
02. oolish Pride
03. Out of Touch
04. Say It Isn't So
05. I'm in a Philly Mood
06. Everytime You Go Away
07. Babs and Babs
08. Here Comes the Rain Again (Eurythmics cover)
09. Sara Smile
10. I Can't Go for That (No Can Do)
Encore :
11. Wait for Me [with Todd Rundgren]
12. Can We Still Be Friends (Todd Rundgren cover) [with Todd Rundgren]
13. Didn't I (Blow Your Mind This Time) (The Delfonics cover) [with Todd Rundgren]
14. Private Eyes
ダリルのYouTube「Live From Daryl's House」
でもふたり一緒に『Can We Still Be Friends』を
演っております。
↓
Daryl Hall - Can We Still Be Friends
2023.11.22
38年ぶりにアメリカを撮った
1985年、阪神タイガースが日本一に
輝いた年に私はアメリカを横断した。
そして、38年ぶりに阪神が優勝した今年、
私は再び、アメリカの土を踏んだ。
(何の関係もないけど。)
ニューヨーク2泊、メンフィス2泊、
4泊6日のやや強行軍な旅行。
あの時観たアメリカとは、
ずい分と様変わりしてしまった印象だった。
それにしても、行き先がニューヨークと
メンフィスになったのは、とても興味深い。
なぜなら、この2つの街は、1985年の
アメリカ旅行の中でもとりわけ思い出深い街だったんだ。
その土地に、私が意図したわけではなく、
自然に行くことになったんだ。
今回の旅行は元々、友人夫婦の次男が、
アーカンソー州立大学に留学中で、
彼に会いに行くというのが始まりだった。
その大学は、メンフィスから100キロほどの
所なので、メンフィスは自然に決まったんだ。
日本から、メンフィスへの直行便は飛んでいないので、
どこかの都市を経由することになる。
いくつかの候補があるんだけど、
私は特に希望はなかった。
友人が、ニューヨークに行きたいと言ったので、
ニューヨークになったんだけど、妻も
ニューヨーク(というか MOMA とメトロポリタン
美術館)に行きたかったようだった。
結果的に、思い出深い二つの街を
38年ぶりに訪れることになったんだ。
何も考えずにこの2つの街を訪れたのだけど、
これは、後になって考えると、
かなり、興味深いことなんだよ。
アメリカに行く前には、38年前と同じ場所で
写真を撮るなんて、アイディアはなかった。
もし、思いついていたなら、もっと下調べや
準備をして、面白い写真がもっと撮れたかも
しれないと思うのだが、今さら言っても遅い。
ニューヨーク2日目、ロックフェラーセンターを
見つけたときに、1985年の写真を思い出したんだ。
1985年

2023年

そして、カルティエにビルを観たときにも。
1985年

2023年

こちらは、夜のタイムズスクエア。
1985年

2023年

そして、テネシー州メンフィス、ビール・ストリートにて。
1985年

2023年

この写真が、ビール・ストリートだったかどうかなんて
覚えていなかったのだけど、実物の建物を観たとき、
すぐにこの 85年の写真を思い出したよ。
85年の 800枚ほどのアメリカの写真は、
何度も何度も見返して、写真展の展示用に
選んだりしたものでしっかり脳裏に焼き付いていたんだな。
こちらですこし大きめの写真をご覧になれます。
2023.11.21
JESSE VAN RULLER TRIO
with SEBASTIAAN KAPTEIN & SATSUKI KUSUI
ジェシ・ヴァン・ルーラー・トリオ
with セバスティアン・カプテイン & 楠井五月

