LAGUNA MOON MELLOW FLAVOR  LIVE GUITAR  LINK LYRICS


 つつみしんやのひとりごと  2020年 10月
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2020.10.1

SADAO WATANABE QUARTET 2020
渡辺貞夫カルテット 2020



なんと御年87歳の渡辺貞夫さんの
ライヴに行ってきた。
コットンクラブで今日から3日間6公演。
その初日の 2nd show だ。
コットンクラブは、7ヵ月ぶり。
やはりコロナ対策のため、座席数を減らし、
メニューも減らしての営業だった。
予約開始受付すぐに申し込んだため、
ほぼ中央の最前列だった。

4月18日の東京文化会館小ホールの
Sadao with Friends 2020[渡辺貞夫 (as)、
ラッセル・フェランテ (p)、エドウイン・リヴィングストン (b)、
竹村一哲 (ds)]のチケットを取っていたけど、
キャンセルになり、6月11日〜14日にブルーノート東京で
予定されていた[渡辺貞夫 with リチャード・ボナ (b)、
マイク・スターン (gt)、イサム・マグレガー (key)、
ナサニエル・タウンスレー (ds)]も中止なった。
久しぶりのボナとの共演だし、ライヴでマイクと演るのを
観るのは初めてなので、2公演も予約していたのに。

そういうわけで、昨年8月のスティーブ・ガッドとのライヴ
以来の貞夫さんライヴ。
ほぼ定刻通りにメンバーが登場。
87歳とは思えないいでたち。
貞夫さん、今日は8ヶ月ぶりのステージだそうだ。

指を気にしたり、ステージ中にリードを2度も
交換したり、表情を見ていると、ご本人的には、
思い通りに演奏出来ていないような場面も
あるのだけど、関係ないね。
もう存在自体が素晴らしい。

息子のような歳の小野塚晃 (p)、
孫のような歳の粟谷巧 (b) と竹村一哲 (ds)。
竹村一哲のドラムは、初めてだと思うが好きなタイプ。
特に『MANHATTAN PAULISTA』の時が良かったな。
ハードなフュージョンとか叩くの観てみたい。
調べてみると、井上銘君とも演っている。

曲名が全部は分からないけど
『COME TODAY』、『EPISODE』、
阪神大震災の後に作ったという『I'M WITH YOU』など。
本編最後は、いつも通り『花は咲く』。
そして、アンコールを3曲も演ってくれたよ。
ラストは、ピアノとデュオで『CARINHOSO』。
全部で80分ほど、素晴らしかったです。

来週は、ブルーノートで「渡辺貞夫オーケストラ」
名義でビッグバンドのライヴがある。
どっちにしようかと迷って、今日のカルテットを
選んだけど、やっぱり来週も観たくなってしもた。
でも、4日間8公演もあるのに、ほとんど売り切れている。
1st show が少しあるようだけど、18時開演は
ちょっとせわしないな。
8日の 2ndshow はライヴ配信されるので、
それで我慢するか。
12月に Bunkamura オーチャードホール もあるので、
それに行こう!


[ MEMBERS ]
渡辺貞夫 (sax)
小野塚晃 (p)
粟谷巧 (b)
竹村一哲 (ds)

@ COTTON CLUB
2nd show





2020.10.2

「アイアイ塾」開校プロジェクト

私も携わっている NPO法人アイアイスクールが
クラウドファンディングで寄付を集めている。
「誰もが天才」をコンセプトに、
その人がその人らしく生き生きと生きられるよう、
子供たちに SQ 教育を届けようというのが、
この NPO のスタートだった。

元々は、一般社団法人アイアイ・アソシエイツの
中の一部門だったアイアイスクールが、
昨年9月に独立し、NPO として法人化した。

ほとんどボランティアで成り立っているが、
何をするにもお金が必要。
理事長の石井さんは、いつかは学校を建てたいと
大きな夢もある。
そんなNPO法人アイアイスクールが、
「アイアイ塾」なるものを展開中だ。

