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つつみしんやのひとりごと 2013年 6月
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2013.6.1

スカイツリー

明日は、妻の誕生日&結婚記念日。

彼女は、明日仕事なので、

今日がそのイベント日となった。

今年は、開業から早くも一周年が過ぎた、

スカイツリーに行って来た。

スカイツリーは、初体験だ。


下から見上げたスカイツリー



思いついたのが、2〜3週間前で、

ネットで予約しようと見てみると、

朝8:30入場しか残っていなかったので、

ちょっと早いけど、それを購入。

実際、行ってみると当日券も販売していた。

ただし、8時半の時点で、結構並んでいて、

40分待ちだったけどね。

予約はひとり2500円で、当日券は、2000円。

待たされる分、安いということか。

予約している人は、エレベーターに乗るのに

数分待たされた程度で、すいすいと

地上350メートルの天望デッキにたどり着いた。

人数制限して入場させているので、

デッキは、そんなにひどくは混雑していない。


遠くの方に、東京タワーや新宿の高層ビル群が見える



スカイツリーから見た、スカイツリーの影



340メートルのフロアにあるガラス床
高すぎて、絵みたいに感じて思ったほど怖くない




450メートルの天望回廊に行くためには、

その券 (1000円) を購入するために、並ばなければならない。

350メートルの天望デッキで、十分満足した私たちは、

天望回廊へは、行かなかった。

ちょっと気になったのは、スタッフのユニフォーム。



どうも、ダサい。

女性スタッフのユニフォーム (写真)も、

売店のユニフォームも どう見ても イマイチだった。

誰が決めたんでしょね。




祝 6周年

6月1日は、2007年に私がこの 「ひとりごと」 を

始めた日。

今日で、丸6年になる。

実は、今年は そんなことすっかり忘れていたのだが、

読者からの 「ブログ記念日おめでとう」 というメールで

気がついた。

まあ、読者と言っても友人ですが。


それにしても、6年かぁ。

よう続いているのぅ。

これからも、ご愛読よろしく。





2013.6.2

旅立ちの島唄 十五の春

南大東島。

なんとなく、聞いた覚えはある島の名前だが、

どこにあるのか、何県に属するのかは、

この映画を観るまでは、知らなかった。

『旅立ちの島唄 十五の春』 は、

そんな、沖縄県南大東島を舞台にした、

15歳の少女の青春と、その家族の物語。

主演は、三吉彩花。

本作が、映画初主演作らしいが、

凛としていて、美しい女優さんだ。

三線や島唄も 立派にこなしている。

その両親役に、小林薫 と 大竹しのぶ。


南大東島には、高校がない。

中学を卒業したら、高校に進学する者は、

島を出なければならない。

多くが、沖縄本島の高校に進学するようだが、

物語は、主役・優奈の中学3年生の1年間を

描いている。

こんな環境にいたら、15歳でも大人に

ならざるを得ないだろうなと、

離島の厳しさをしみじみ感じた。

そして、なんでしょね。

悲しい映画ではないのに、泣ける作品。

特に、父親役の小林薫を見ていて

涙が止まらないシーンがあった。

若いときに観たら、違う感想を持ったかも

知れんけど、年とると こういうのに弱いね。

ちょっとセリフが聴き取れない箇所があったのと、

一部、間延びした感があったけど、

とても良い作品で、お薦めです。


この映画は、予告編を観たこともなかった。

(何かええ映画ないか) とネットで 探していて、

たどり着くまで知らなかった。

しかも、東京で一つの劇場でしか上映していない。

こういう良い作品こそ、もっとたくさんの劇場で

やるべきだと思うな。

(6月1日 シネスイッチ銀座にて 鑑賞)


★★★★▲





2013.6.3

なんで、置いていくの?

先日、JR五反田駅の券売機で

珍しい忘れ物 (?) を見た。
  ↓


女性もののサンダル。

履いていた人は、裸足で帰ったのかなぁ?





