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つつみしんやのひとりごと 2008年 6月


2008.6.1

祝! その3

「ひとりごと」 一周年である。

光陰矢のごとし、というが正に。

一般に 年をとるほど月日の経つのが早くなる というが、

これまた、確かに。

20代の頃は、週末が待ち遠しかったが、

最近は、待ち遠しく思う前に、気がついたら金曜日だったりする。

数ヶ月先に入れた予定が、気がつくと明日だったりする。

この調子で あっという間に、年をとって一生を終えるのだろうな。

そう思うと、若干焦りもあるが、焦ったところで何かが変わるわけでもなし。

これからも、マイペースで生きるのみ。

これからも、「ひとりごと」 をご愛読ください。





2008.6.5

引き寄せの法則

友人に勧められて 「引き寄せの法則」 という本を読んでいる。

20代後半ぐらいからだっただろうか、所謂 “精神世界” や

“あっちの世界” に関する本を数多く読んだ。

そして、この数年はその手の本から遠ざかっていたのだが、

久しぶりに興味を持ったので読むことにした。

内容は、以前何かで読んだことも含まれるのだが、

それらを分かりやすく、総括的に書かれている感じ。

一言でまとめると、「全ての経験は、自分が引き寄せている」 と

いうことだ。

うれしいことも、いやなことも、全部だ。全部。

違う言い方をすれば、

「人は、自分の関心のある出来事を引き寄せる」 とも言える。

病気のことばかり考えている人は、病気になる。

失敗の心配ばかりしている人は、失敗する。

繁栄に関心のある人は、繁栄する。

楽しいことを考えている人は、楽しい人生。

文句ばっかり言ってる人は、文句を言わなければならないような

出来事が次々起こる。

全部、自分の思考が起こしている(引き寄せている)というのだ。

「いや、そんなことないだろ、俺はいつも成功することを考えてきたのに

ダメだったぞ」 という方、なぜ、ダメだったかも説き明かされます。

私達の毎日の思考は、そのほとんどが無意識で、

自分が何について思考しているか、気付いていない。

だから、欲しくない経験も引き寄せてしまう。

いや、気付いていてもその思考が、自分の人生に起こってくることと

関係あるとは、思っていない。

もし、今日の自分の思考が、明日の自分(の経験)を作り出すと

したら、自分がどんなこと思い考えているか、注意を払うだろ?

私自身、読み始めてから、自分の思考に注意を払うようになったが、

なんと、ネガティヴな思考の多いことよ!

で、ネガティヴな思考に気付いたら、

さっさと違うことに関心を向けることが肝のようだ。

自分が心地よい、楽しくなることに。

今までイヤなこと考えていたのに、それに気付いたからと言って、

パッと考えを変えるのは、初めは難しい。

それで、思いついたのが、ずっと欲しいギターのことを 考えることにた。

それが、手に入ることをね。

これなら、簡単に関心の対象を変えられる。

ちょっと実践してみて、スゴイことになってみるよ。

またの報告を乞うご期待。


「実践してみて・・・」 と書いたけど、人は誰でも、そのことを知っていようと

知らずにいようと、その法則に従って引き寄せ続けているのだから、

「実践してみて・・・」 というのは、正しくないな。

もう、誰もが実践しているのだから。


引き寄せの法則

引き寄せの法則 オフィシャルサイト





2008.6.9

SMV

まだ先のことなのだが、9月に「SMV」という凄いプロジェクトがやってくる。

「SMV」とは、なんと、Stanley Clarke, Marcus Miller, Victor Wooten の3人だ。

こ、これは、観ないわけにはいかないぞ〜。

9月8〜13日 Billboard LIVE TOKYO にて!