ぜひともご協力ください。

子供たちの天才性を引き出すSQ教育を届けたい!
「アイアイ塾」開校プロジェクト






2020.10.4

ミッドナイトスワン



主演のトランスジェンダー役に草なぎ剛が
扮する映画『ミッドナイトスワン』。
中々の高評価の感動作ということで、
期待を持って観てきた。

難しいトランスジェンダーの主人公(凪沙)を
演じる草なぎ剛も(一部、白けてしまう演技が
あったものの)悪くないし、
何より草なぎ演じる凪沙の姪っ子、
一果を演じる服部樹咲が素晴らしい。
バレエが踊れるかどうかがこの役の重要な
要素だと思うが、おそらくは小さい頃から
バレエを演ってきた服部が、
難しいキャラクターの役を素晴らしく演じている。

しかし、残念ながらいくつかの疑問が残り、
作品に没頭できなかったのは否めない。
以下、ネタバレ含みます。

途中、娘に会いに来た一果の母親は、
世話になっている凪沙に挨拶もしないのか?
あの短期間の同居で広島まで一果を
迎えに行くのは、不自然じゃないか?
まずは本人の希望を聞くのが希望を聞くのが
先じゃないのか?
女になったというのに、
どうしてすぐに乳房を隠さない?
ラストに近いシーンで、一果が海に入っていく
シーンは、どういう意味があるのか、などなど。
一果が海に入っていくシーンには、
留学決まったというのに、
この子も自死する気なのか?と混乱した。

おそらく原作を読めば、これらの
疑問は解消されるのかもしれない。
だとすれば、なおさら全体的に
説明不足を否めなかった。
観る側の想像力の欠如といわれれば
それまでだが、残念ながら演者の素晴らしさに
脚本が追い付かなかったという印象だった。


★★★★☆




浅田家!




写真家 浅田政志 をモデルにした映画
『浅田家!』。
浅田政志 を 二宮和也が演じ、
その兄役には、妻夫木聡。
観る前には、二宮と妻夫木では、
二宮が負けてしまうんじゃないかと思っていたが、
そんなことは杞憂に終わった。
役者としての成長を感じたね。(上からだけど)
二宮の出演作は、そんなにたくさん観ていないけど、
クリント・イーストウッド監督の
『硫黄島からの手紙』の時は、
ちょっと頼りなさを感じたし、山田洋次監督の
『母と暮せば』では、32歳になって学生を
演じさせられている苦しさも感じた。
本作でも、学生から演じるけど、
不思議と違和感は感じなかったね。
(何か画像処理しているのかも。)

映画に出てくる、浅田政志のデビュー写真集
「浅田家」を書店で観たことはあったが、
特に興味をひかなかった。
しかし、この映画を観て、そのオリジナリティと、
何よりも浅田政志の家族、
両親と兄の素晴らしさに感じ入った。

「アイディアは面白いけど、ただの家族写真、
そんなもの誰も買わないよ」と出版社に
断られるシーンがある。
そして、「うちで出せば?」という出版社社長との
出逢い。
出版後、「そんなに売れると思わなかったけど、
ここまで売れないとは思わなかった」と
明るく言う社長。
そして、その写真集で木村伊兵衛写真賞を受賞する。
人生を左右するのは、人との出会い、
誰と出会うかで、その人の人生が創られていく。
両親や兄弟も含めてね。
ジャズピアニストの故佐山雅弘さんの
「僕という者は僕が出会った人々で出来ている」という
言葉を思い出した。

前半のコミカルな展開と、東日本大震災以後の
シリアスなストーリーの対比も良い。

恥ずかしながら少しは写真を撮る身として、
最高の被写体は、「人」であり、
それは、撮る側が「人」であるからなのだ、と
再認識したのでした。


★★★★▲




十二人の怒れる男




法廷劇の金字塔とも言われる、
『十二人の怒れる男』。
ヘンリー・フォンダ主演のその映画を
妻が小学生の頃にテレビで観て、
大きな影響を受けたという作品だ。

2009年には、蜷川幸雄 演出、中井貴一 主演で
舞台を観たが、昨日は、堤真一が主役の舞台を
観てきた。
@ Bunkamura シアターコクーン

演出は、リンゼイ・ポズナーという英国の演出家。
なんと、このコロナ禍、来日することなく
リモートで演出、稽古を重ねたのだという。
そういう面でも、コロナは新しい可能を
もたらしたのだな。