2013.6.4

すきやばし次郎

今年2月に映画 『二郎は鮨の夢を見る』 を観た。

銀座の鮨店 「すきやばし次郎」 の店主、

小野二郎さんを追ったドキュメンタリーだ。

その映画の感想は、ここ に書いた。

「すきやばし次郎」 は、6年連続でミシュラン3つ星を

取った名店。

一度は、行ってみたいな、と思っていたら、

友人夫婦が、私たちの結婚記念日と誕生日の

お祝いとして、ごちそう してくれた。

ちょっと、ビックリなプレゼントだ。

特別なルートで、3月には予約を取ってくれたのだが、

妻には 当日までふせておき、サプライズという計画。

その当日というのが、昨日。

19貫の握りを食べた後、カウンター席から

テーブル席に移り、デザートを食べる時、

友人から預かった手紙を妻に見せた。

彼女は、大感激で、サプライズは大成功だった。


残念ながら、二郎さんはお店に出ておらず、

ご長男・禎一 (ヨシカズ) さんに握っていただいたが、

もちろん、美味しい。

特に、くるまえび、しゃこ、むしあわび、とりがい、

あじが、絶品だった。

しゃこは、追加してしまったほど。

感動的。

お客さんは、フランス人に韓国人と国際的。


また、行きたいなぁ。


ちなみにメニューは、握り寿司のおまかせコース

(18〜20貫) で、3万円〜。





2013.6.6

山岸潤史・芸歴40周年
&還暦記念ライブ in 東京
有山岸(有山じゅんじ・山岸潤史)


ギタリスト・山岸潤史のファンであることは、

何度かここに書いた。

昨日は、その山岸さんの還暦記念ライヴに

行ってきた。

会場は、先日、浜田真理子さんを観た

渋谷クラブ・クアトロ。

客層がおっさん (平均年齢は、50歳を

超えてるんちゃうか) 中心ということで、

昨日もクアトロにしては、珍しい (らしい)

着席のライヴ。


有山じゅんじ、山岸潤史と言っても

読者の皆さんは、ほとんど知らないだろうが、

私にとっては、特に山岸さんは、重要な人で、

ゲストの皆さんの多くも 特別な人だった。

まず、有山岸 (有山じゅんじ・山岸潤史) で数曲演奏。

最初のゲストは、近藤房之助 。

ああ、すごい存在感。

次のゲストは、永井“ホトケ”隆。

そして、 木村充揮!

ほんでもって、上田正樹!

それから、金子マリ!

ラストは、香西かおり!

それで、終わりかと思ったら、

アンコールに登場したのは、

北 京一 (ぺきん はじめ ではなく、きた きょういちと

読みます)!