ちなみに、この Marcus Miller というベーシスト。

普段あんまり音楽を聴かない妻が、来日の度に

観に行かないと気が済まないほど、カッコ良い。

ルックス良い、歌うまい、ベース上手い、サックスやクラリネットも吹く。

「天は二物を与えず」というのは、嘘だな。







2008.6.11

久々の CHAR

20代半ばから30代にかけて、大好きだった Char 。

今でも好きだけど、この数年、あまり ROCK を聴かなくなり、

彼の LIVE にも行かなくなったのだが、久しぶりに Jim Copley (Dr) と

演ると聞いては 行かないわけにはいかない。

Jim Copley は、90年代 Char と「PSYCHEDELIX」 という

バンドを組んでいて、そのバンドも私は大好きだったのだ。

ということで、今日は、昨年 六本木ミッドタウンにオープンした

Billboard Live へ 初めて行って来た。

私のイメージする “ROCK” には 似合わない会場だ。

それはさておき、今日のメンバーは、

Char (G&Vo)
Jimmy Copley (Dr)
Paul Jackson (B&Vo)
小島良喜 (Key)

この4人の演奏を聴くのは、1996年のデビュー20周年コンサート

(武道館)以来だ。

2001年の25周年コンサートは、Bass が Paul ではなく、

沢田浩史だった。

ああ、かなりマニアックな内容。

そう、そのくらい よく LIVE にも行ったのだ。

たぶん20回以上は行ったな。

今日は何しろ、Char 、Jim 、小島、と大好きなミュージシャンが3人も

いるのだから、演奏が悪かろうはずがない。

そしてゲストに

Micky Moody (G&Vo) (元ホワイトスネイクのギタリスト)。

これがまた中々良かった。

1曲目は、サイケデリックス時代の曲で来るか、と思っていたら、

なんとブルース。

Paul の ヴォーカルで、「Everyday I Have The Blues」 !

他には、Char のヒット曲の 「All Around Me」 や、

ハードロックなインスト 「Rainbow Shoes」

またChar の曲以外に、Cream の 「Strange Brew」 なんかも

聴けてサイコーだった。

私が観たのは1部で、入れ替え制のためか、

アンコールがなかったのが残念。

久しぶりに「Smoky」 聴きたかったな。

Billboard Live さん、会場の都合でアンコール出来ないんなら、

あんなに長いこと客に拍手させず、さっさとアナウンスしてよね。

でも、たぶん、普段の LIVE だと BGM が鳴ったら、

みんなすぐ帰っちゃうんだろうな。

今日は、BGM 流れても全然拍手止めなかったもんね。

15年くらい前、大阪のバナナホールというライブハウスで

そのサイケデリックスを観た時、演奏が終わり、アンコールも終わり、

もう、BGMが流れて、客電も点いて、お客さんが帰りだしたのに、

多くの客が拍手を続けていたら、またまた、Char とバンドメンバーが

登場し、何度目かのアンコールをしたことがある。

そういうことがあるので、Char のファンは、BGM ぐらいでは、

拍手をやめないのだ。




追記

この5月21日に、Jim Copley の初のリーダーアルバムが発売された。

Char や Jeff Beck も参加してるとのことなので、

買わなきゃと思っていたのだが、まだ聴かずに今日のLIVEに望んだ。

今、ネットで調べて納得。

今日演った 「Everyday I have the Blues」 も

「Strange Brew」 「Red Beans & Rice」 も、アルバム収録曲。

おまけに、MICKEY MOODY も参加してたわ。





2008.6.12

ニヤニヤ

あれは、私が高校生の頃。

当時、付き合っていた彼女とデートした帰り、

私は、一人で電車に乗っていた。

すると、途中の駅で同級生のMが乗って来たのだが、

彼に声をかけられるまで、私は気が付かなかった。

M : 「お前、一人で何ニヤニヤしてんねん?」

私は、ビックリした。

と同時に自分がどんな顔をしていたかなんて、全く意識がなく、

ニヤニヤしていたことを少し恥じた。

しかし、ニヤニヤしていたはずである。

さっきまで、女の子とイチャイチャしていて、

その余韻を楽しんでいたのだから。

たぶん、鼻の下も伸びていたに違いない。

そして、すぐ、

「そうか、俺、ニヤニヤしてたんかぁ〜」と、

またその妄想の中へ戻って行ったようで、

「また、ニヤニヤしてんがな、気持ち悪い!」 という

Mの声で現実に引き戻された。

そら、キモチ悪いわ!