今回、改めて感じたのは、
金字塔と言われるだけあって、原作が
素晴らしいことには間違いがないが、
もう結末を知ってしまってからは、
初めて映画を観たときのインパクトを
超えることはないということ。

元々が1950年代のアメリカが
舞台ということもあるだろう。
映画なら気にならないような言葉も
現代では、そんなに差別的な発言を
あらわにする人もいないだろうなと
無理を感じた。
日本人が、アメリカ人を演じているのがだから、
元々が無理があるのだけどもね。


[ CAST ]
陪審員長(陪審員1番)/ ベンガル
陪審員2番 / 堀 文明
陪審員3番 / 山崎 一
陪審員4番 / 石丸幹二
陪審員5番 / 少路勇介
陪審員6番 / 梶原善
陪審員7番 / 永山絢斗
陪審員8番 / 堤 真一
陪審員9番 / 青山達三
陪審員10番 / 吉見一豊
陪審員11番 / 三上市朗
陪審員12番 / 溝端淳平

[ STAFF ]
作 / レジナルド・ローズ
翻訳 / 徐賀世子
演出 / リンゼイ・ポズナー
美術・衣裳 / ピーター・マッキントッシュ


[ 関連エントリー ]
2009.12.6 十二人の怒れる男
2015.10.14 12人の怒れる男





2020.10.7

エディ 逝く

昨日、エドワード・ヴァン・ヘイレンが
亡くなった。
闘病していたのは、知っていたけど
65歳は、ちょっと早いなぁ。

私が高校に進学する年(1978年)に
ロックバンド「ヴァン・ヘイレン」はデビューした。
デビュー・アルバム『(邦題)炎の導火線』は、
友人から借りて聴いた覚えがある。
『ユー・リアリー・ガット・ミー』は、キンクスの
カヴァーだと知らずに聴いたんじゃなかったかな。
『暗闇の爆撃(Eruption)』という短い
ほぼギターだけの曲で、初めてライトハンド奏法
なるものを聴いた。

当時のギター雑誌(たぶん『ヤングギター』)で
その奏法の解説を読み、少しだけ真似をしたものの
全く習得には至らなかったね。
この「ライトハンド奏法」というのは、今では
「タッピング」と呼ばれかなり一般的な
奏法になっている。
エディ以前にも演っていた人はいるようだが、
ギター界においてエディの出現は、革命的と言ってよい。
「ライトハンド奏法」という呼び方は、
日本独特で、当時から米国では「タッピング」と
呼ばれていたようだ。
そもそもエディの奏法は、右手だけでなく、
左手も交えて弾いているので「ライトハンド奏法」と
いう呼び方はちょっと変なんやけどな。

当時、何よりも新鮮で印象に残っているのは、
エディがギターを弾く姿だ。
リッチー・ブラックモアにしろ、エリック・クラプトンにしろ、
ジミー・ペイジにしろ、ロック・ギターは、しかめっ面で
弾くもんだと何の疑問もなく信じ込んでいた時に、
とっても明るく、楽しそうに、嬉しそうに、
ギターを弾くエディの姿は、
「え〜っ?そんなに楽しそうにギターを
弾いてもいいのぉ?」と声を出したくなるぐらいに
強烈だった。
もう既成概念をひっくり返されたもんね。
間違いなく、ロックギターの歴史を変えた一人だと思う。

そして、M.ジャクソンの『Beat It』(1983年)のギター・ソロ。
ブラコンにハードロック・ギター、という組合せも
当時の音楽ファンの度肝を抜いた演奏だった。
プロデューサーは、クインシー・ジョーンズ。