いやぁ〜、濃いいライヴやった。

ステージ上を観てると、マリさん以外は、

関西勢で、とてもじゃないが、ここが渋谷とは

思えないディープさだった。

何度もウルウルしてしまったね。

もう、彼らは存在自体が素晴らしいのだ。

そこにいて、演奏してくれるだけで良いのだ。

それぞれ、ゲストがどういう人か書きたいけれど、

長くなるので、割愛。


全編素晴らしかったが、特筆すべきは、

木村さんの 『嫌んなった』、

キー坊をフューチャーした 『ドッグ・オブ・ザ・ベイ』、

香西かおりの 『ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ』、

『無言坂』、アンコールで登場の 北京一の 『カタツムリ』 。

オールラストは、全員登場して、『梅田からナンバまで』 などなど。

まあ、この面白さ・凄さを分かる人は、

あんまりいないと思うけど、とにかく、

素晴らしいライヴなのだった。


たまたま、隣に座った人が、名古屋から 3人で

観に来てる人達 (おっさん) で、なんやかんやと話していて、

ビールを 4杯もご馳走になった。

初対面で名前も知らないのに。

ライヴって、おもろいなぁ。








2013.6.9

結婚披露宴

久しぶりに結婚式・披露宴に参列してきた。

今では、珍しくないが、新郎新婦には、

すでに娘がいる。

今日は、その娘の一歳の誕生日だ。

当初、式場はすでに予約で一杯だったのに、

キャンセルが出て、娘の誕生日に結婚式を

挙げることができたという。

しかも、その日が日曜日で大安という、

ミラクル続き。


やっぱり、結婚式・披露宴はいいねぇ。

何度もウルウルしてしもうたよ。


ホントにおめでとう。

そして、末永くお幸せに。





2013.6.12

悪 夢

何時だったんだろう。

真夜中。

夢を見ていた。

前後のことは覚えていないのだが、

どうも 私は学生のようで、

クラスメート (知らない男) に、

「お前の鼻を踏みつける」 と 言われた。

「どうしてもやるんか?」 と私。

「どうしてもやる」 と、彼。

かといって、つかみ合いのケンカになるわけではなく、

次のシーンでは、目前に靴の底が迫ってきている。

キレタ私は、「上等じぁ!やったぁらぁ!」 と

彼に飛びかった!

その時、現実の私は、

隣に寝ている妻に飛びかかっていた。

突然、何が起こったか分からず、

「ど、どうしたの?」 と、おびえる妻。

私は、(あ、ホンマに動いてしもたんや) と、

思ったが、半ば寝ぼけている状態で、そのまま、

「なんでもない」 とだけ言って、再び眠りに落ちた。


朝、妻が 「殺されるかと思った」 と言っていた。

殺される心当たりがあるのだろうか。

微妙な話だ。


それにしても、「靴で鼻を踏みつける」 って、

何でしょう。





2013.6.13

CHICKENSHACK

昨年3月、奇跡のリユニオン・ライヴを観た、

チキンシャック。

あの日の山岸さんの 「また、やります」 という

力強い宣言通り、今年もブルーノートで、

ライヴが行われた。

今日、2日間のライヴの初日の 2nd ステージを

観てきた。

メンバーは、下記。

土岐英史 (サックス)
山岸潤史 (ギター)
続木徹 (キーボード)
ウォーネル・ジョーンズ (ベース)
鶴谷智生 (ドラムス)

昨年は、ベースが、デレク・ジャクソンだったが、

今年は、ウォーネル・ジョーンズ。

私は、ウォーネルの方が好きだな。

このドラムとこのベースで、乗れないはずがない、

という演奏だった。

そして何より、皆、楽しそう。

やっぱり、山岸さんのギターを弾く姿には、

何かグッときてしまったな。

山岸さんは、フロントにハムバッキングを

搭載したテレキャスター。

Fender では なさそうだったが、どこのメーカーか

不明。

ストラトキャスターと、もう1本テレキャスター

(これもFenderではない) が 控えで 置いてあったが、

結局、ハムバッキングのテレキャス 1本で通した。


今月、ニューアルバムも発売されたので、

新曲も数曲演奏された。

やっぱり、ええで。

チキンシャック。








2013.6.14

Guillermo Rizzotto
ギジェルモ・リソット その2


5月31日にライヴを観た、ギジェルモ・リソット

あれから彼は、福岡、熊本、名古屋、鳥取県倉吉、

兵庫県姫路、岡山を周っていた。

今日は、渋谷のサラヴァ東京というライヴハウスに

出演。

(残すは、 あさっての北海道網走公演のみ。)