オランダ人ギタリスト、ジェシ・ヴァン・ルーラーの
久しぶりのライヴ。
ジャシのライヴは、2005年、2012年、2015年と
観ているが、なんと8年ぶりだった。
始めて観たときには、30代で若手な感じだった
ジェシも今や50代で、ちょっぴり髪の毛が
寂しくなっていたよ。
今回は、日本人ベーシスト 楠井五月
(かすいさつき)を迎えてのトリオ。
先日、観たジュリアン・ラージとは
全く違うタイプのギター。
誤解を恐れずに書くと、そんなに盛り上がらない。
ジュリアンの方が、分かりやすいと言えばよいのかな。
私はどちらも好きで、今日は特に後半、
どんどん良くなっていた感じがする。
演奏が、というよりは、曲の好みだと思うけど。
ジェシのギターは、日本製 Westville の
美しいフルアコ。
ロビーにも展示されていたし、ジェシが
MCでも紹介していたので、
サポートしているんだろうな。
それにしても、凄いです、Westville。
そうそうたるメンバーが、使っているもんね。
私はどうも形が好きになれなくて、
欲しいとは思わないんだけど。
音は、素晴らしいね。
もう、何人ものプロの演奏を聴いているよ。
ジェシは、ペダルも使って、リバース音を出したり、
新しいテクノロジーも取り入れている感じ。
セバスティアンは、結構派手に叩いているのに
全くうるさくないドラムで好感度アップ。
ベースの楠井五月は、名前は観たことがあったけど、
顔を見たら、たぶん初めてだったと思った。
やや控えめな印象も感じたけど、さすがに
メンバーに選ばれるだけのことは、ある。
当たり前やけど。
ジェシのソロよりも彼のソロで、何度か歓声が
上がっていたので、仲間やファンが観に来て
いたんだろうな。
メンバー紹介では、「数日前に会った
新しい友達」と言っていたので、来日して
初めて音合わせをしたということかな。
[ MEMBERS ]
Jesse van Ruller (g)
Sebastiaan Kaptein (ds)
Satsuki Kusui/楠井五月 (b)
@COTTON CLUB
2nd show
2023.11.19
お尻が痛い
昨年4月新型コロナウイルスに感染した時、
感染5日目あたりから数日間、
夜眠れないほどお尻の辺りに痛みがあった。
その時は、坐骨神経痛だと勘違いしていたが、
そうではなかったようで、5日間ほどで
痛みは治まった。
10日ほど前から風邪を引いている。
症状が違うのでコロナではないと思うが。
最初に症状を感じたのは、11月10日。
7日にアメリカから帰国して、疲れていた上に
10日は、2時間ほどの睡眠で滋賀に
日帰りの用があった。
その日、ちょっと調子が悪いなと思ったのが始まり。
翌日11日土曜日は、一日家でゆっくりしたけど、
その次の日(11/12)は、銀座から(9キロぐらい)
歩いて帰るぐらい元気があった。
月曜日(11/13)の夕方に熱があるなと
感じたので、夜の予定をキャンセルして帰宅。
熱は、37℃を少し超えたぐらいで大したことはないが、
身体はしんどい。
翌11/14は、仕事を休んで一日中寝ていた。
咳もほとんどなく、鼻水も大したことはない。
でも、風邪だろうと思う。
金曜日の夜にまた熱が出た。(37.3℃)
今日は、大阪に母の米寿の祝いに行く予定だったが、
いくらなんでも、風邪を引いているのに
高齢の母と癌患者の姉に会うわけには
いかないのでキャンセルした。
そういえば、昨年のコロナの時も大阪行きを
延期したな。
普段こんなことないんだけどね。
で、お尻が痛いんだ。
お尻の筋肉。
痛いというか、だるいというか、
正確に表現できないんだけど。
2、3日前からどんどん痛くなって行って、
今日の昼間がピークだった。
あのコロナの時、坐骨神経痛と勘違いした
やつと似ている。一緒かも知れない。
お尻の筋肉が痛くて寝ていられない。
座っていたり立っているとマシなんだけど、
寝ると痛いんだ。
バンテリンを貼ったら、少し楽になったけど。
なんだろうね、これは。
「風邪 お尻 痛い」とか検索しても
それらしきことは、ヒットしない。
私だけの症状かな。
風邪をひくと関節が痛かったり、だるかったり
することはあったけど、お尻は新しいよな。
先々週の金曜日(11/10)を引き始めだと
すると今日で10日目だから、そろそろ
回復期に入ると思いたい。
(2023.11.20 追記)
今回の風邪のことで記録のため、
昨日書かなかったことを書き加えておく。
風邪だと感じ始めた、10日の夜からだったか
翌11日からだったか不明確だが、家にあった
風邪薬(「パブロンエースPro」だったと思う)を服用した。
たぶん、2~3日にわたり、6~7回。
飲むと風邪の症状がましになったような気がした。
だから、12日は銀座から歩いて帰る気に
なったんだと思う。
しかし、その薬が合わなかったのか、
13日あたりから、ふくらはぎ、ふともも、
腹、背中に発疹が出てきた。
いつもではないが、こいつが痒い。
痒みは、4~5日続いた。
今は、痒みは収まったけど、発疹のあとは
まだブツブツに残っている。