おそらくヴァン・ヘイレンの一番の有名曲は、
ヴォーカルがデイヴィッド・リー・ロス時代の
『Jump』(1984年)だと思う。
これまた、ギターではなくシンセサイザーを多用した
楽曲で、驚いたものだ。
確かにポップで、インパクトのある曲だったが、
私は、楽曲的にはサミー・ヘイガー時代の
『Why Can't This Be Love』(1986年)が好き。
聴くと力が湧いてくる曲だ。
あと『Can't Stop Lovin' You』(1995年)ね。

長髪で、ニコニコしてる印象のエディ。
いつ頃だったか忘れたけど、短髪に髭を生やした
写真を雑誌で見て、エディだと気づかなかった覚えがある。



写真は、私がファイルしている古い音楽雑誌のグラビア。
左がエディ、右はスティーヴ・ルカサー。
二人とも若いね。
まだ20代前半かな。

合掌。





2020.10.8

渡辺貞夫オーケストラ
ライヴ配信


先日、コットンクラブで渡辺貞夫カルテットのライヴを
観たばかりだが、今日はブルノートでの
ビッグバンドの公演をライヴ配信で観た。

ピアノ、ベース、ドラムスは、先日のカルテットと
同じメンバーで、そこに13人のホーンが
加わった編成だ。

貞夫さんがビッグバンドを始めて、25年ほど
経つらしいのだが、今日のバンドには、
25年前のメンバーが全員いるのだという。
全員といっても、ホーンの人たちのことで、
若いベースやドラムは含んでいないだろうけど、
昨日書いたヴァン・ヘイレンのことなんか思うと
奇跡のようなバンドです。

ブルーノートでビッグバンドの公演をやる時は、
20人近い人がけして広いとは言えないステージに
ギチギチに並ぶのだけど、コロナの影響で、
「密」を避けるためだろう、ステージ前の客席を
何席もつぶしてステージを広げていたよ。
ピアノ、ベース、ドラム、村田陽一さんと貞夫さんは、
ステージの前で演奏。
それでなくても、客席を減らして営業しているのに、
お店もホンマにしんどいやろなぁ。

10月1〜3日にコットンクラブで6公演やって、
5日から今日まで4日間8公演のラストショー。
87歳の貞夫さん、もう疲れているんじゃないかと
心配していたけど、疲れなんて感じさせない、
素晴らしい80分のショーだった。


[ SETLIST ]
1. Kitch
2. Cycling
3. Three in One
4. Tree Tops
5. I'm With You
6. Vitoria
7. Shimpatico
8. Airy
9. Not Quite A Samba
10. Seventh High
11. Home Meeting
12.  (?)
13. My Dear Life
14. 花は咲く

12曲目は、時々聴く曲だけどタイトル分からず。

[ MEMBERS ]
渡辺貞夫(アルトサックス)
西村浩二(トランペット)
奥村晶(トランペット)
佐久間勲(トランペット)
松島啓之(トランペット)
村田陽一(トロンボーン)
辻冬樹(トロンボーン)
奥村晃(トロンボーン)
山城純子(バストロンボーン)
吉田治(アルトサックス)
近藤和彦(アルトサックス)
小池修(テナーサックス)
竹野昌邦(テナーサックス)
山本拓夫(バリトンサックス)
小野塚晃(ピアノ)
粟谷巧(ベース)
竹村一哲(ドラムス)

@ Blue Note Tokyo
2nd Show





2020.10.9

無 罪 ?