時々、いるよね。

電車の中でひとり、ニヤニヤしてる人。

けっして、変人じゃないからね(たぶん)。





2008.6.14

ザ・マジックアワー

私は、満足。

三谷監督の前作、「THE 有頂天ホテル」 は、

それなりに楽しめたけど、いくつか不満の残った覚えがある。

原作脚本の「笑の大学」 も、主役が違えばもっと面白い作品に

出来たかもしれない、と残念な気がした。

しかし、今作 「ザ・マジックアワー」 は、満足。

三谷監督が、「自分の最高傑作」 というのも分かる。

あれだけ、笑わせてもらえれば、十分だ。

期待以上に面白かった。

役者陣、特に佐藤浩市、妻夫木聡、寺島進が素晴らしかった。

チョイ役も、中井貴一 、天海祐希、唐沢寿明、鈴木京香など豪華。

私は楽しめたが、レビューを見ると、「面白くなかった」 とか書いている人が

いるので、人の感じ方は、ホントに様々だなと、いつもながらに思う。





2008.6.14

こんなん見つけた

仕事であることを検索しているうちに面白いサイトへたどり着いた。

写真、画像、動画、文章などを紹介してるサイトでかなり面白い。

笑えるもの、シリアスで考えさせられるもの、あまりに悲惨でまともに

見られないもの、色々だ。

見てたら、いつまででも飽きない。

そんな中で いくつか紹介。

スゴイなと思った雲の写真がこれ

これは、笑える。
トイレから出てきたらここはどこ?という外国のドッキリテレビ。

これなんかもけっこう面白い。

もうひとつ、小話





2008.6.15

才 能

これは、日本のTVでも何度か放映されたらしいのだが、

私は全く知らず、昨日紹介したサイトを観ていて たまたま見つけた。

あまりにも素晴らしいので紹介する。

(YouTube でも観られるようだが、このサイトは字幕を

付けてくれているのでうれしい。)