そういえば、以前にも似たようなことが
あったが、薬が何だったか覚えていない。
風邪薬が合わなかったのか、
単に身体が弱っていたのか、分からないが、
薬のほかに心当たりもない。
合わなかった薬は、ちゃんと記録しておく
必要があるね。
お尻の痛さは、昨夜寝る頃には、
ほとんど気にならない程度になり、
湿布も貼らなくて済んだ。
なんだったんだろうな。
2023.11.19
Conhecendo um Brasileiro
ブラジル人との出会い
11月2日から7日まで4泊6日で
アメリカに行ってきた。
38年ぶりにニューヨークとメンフィスを訪れたんだ。
忘れないうちにそのレポートを書きたいと思いながら、
あっという間に10日が過ぎた。
今日もアメリカのレポートではないのだけど。
帰路は、メンフィスからダラスまで国内線で飛び、
ダラスで羽田行きに乗り換えたのだけど、
ダラスの空港で、同じ JAL に乗る外国人に
声をかけられた。
彼ら(夫婦)は、ブラジル人。
日本が大好きで、彼の方は5回目の
来日だという。
3年前から日本語を勉強しているらしいが、
ひらがなやカタカナは読めるという。
LINE を交換し、滞在中に一度会いましょうと
いうことになり、先日、会ってきたよ。
ブラジル人と話すのは、彼らが初めてだったと思う。
ブラジルは、ポルトガル語。
ポルトガル語なんて「こんにちは」も
「ありがとう」も知らない。
ご主人の方は、英語も話せるみたいなのだけど、
私の英語力が心もとない。
そんな言葉の問題があるので、どうなるかなと
思っていたけど、スマホにインストールできる、
無料の翻訳アプリのおかげで、ずい分と
色々話すことが出来たよ。
ホントに便利な時代になった。
彼らと会うので、慌てて翻訳アプリを入れたのだけど、
こんなことならアメリカでもアプリを使えば、
もっとスムーズだったのにと思った。
アメリカでは、自力の英語でなんとかなると
思っていたんだけど、ホテルでもレストランでも、
全く話にならなかった。
ブラジル人夫婦に話を戻そう。
彼は、エンジニアでコンサルティングもしているよう。
ブラジルの地下鉄の工事などに関わっているようだ。
名刺をもらったので、調べてみると、
よく分からないけど、なんだかプロフェッショナル。
元々は、日本の企業のマネージメントを学ぶために
日本に興味を持ち、日本を好きになったらしい。
奥さんは、精神科医でアーティスト!
特殊な画材で書いた絵の写真を見せてもらった。
ここに紹介したくて、ネットで探したけど見つからないんだ。
住んでいるのは、サンタカタリーナ州ジョインビレ。
リオデジャネイロ や サンパウロ からさらに
南に下った美しい街だ。
「ブラジルは、怖いイメージがある」と伝えたら、
「ジョインビレはとても安全だ」と言っていた。
「海の見えるアパートを持っている。
そこを使ってい良いから、
ブラジルに遊びにおいで」に言われたよ。
そんな色んな話の中で、一番驚いたのは、
音楽の話をしていた時、「楽器は弾かないの?」
と訊かれた時のこと。
「ギターを弾くよ。YouTube チャンネルが
あるから観てみて」と私のチャンネルの
QR コードを示した。
それを読み込んで、私のチェンネルを観た
彼の顔色が変わった。
(なんかめちゃくちゃ驚いてるなぁ、
そんなに意外だったのかなぁ)と思う私に
彼はこう言った。
「このチャンネルは、すでに登録している」
私のチャンネルの登録者数は、たがが290人ほど。
もちろん外国の人もいるのは知っているけど、
チャンネル登録してくれていた人と、
偶然ダラスの空港で出会うでしょうか?
その人と連絡先を交換して、日本で再会するでしょうか?
これには、ちょっとビビったね。
私の YouTube、ブラジルで友人に広めてくれるらしいから、
がんばって新しい曲もアップしなきゃ。
世界中で行ってみたい国が3つあって、
キューバとスペインとアルゼンチンなのだけど、
キューバは2018年に実現した。
あとは、スペインとアルゼンチンだ。
もし、ブラジル行きが実現したら、
アルゼンチンも行きたいなぁ。
タイトルの「Conhecendo um Brasileiro」は、
ポルトガル語で「ブラジル人との出会い」。
ポルトガル語の「ありがとう」は、
「オブリガード(obrigado)」。
音楽用語の「オブリガート(obbligato)」
(イタリア語)に似ている。
ブラジル人の彼に「似ている」と言ったら、
「同じだよ」と言っていた。
(彼はイタリア語も話す。)
音楽用語の「オブリガート」は、メロディ(主旋律)を
引き立たせるための別のメロディ(副旋律)のことだが、
調べてみると、イタリア語の「オブリガート」には
「感謝」の意味もあるようだ。
スペルが微妙に違うものの、
イタリア語の「オブリガート」と
ポルトガル語の「オブリガード」は、
同じ語源なんだろうな。
そうすると、主旋律(メロディ)に対して、
副旋律が感謝を表現しているということになり、
そんなところにも音楽の秘密が隠れているのか
と思ったのでした。
2023.11.18
上原ひろみ ソロ