昨年の4月に池袋で起きた高齢の運転手による
乗用車の暴走事故。
昨日、その初公判があったが、
報道内容で聞いた被告の主張に違和感をぬぐえない。

被告は「アクセルを踏み続けた事はないと
記憶している。車に異常が生じ、暴走した」と
無罪を主張したという。

おいおい、ちょっと待てよ。
「アクセルを踏み続けた事はないと
記憶している」って当たり前じゃないか。
もし、アクセルを踏み続けた記憶があったら、
交通事故じゃなくて、殺人事件やん。

本当のことは、誰も分からない。
もう、本人にも分からないだろう。
神のみぞ知るという世界だろう。

本人は、ブレーキを踏んだという。
検察は、ブレーキを踏んだ記録はないという。
被告が、正直にブレーキだと思っていたとしても、
調べてみて車に異常がなかったというのなら、
その最中には、冷静ではなかっただろうし、
あれはもしかしたら、ブレーキではなかったのか、
自分が踏み間違えたのかも知れない、と
思うのが普通だと思うのだが、どうだろう。
仕事が旧通産省工業技術院の元院長だっというのが
なんとも皮肉に思える。
「工業技術」なんて世界にいたのなら、自分の記憶が
当てにならないことぐらい分かりそうなもんだが。

被告は今89歳。
それでも、自分に間違いはないと自信があるのか、
はたまた、今さらムショには入りたくないだけなのか。

もちろん、彼の過失だとは決めつけられないよ。
けど・・・って感じ。

彼は一部では、上級国民と言われているらしい。
私はこの人が「上級な」国民なのかどうかは
知らんけど、無罪を主張か・・・。

上級な国民って何?

無罪って、罪がないってこと?


私の父は、今年90歳になった。
もう10年近く前になるかな。
車の運転をやめさせるのに父に向って、
かなりキツイことを言わなければならなかった覚えがある。
こんな事故の加害者になる可能性もあったと思うと、
ぞ〜っとするね。

色んな事、なめたらあかん。
自分を戒める良い機会です。





2020.10.12

「職業作曲家」筒美京平

自分で曲を創るアーティストが増えて、
「職業作曲家」なんて言葉は死語になりつつ
あるのかも知れないが、昭和の職業作家が
また一人逝った。

作曲家、筒美京平(つつみきょうへい)。
漢字は違うが私と同じ苗字だ。
平尾昌晃、いずみたく、都倉俊一らと並んで
昭和の音楽を創った作曲家の一人だ。
なんと、歴代作曲家総売上ランキングの第1位だという。
総売上枚数、7,560万枚(ウィキペディアより)。

もう、昭和に活躍した人たちの誰が生きていいて、
誰が鬼籍に入ったのか、いちいち覚えていられなくなり、
失礼ながら、筒美京平さんについても、
昨日訊かれれば自信がなかった。

あらためてその仕事を見てみる。

『ブルー・ライト・ヨコハマ』(いしだあゆみ)
『雨がやんだら』(朝丘雪路)
『真夏の出来事』(平山三紀)
『17才』(南沙織)
『わたしの彼は左きき』『芽ばえ』(麻丘めぐみ)
『赤い風船』(浅田美代子)などなど・・・

そして、大ヒット曲、『魅せられて』(ジュディ・オング)。
意外なところでは、『Romanticが止まらない』(C-C-B)、
『飛んでイスタンブール』(庄野真代)、
『東京ららばい』(中原理恵)、
ニューミュージック系も書いてはったんやね。

そして、私的には、美メロという観点では何と言っても
『また逢う日まで』(尾崎紀世彦)、
『さらば恋人』(堺正章)だな。
王道 歌謡曲です。

享年80歳。
合掌。





2020.10.13

森川正太さん死去

ネットのニュースで「森川正太さん死去」という
文字が飛び込んできた。
「森川正太」という名前を見ても
ピンとこなかったが、横にあった写真で
すぐに誰だか分かった。

ワカメだ。
中村雅俊主演のテレビドラマ『俺たちの旅』
(1974年)で浜田大造(あだ名:ワカメ)役で、
出演していたあの人だ。

その後もたまにテレビで観ていたけど、
ここしばらくは、見かけなくなっていた。
2015年に劇団を立ち上げて、再活動していたようだ。
今年8月に胃がんが発見され、昨日亡くなった。
2ヶ月か・・・。
あっという間だったんだろうな。
享年67歳。
若いなぁ。