イギリスのタレント発掘番組で冴えない男の才能が発掘されるところだ。

これ。

結局 彼は、この番組で優勝し、デビューする。

準決勝、決勝の様子はこちら。

私は、この人のことを知らなかったのだが、

検索すると、ネット上でも結構話題になっていたようだ。

あんまり感動したもんだから、何度も観てしまった。

ファーストオーディションが一番いい。

なんだろう? この心をわしづかみにされる感覚は。

全く、誰も期待していないネガティヴな聞き耳の中で、

彼が歌い始めると、数小節聴いただけで、観客から歓声が沸きあがる。

たくさん聴かなくても、ほんの少し聴いただけで、

それが、最後まで聴く価値があるかどうかは、

音楽に詳しくない人でも分かる。

おいしい料理は、ひと口で分かるのと同じだ。

彼の歌はクラシックのプロから見ると、最高ではないそうだが、

そんなことは関係ない。

聴いた人が、素晴らしいと感じる歌が素晴らしいのであって、

それ以外のことは、評論家に任せておけばよい。


私は、プロの音楽家になりたかった頃、デモテープに

「こんなんもありますし、こんなんもありますよ。あ、他にこんなんもあります。」

という感じでたくさんの楽曲を入れたものだ。

それは、「これでどうですか?」

「これであかんかったら、あかんでしょ」 という

自信がなかったからに他ならない。

しかし、才能を表現するのには1曲、いや、8小節もあれば充分だ。

ただ、一発で才能が発掘されるとは限らない。

例えば、ドリカムやレニー・クラビッツだって、アマチュア時代、

断られたり、オーディションに落ちたことがあると聞く。

だから、発掘する側に見抜く力がなかったら、ダメだけど、

本当に才能がある人は、

それを売ってくれる人 (買ってくれる人) と出会うまで、

あきらめずに自分を売り込めば良いのだ。

自分が何かを 「売りたい」 と思ったら、世界に必ず、

それを 「買いたい」 と思っている人がいるらしい。

片一方だけが 存在することはないようだ。

ただ、その二人が出会うまでには、「売りたい(または買いたい)」側の

情熱が必要なだけのようだ。

その情熱が激しければ激しいほど、その出会いまでの時間は縮められて行く。

「情熱」、それを「才能」と呼ぶのかもしれない。


ポール・ポッツは、この4月に初来日を済ませたようで、

残念ながら、観そびれてしまった。





2008.6.16

夫 婦

またまた らばQ ネタなのだが、これは、ジーンと来ます。

夫が死んだ後に妻が注文したもの

女の人はこんなプロポーズされたいんだろうなぁ。

もうひとつ、これは笑えるネタ





MIKE STERN

今日はここ数年、来日のたびに観に行ってる MIKE STERN(g)の LIVE。

今回のメンバーは、

RANDY BRECKER(tp)
DAVE WECKL(ds)
CHRIS MINH DOKY(b)

昨年は、featuring 小曽根真 だったが、

今回は、Randy Brecker を向かえての来日。

Mike はもちろん素晴らしかったのだが、今日は、

昨年はそれほど思わなかった Dave が素晴らしかった。

Mike、Dave、Chris の3人は、昨年の春・秋の来日のメンバーでもあり、

LIVEを数多くこなしてきただけあって、息もピッタリ。

Randy のソロは、さすがにスゴイ。

が、リハ不足なのか、時々、テーマに入りそびれたりする。

それを、Mike が笑顔でフォローするのが、印象的だった。

途中、譜面まで めくってあげてたよ。

アンコールは、なんと The Brecker Brothers の 「Some Skunk Funk」 !

トランペットのケースを持った学生っぽい女の子が、数人来ていたが、

彼女たちの目当ては、Randy だったんだろうな。
















 携帯で撮ってみました。
 
あんまり使ったことないけど、
 きれいに撮れるもんやな。

 



音楽とは関係ないが、Mike Stern って、

いっつも黒の長袖Tシャツに黒のパンツ。

ビックリするぐらい、いつも同じ服装。

今ちょっと家にあるCDとDVDをチェックしてみたら、

彼の映っているDVDは4枚とも黒Tシャツ&黒パンツ。

CDは、彼の写真が載っていた13枚のうち、10枚が

黒のTシャツ(パンツは写ってないのが多いので分からない。)

80年代から ずっとこのカッコでっせ。

ここまで徹底したら、スゴイなぁ。

一体、黒のTシャツ何枚持ってるんやろ・・・。


マイクのオフィシャルページ やっぱり黒の長袖Tシャツ&黒パンツや!

オフィシャルページの中に1997年〜2006年の写真があるが、

全部、同じかっこだ!




2008.6.20

小田和正

昨日は、初めて小田和正のコンサートへ行ってきた。

そう、あの「チケットが取れない」 と言われている、小田さんのコンサート。

友達から、「チケット取れたら行く?」 と聞かれたのが、2週間ほど前。

その時は、すでに売り切れていて、追加席が出るようだったので

取れても、あんまり良い席じゃないだろうと期待していなかった。

ところが、強力なコネを通して取ったようで、行ってみると

なんと、ど真ん中のステージから5列目!

(ど、どうしたら、2週間前にこんな席が手に入るの?)

1万人ぐらい入ってるんだろうと思われる代々木体育館で

ほんの5メートル前で小田和正が歌っている。

誘ってくれた友達は、オフコース時代の大ファンなのだが、

私は、大したファンでもないのにそんな席に座って

何か、3階席の端っこの方で、一生懸命手を振っているファンに

申し訳ないような気がした。

小田さんも 「ステージに近い席も後ろの方の席も料金が

同じだというのは、不条理だと思います」 と言っていたよ。

「大したファンでもない」 とは書いたが、それでもオフコース時代の

好きな曲は、たくさんある。

何しろ、20歳の頃一時、オフコースのコピーバンドをやっていたことも

あるのだ。

(そのバンドでは、ベースがいなくなったので手伝ってくれと言われ、

ベースを弾いてたんだけど。)