昨夜、サラヴァ東京のウェブサイトを見たら、

満席ソールドアウトとなっていたが、

開場時間の20分前に到着したら、

1組 (3人) が いただけだった。

おかげで、最前列、ギジェルモの真正面、

その距離、約2メートルに座ることが出来た。

演奏は、先日同様、美しく、素晴らしい。

今夜は、2部構成で、2部では 藤本一馬 (Gt) が

ゲストで登場し、2曲デュオを聴かせてくれた。

藤本が登場したおかげで、比較対象ができ、

ギジェルモの何が素晴らしいかが、よく分かった。

私には、藤本は、ギターを弾いているように観えた。

が、ギジェルモは、ギターを弾いていない。

ギジェルモ自身が、音楽だ。

別の言い方をすれば、目に見えないところに、

音楽があって、その音楽がギジェルモを通して、

この世に現れている。

ギジェルモは、その媒体になることに命を捧げ、

その媒体になることに歓びを感じている。

だから、時々、ギジェルモが この世のものでは

ないような錯覚に陥る。

そんな体験だった。


彼の音楽に出逢えたことは奇跡で、

彼の来日公演を、観られた (しかも二度も!) ことも

奇跡だと、実感したライヴだった。

ギター1本で100分ぐらい聴かされても、

飽きないねんから、スゴイでしょ。

ミラクル。

ぜひぜひ、また来日して欲しい。





2013.6.15

8周年

今日は、妻の会社の設立8周年の

記念イベントがあり、出席してきた。

会社というものは、「3年続くと30年続く」 とか

「100社設立されて、10年後に残っているのは、

3社」 とか言われ、とにかく存続が難しいと言われる。

そんな中、8年も続いているのは、

関係各位のご指導・ご協力の賜物だと思う。

この場を借りて、感謝を述べたい。

皆様、ありがとうございます。





2013.6.16

殺人の告白

今日は、アジアの映画を2本鑑賞。

まず、韓国映画 『殺人の告白』。

連続殺人事件から15年、時効成立後に

自ら犯人だという男が名乗り出て、

事件の詳細を記した本を出版し、

ベストセラーになる。

この男、えらいイケメンで、

世の人気者になってしまう。

もちろん、批判の声もあるのだが。

彼は、何のために名乗り出たのか。

金か、売名か、罪の意識からか。

そんな時、自分が真犯人だという男が、

現れる。


出演は、刑事役にチョン・ジェヨン。

名乗り出た犯人役にパク・シフ。

どう見ても、チョン・ジェヨンが主役だと思うのだが、

ポスターは、パク・シフのアップ。

パクの方が、人気があるのだろう。

映画館の壁には、映画を観た人が、

パク様宛のメッセージを書けるようになっていた。

どうも、日本では、本作がパクの

スクリーン・デビューのようだった。

ちなみに 私は、韓国映画は数本観てきたが、

役者は、ほとんど (まず名前が) 覚えられない。

ここに書いた、本作出演の2人の名前も、

明日、訊かれたら、間違いなく 答えられない。

そんなこと、キッパリ言う必要ないけど。


さて、映画は、冒頭からガッツリと観客を引き付ける。

そして、あるからくりが隠されているのだが、

これが劇中後半で 暴露されるまで、全然見抜けず、

中々、面白かった。