今日は、上原ひろみのソロ・ピアノを
聴きに行ってきた。
11月に入って、彼女は新しいプロジェクト
「Hiromi’s Sonicwonder」のツアーで
ヨーロッパを周っていたのだけど、
その「Hiromi’s Sonicwonder」の
日本のツアーの前に急遽ソロ公演が決まったのだ。
ブルーノート東京では、今月16日から18日まで、
イリアーヌ・イリアスの公演が予定されいたのだが、
彼女が足に重大な怪我を負い、医師から
渡航及び演奏の停止を言い渡されたとのことで
来日が中止になった。
17,18日は、その代替公演として、
上原ひろみのソロ・ピアノ・ライヴが決まった。
発表されたのが、今月の9日のことで
たまたまブルーノートのサイトで見つけたから、
良かったけど、気付かずに終わってしまう
可能性も大きかった。
発売は、12日(土)の12時だった。
即時完売が予想されたが、やはり、
12時ちょうどに予約のバナーをクリックするも
中々つながらない。
数回目にやっとつながった。
ブルーノートのネット予約は、
日と公演を選択 > 会員番号の確認 >
予約内容確認 > カード情報の確認 >予約決定
と、何度もクリックし、そのたびにページが変わるのだが、
アクセスが殺到しているため、いつもより
ページが変わるのに時間がかかった。
その間に売り切れてしまうのではないかと
やきもきしたながら、予約決定のボタンを押し、
予約が取れたと喜んだのもつかの間、
そのままエラーになってしまった。
アクセスが集中しているせいだ。
もしかしたら、予約は完了しているかもしれないと、
マイページの予約状況を見てみるが、記載がない。
あわてて、再度挑戦。
行きたかった、18日の 2ndショーは
すでに売り切れていたので、
なんとか、1st ショーのチケットの予約完了の
ページまでたどり着き、ボタンを押したものの、
再びエラー。もうお手上げだ。
きっと全部売り切れただろうと、諦めたところ、
「予約完了のお知らせ」メールが届いた。
二度目の決済、1st ショーの方は、
予約が成立していたんだ。ラッキー。
というわけで、大変貴重なライヴを観ることが
できたのでした。
さて、肝心のライヴのレポート。
本日もキレキレの演奏で、何度聴いても、
私はまだ音楽を知らないんだと思わせられる。
ピアノという楽器のポテンシャルについても。 これって凄いよな。
そして、「音楽」というものの美しさと
力強さにも感嘆させられる。
特に印象的だったのは、『Mr. C.C.』や
『Spectrum』におけるスピード感。
pp と ff のダイナミクスの違い。
毎度のことながら、音の粒立ちの美しさ。
大好きな『Seeker』が聴けたのも嬉しい。
もう原曲と違う曲やけど。
約60分で本編終了。
アンコールでしっとりと『Haze』を演ったあと、
またピアノに座り、弾き出した。
「あれ?もう1曲演るのかな」と思っていると
スタッフが、ステージにマイクスタンドを
セットし出した。
「おお、これはゲストがいるぞ。
誰だろう?」と思っていると、トランペットを
持ったアダム・オファリルが登場。
アダムは、ひろみの最新のバンド
「Hiromi's Sonicwonde」のメンバーだ。
(キューバ人です!)
曲は、『Sonicwonderland』収録の
『Reminiscence』だったのけど、
ルバートのイントロ付きで、これが美しかった。
落涙ものでした。
アンコールまで、約80分。
今日は、体調が悪いので直前まで迷っていたけど、
行って良かった。
音楽のおかげで、身体も回復している感じ。
来月の「Hiromi's Sonicwonde」も楽しみだ。
[ MEMBERS ]
上原ひろみ(pf)
guest:Adam O’Farrill(tp)
@Blue Note TOKYO
1st Show
[ SETLIST ]
1. Mr. C.C.
2. Once In A Blue Moon
3. Seeker
4.
5.
6. Spectrum
EC.1. Haze
EC.2. Reminiscence
(2023.11.19 追記)
今朝というか昨夜遅くアップされた
ひろみのインスタを観て驚いた。
なんと2日間4公演のゲストが
全公演で違っていたようなのだ。
アップされた写真には、私が観た
アダム・オファリル のほか、同じく
「Hiromi's Sonicwonde」のメンバー、
ベーシストのアドリアン・フェロー、
「The Piano Quintet」の1st ヴァイオリン、
西江辰郎、タップの熊谷和徳。
もちろん全てシークレット・ゲストだったわけで、
急遽決まった、イリアーヌ・イリアスの
代替公演にも関わらず、こんなことが
出来てしまうのもひろみならでは、
ひろみマジックなのだ、と思うのでした。
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