さて、コンサートだが、思ったよりオフコースの曲をたくさん演ってくれて

うれしかった。

「愛を止めないで」 「さよなら」 「時に愛は」 「言葉にできない」

「生まれ来る子供たちのために」 「YES-YES-YES」・・・・

もっと演ったけど、もう題名が分からない。

そして、「ラブストーリーは突然に」 や 今、生命保険のCMで流れてる曲とか、

たっぷり、2時間40分ぐらいやった。

アンコール2回、5曲。

MCの時は、しわがれたおじさんの声なのに、歌っているときは、

20年前と変わっていないように聞こえる。

驚いたことに、コンサートの後半になっても声がへたってない。

前日もコンサートがあったのに。

私なんか、カラオケで3曲歌うと、声が出なくなる。

比べるのが間違いだが。

あの人、今、60歳です。(1947年9月20日生まれ)

物凄く、パワフル。

そして、あんなに大勢の人を熱狂させて、夢中にさせて、力づけて、

やっぱり、選ばれた特別な人なんだと思う。


ツアーサイト ツアーはまだまだ続きます。





2008.6.24

一期一会

友達と飲んだ後、良い気分になり、ひとりでBARへ行った。

客は、年老いた男性が ひとりだった。

私が店に入ったとき、店主が彼に向かって、

「救急車呼びましょか?」 と話していていたので、

(おいおい大丈夫かよ) と思ったのだが、

後でそれは冗談だと分かった。

何かのきっかけで、そのおじいちゃんと話しだした。

おじいちゃんは、79歳。

今日は、ここで3軒目だという。

すこぶる元気。

おじいちゃんと言っても、私の父が今年78歳だから、同年代だ。

なので、私は、「お父さん」 と呼んだ。

「あなたは、いくつかね?」 と聞かれたので

「45歳です」 と答えると、

「1年、1000万円でいいから、買いたい」 と言う。

私は、思い切って

「800万に負けておきます」

と、出血大サービスのつもりで言ったが、結局 買ってくれなかった。

さて、そのお父さんの中々貴重な面白い話。

そのお父さん、元は、小さな町工場を経営していたそうだが、ある時、

「大金が、入ったんだ」 と言う。

宝くじでも当たったのかと思ったら、

(いつ買ったのか聞きそびれたが、) 200万円で買った土地が、

バブルのあおりで、7億円になったのだという。(なんと350倍!)