★★★★▲




きっと、うまくいく

2本目は、インド映画 『きっと、うまくいく』。

2010年インドアカデミー賞で作品賞・監督賞など

16部門を受賞したヒット作。

世界各地でリメイクが決定しているという。

170分の長編だが、全く長く感じない、

優れた作品だ。

原題は、『3 IDIOTS』。

「3バカトリオ」 という意味らしい。

エンジニアになるためのエリート大学で、

知り合った3人の友情の物語。

涙あり、笑いあり、インド映画お約束の

突然の踊りありのエンターテイメント作品。

また、成績ばかり追いかける教育や、競争社会、

親のエゴで子供の進路を決めることへの

批判など、社会的なメッセージも感じる。

エリート大学へ進学することが、

今のインドの民に、いかに価値のあることなのか、

その背景も浮かび上がってきて、興味深い。

ストーリーは、これでもかというぐらい、

色んなエピソードが、盛り込まれ、盛りだくさん。


新宿の小さな映画館で観たけど、

立ち見、出てました。


★★★★★





2013.6.20

怖いもの知らずの高校生

私が、初めてバンドを組んで、

人前で演奏したのは、高校2年生の秋、

文化祭でのことだ。

2年生になって、たまたま同じクラスになり

仲良くなった S 君と K 君が、それぞれ、

ベース、ドラムスの経験があったもので、

同じく クラスメートの Y 君をヴォーカルに、

K 子をキーボードに 引き入れ、バンドは、

スタートした。

バンド名は、忘れもしない 「Jabberwocky」。

当時、アグネス・チャンが 『100万人のジャバウォーキィ』

という曲を 歌っているのをテレビで観て、

「ジャバウォーキィ」 ってどういう意味やろ、と思い、

辞書を引くと 「チンプンカンプン」 と書いてあった。

それが、気に入った私は、是非 「Jabberwocky」 を

バンド名にしようと、皆に進言。

めでたく、バンド名に採用された。

ちなみに、この 「Jabberwocky」 は、

微妙にメンバーを変えながらも、

高校卒業後まで続く。

さて、その初めてのライヴ、高校2年生の文化祭で

演奏した曲がなんだったか、思い出してみたのだが、

間違いないのが、世良正則とツイストの

『あんたのバラード』、『宿無し』、

BORO の 『大阪で生まれた女』、

桑名正博の 『セクシャルバイオレットNO.1』、

サザンオールスターズの 『いとしのエリー』、

このあたりは、当時のヒット・パレードだ。

他には、KISS の 『ブラック・ダイアモンド』

(確か、ベースの S 君が KISS のファンで、

これを一番最初にバンドで練習した記憶がある)

もっとやったはずだが、思い出せない。

そのバンドでは、高校3年でも文化祭に出演したので

2年生の時か3年生の時か、記憶が曖昧だが、

柳ジョージの 『スマイル・オン・ミー』 もやった覚えがある。

そして、これまた、2年生の時か3年生の時か、

定かでないが、イーグルスの 『呪われた夜

(One Of These Nights)』 を演った覚えがある。

恐ろしいことに、ヴォーカルを 私が取ったような

気がするのだ。(恥)