合掌。


『俺たちの旅』は、私が小学6年生の時、
毎週楽しみにしていたドラマだった。
森川正太さんは、『飛び出せ!青春』にも出ていたな。
『飛び出せ!青春』といえば、主演は
村野武範さんだが、先日深夜のテレビ番組に
出ていたのを偶然見かけた。
75歳だって。
パッと見、誰か分からなかったよ。

その番組では、違う日に仲雅美さんも出ていたが、
何十年ぶりに観たので、これまたぱっと見、
全く分からなかった。
仲雅美といえば、『ポーリュシカ・ポーレ』。
1971年のヒット曲。
子供の頃、歌詞も覚えて歌っていた覚えがあるけど、
当時はロシア民謡だということも知らないし、
ポーリュシカ・ポーレの意味も知らなった。
歌詞の中では、「ポーリュシカ・ポーレ、
それは愛の言葉」と歌われていたが、
直訳すると「愛しき草原よ」というような
意味らしい。

昭和が遠のいていくなぁ。





2020.10.18

スパイの妻



黒沢清 監督作品の映画『スパイの妻』。
蒼井優、高橋一生 主演で、
ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞
(監督賞)を受賞した。

何度か予告編を観たことがあって、
それほど食指が動いていたわけではなかったが、
何を観るか決めずに行った映画館で、
ちょうど時間が良かったので、観てみることに。
受賞もあったしね。

感想。
う〜ん、ちょっと物足りなかったなぁ。
昭和初期っぽい、蒼井優のセリフ回しは、
もちろん演出だろうから良いとしよう。
蒼井優の存在に対し、夫役の高橋一生、
憲兵役の東出昌大、このふたりに迫力がない。
ストーリーからいくと、もっと鬼気迫るもんが欲しいなぁ。
まあ、このふたりを「素晴らしい」と書いている人も
いるので、もちろん個人の感想ですが。

高橋演じる優作が、金庫の番号を
人に知られているのに
大切なものを金庫にしまうのは、
不自然を通り越して、アホちゃうかと思った。
優作が成し遂げようとしている大きなことと、
行動のバランスが取れてないんちゃうやろか。
そして、その成し遂げようとしていることも疑問。

結末が字幕でまとめられているのもやや不満。

基本、本作はあの緊張の時代を背景にした
ラヴ・ストーリーなのかもな。

以前、他の役者さんでも書いたことがあるが、
俳優という職業の人は、出演するテレビ CM を
選んでほしい。
高橋を見ると、頭の中で
「なんだし、なんだし、AGC」という
フレーズが勝手に流れてしまう。
これって、コマーシャルとしては成功やけど、
俳優としては、ダメージやと思うねんけど
どうでしょう。

あと、どうでもいいことだけど、東出昌大含め
憲兵さんの制服(軍服)が、みんな、
新品をおろしたてのように見えた。
もっと着古した感があってもええんちゃうかな。


★★★☆☆





2020.10.28

9歳の天才ベーシスト

YouTube で、たまたま見つけた動画。
9歳の少年のベースプレイ。

(9yrs) AronTheBassist plays GOSPEL MUSIC

素晴らしい。
演奏だけ聴いたら、絶対に9歳だと思えない!
テクニックも、グルーヴも!

スケールの短い子供用の楽器を使っているせいで
低音が鳴り切っていないのだけど、
この子があと何年か後にフルスケールのベースを
弾いたら、もう大人は完敗やな。

プレイも間違いなく素晴らしいけど、
何より演奏中の顔が、良い!
完全におっさんベーシストの表情や。

この顔は、音楽が分かっているおっさんの顔ですわ。

練習して身に着いたというより、
もう誰かの生まれ変わりでしょうな。
こういうのをギフトと呼ぶんやないか。

この歳にして、もうベースを「弾いていません」。
アメイジング。


8歳の時のリチャード・ボナとの共演は、
『The Chicken』!

2分54秒あたりで、飛び出す少年のフレーズに
ボナが一瞬、手を止めてしまう場面が最高。
ボナが終わろうとしても弾き続けるのも傑作。
そして、8歳の時より9歳のプレイの
進化もスゴイ。







ひとりごと