22年前、その土地を売り、入ったお金で、郊外の土地を買い、

マンションを建て、今はその家賃収入で暮らしていると言う。

その件にまつわる親戚の反応の話や、

9年前、娘さんが、「一週間だけ」 と連れて来た犬の散歩を

毎朝、9年間続けている話、

毎朝、腕立て伏せ、背筋、腹筋運動30回を欠かさない話など

面白くて飽きなくて、気がついたら、1時間半ぐらい喋ってた。

「じゃあ、また」 と握手して分かれたが、

また、会う機会があるのかどうかも分からない。

でも、いい時間だった。





2008.6.28

もしかしたら。

「自分の人生は、自分が創作者だ」 と、

色んなところで話を聞き、本でも読んだ。

そのことに異論はない。 だが、

例えば、今日ランチにカレーを食べるか ラーメンを食べるかは、

自分で決められるが、初めて入るその店の味までは自分の責任ではない、

その味まで 自分が創ったのではないだろうと、思っていた。

自分は自分の人生の創作者だが創作には限界がある、

または、創作できるのは人生の一部である、と思っていたのだ。

が、もしかしたら、全部、そう、他人の幸福も、

世界の片隅で起こっている不幸までも 何もかも全部、

自分が自分の人生で見聞き、体験するもの全てが、

自分の創作物なのではないかと、思うようになってきた。

おそらく、「人生はあなたの創作だ」 と、説いてきた先人達は、

ずっとそう言ってきたんだろう。

そんな風に考えるようになったのは、以前にも紹介した、

「引き寄せの法則」 を読んだことが発端。

そして、自分でそれを試し始めたせいか、

その考えをサポートするかのような色んな情報が入ってきた。

そのひとつ、友達が教えてくれたこんな話。

患者を診ずに癒すセラピストの話

強烈。

ちなみに、来月、彼は来日するようだ。

そして、もひとつ、「ザ・シークレット」。

これも引き寄せの法則そのものを紹介した本と映画。

DVDの前半25分がここで観れる

それと、「引き寄せの法則」 を読む少し前に、古い友人が送ってくれた、

小冊子 「ツキを呼ぶ魔法の言葉」。

「引き寄せの法則」 とは、言ってないけど通じるものがある。

ザ・シークレットの翻訳者、佐野美代子さんのブログをたまたま見つけて、

読んでいると、「ザ・シークレット交流パーティ」 というパーティの

レポートがあって、そこに 「ツキを呼ぶ魔法の言葉」 の著者、五日市剛氏

乾杯の音頭を取っている写真が・・・。

う〜む、繋がっている・・・。





2008.6.29

外なんてない

昨日紹介した 「患者を診ずに癒すセラピストの話」

ハワイの 「ホ・オポノポノ」 という癒しのプロセスの話だ。

読まれてない方は、是非ご一読を。

昨日は説明不足だったと思うので補足する。

「ホ・オポノポノ」 は、「引き寄せの法則」 とは、全く関係ない話なのだが、

私の中では、何かがつながっているのだ。

で、ひっくるめて紹介している。

さて、その 「患者を診ずに癒すセラピストの話」 に

「外なんてない」 という言葉がある。

衝撃的で、その言葉だけでは不十分で、初めは理解できない。

数日前、同じ言葉を あるセミナーで聞いた。

これまた、偶然である。

そのセミナーは、「引き寄せの法則」 とも、

「ホ・オポノポノ」 とも 関係ない。

たまたま、「私たちがどのように世界と関わって、自分の人生を

創り上げているのか」 の説明に、一つの解釈として、そのことが出てきた。

たぶん、「ホ・オポノポノ」 のイハレアカラ・ヒュー・レン博士とは、

背景が違うのだろうが、私には、同じことに聞こえた。

「外なんてない」。

完全に理解し、そのことを生きるには少し時間がかかりそうだが、

人生、変わってしまうな。





2008.6.29

潜水服は蝶の夢を見る

フランス映画。

フランス版 ELLE 誌の編集長 ジャン・ドミニク・ボビー が、

1996年、42歳の時、脳梗塞で倒れ、左目の瞬き以外、

麻痺した状態になる。

そして、左目の20万回の瞬きで自伝を出版する、という

実話に基づいた映画。

自分では何一つ出来ない、声も出ない、コミュニケーションの

手段は、瞬きだけ。

身体の動きを奪われても、人間として生きてゆける可能性を

示してくれた。

でも、もしそんな状態に自分がなったら、正常でいられないんじゃないか、

と思ってしまう。

瞬きだけで、本を書き上げるなんて、本人も、彼の瞬きを書き取った

編集者も、どれほどの忍耐だったろう。

気が遠くなるような作業だ。

作品は、フランス映画だからか、

ジャン本人のユーモアと皮肉のおかげか、

暗く悲壮でも、めちゃくちゃ感動でもなく、仕上がっていて、

私は好感を持った。

車の中から見える景色など、カメラワークも好き。

ただし、一度は観たいが、何度も観たい映画ではない。


健康であることに感謝。

声が出ることに、身体が動くことに感謝。


潜水服は蝶の夢を見る オフィシャルサイト





2008.6.30

EARTH

昨日観た 映画 「潜水服は蝶の夢を見る」 は、

「アース」 との2本立てだった。

「アース」 は映像は美しかっただったし、

自然の凄さや不思議さ、素晴らしさも味わえた。

制作5年、撮影日数のべ2000日、撮影全世界200箇所以上、

ということからも、スゴイ映像だと想像がつくだろ?

自然の映像を見せる映画としては、良かったのだが、

「地球温暖化をなんとかせんと!」 というメッセージも含まれていた。

しかも、私の印象としては、中途半端に。


私は地球、自然を大切にすることには大賛成だが、

ネガティブなことには焦点を合わせたくない。


マザーテレサは、戦争反対の集会には出なかったという。

「平和のために集会を開くなら、私を招待してください」 と

言ったらしい。

人は、関心を持ったことを引き寄せる。

彼女もそのことを知っていたのだ。



ひとりごと  ひとりごと