怖いもの知らずよのう。

おかげで、今、聴いてもその歌詞をほとんど

歌える。

3年生の時には、

ビリー・ジョエルの 『You May Be Right』 や

ツイストの 『SOPPO』、『LOVE SONG』、

桑名正博の 『月のあかり』 なんかを演ったのを

覚えている。

もし今、当時の録音を聴いたなら、

耐えられへんやろな。

一番、怖いのは、自分らのことを 「カッコええ」 と

思ってたことやな。

若いって、怖いね。


動画
One Of These Nights - Eagles - 1995年のライヴ
  ↑
この時は、Don Felder も在籍。

Voice of Hotel California, Don Henley が

日曜大工のお父さんに見えてしまうのは、私だけか。

そして、終わり方が恐ろしくダサいのにビックリ。





2013.6.22

ピーター・フランプトン

ティーンエイジャーの頃に良く聴いた音楽は、

50歳を過ぎた今でも、特別なものだ。

そんな音楽の中に、ピーター・フラプトン という

アーティストがいる。

当時は、ピーター・フランプトンと、

エリック・クラプトンがごっちゃになったものだが、

実際は、全然違う。

ピーター・フランプトンの代表曲は、

『Show Me The Way』 という曲で、

イントロのコード進行が 印象的なポップな曲だ。

私は、当時、ピーター・フランプトンは、この曲と、

『I'm in You』 というバラードの2曲しか知らなかったが、

それでも記憶にしっかりと刻まれているアーティストだ。

長らく名前を聞かなかったが、数年前に

雑誌で 復活したかのような記事を読んだ。

これが、1976年のライヴ。



トーキング・モジュレーターを使ったりしているものの

ご覧のように アイドルのようだ。

そしてこれが、2011年のライヴ。




声はそんなに年老いていないような気もするが、

見た目は、じぇんじぇん 違う。

アイドルも 35年経つと、禿げるのだ。


それでも、元気に音楽をしていてくれるのは、

うれしい。





2013.6.23

渡辺香津美 × 村治佳織 × 村治奏一
TA14GP 〜The Acoustic Fourteen Guitar Project〜

ジャズ・ギタリスト 渡辺香津美 と、

クラシック・ギタリストの姉弟 村治佳織 ・ 奏一 の

ギタートリオを聴きに行ってきた。

村治佳織 は、テレビでは何度か観た事があるが、

ナマで観るのは、初めて。

20年近く前、初めてテレビで観たとき、

彼女は、まだ高校生だった。

村治奏一 は、その存在を知っていたぐらいで、

演奏も含めて、初体験。

渡辺香津美 は、この数年は、

年に数回は観ているというギタリスト。

昨年9月には、フラメンコ・ギタリストの沖仁との

デュオを観たし、彼は、ジャンルの違う人との演奏は、

珍しくない。

このトリオでの公演も初めてではないようで、

雑誌 JAZZ LIFE のインタビュー記事によると、

昨年、一昨年と1回ずつ、やったようだ。

今年は、ツアーという形で 今月10日の福岡から、

仙台、札幌、大阪、東京 (練馬文化センター) と

周り、今日の Billboard Live 東京 が最終日。

その2nd、つまり ファイナル・ステージ を観てきた。


まず、『アルハンブラの思い出』 で、

泣かされるとは、思わなかった。

行ったことない、アルハンブラを思い出したよ。

そして、チック・コリアの 『スペイン』。

これは、イントロなしで、その後に 『スペイン』 の

イントロ部もに引用された、『アランフェス協奏曲』。

一番有名な、その第2楽章だ。

これが、また素晴らしかった。

その他、クラシックの曲や、香津美のオリジナル、

村治姉弟のオリジナル曲をそれぞれ香津美とデュオ、など。

アンコールは、『男はつらいよ』 のテーマを

香津美がソロで弾き、そのあと、東京メドレー。

最後は、『川の流れのように』 (美空ひばり)。

村治奏一も、スゴイことをやっているのだが、

どうしても、お姉ちゃんの方が見た目も華があり、

弟君は、サポートっぽい印象になってしまった。

姉弟デュオも時々やっているようなので、

一度観てみたい。

村治佳織は、『アランフェス協奏曲』 での

メロディの弾き方が、香津美と対照的で、

男らしいというか、潔い感じが良かった。

香津美が潔くないわけではないが、

ちょっと クネクネ弾きすぎるようにも感じだ。

おそらく、ジャズの中にあっては、そういう風には

感じないのだろうが、ジャズの人で、

村治佳織のようにメロディを弾く人は、

いないだろうから、香津美をそんな風に感じたんだと思う。

逆に言うと、クラシックの人は、ジャズの人がやるように

クネクネとは、弾けないんでしょうけど。


ちなみに、ユニット名の

「TA14GP (The Acoustic Fourteen Guitar Project)」 は、

全員の誕生日が、「14日」 という偶然から名付けたらしい。





2013.6.24

JANE MONHEIT

ジェーン・モンハイト、

3日間の東京コットン・クラブでの公演の

初日の1st ステージを観てきた。

メンバーは、下記。

Jane Monheit (vo),
Michael Kanan (p),
Neal Miner (b),
Rick Montalbano (ds)

ジェーンのことは、そんなに良く知らないのだが、

DVD を1枚持っていて、それがえらく色っぽく、

歌も もちろん上手い。

で、一度、ナマで聴きたいなと思っていたのだ。

感想は、私の持っているDVDの頃より、出産をはさみ、

貫禄十分のジェーン。

バンド・メンバーも演奏を楽しんでいるようで、

自由な感じに好感が持てた。

オリジナルなアレンジの 『Sing (カーペンターズ)』 や、

ビートルズ (『The Long And Winding Road』) など、

楽しみました。

たくさん MC をしてくれたけど、半分ぐらいしか、

分からないのが残念。

やっぱり、英語は必要か。





2013.6.25

You Are So Beautiful

「あなたは、美しすぎる」 という歌、

『You Are So Beautiful』。

大好きな曲のひとつだ。

元々は、Billy Preston の曲だが、

ジョー・コッカーのカヴァーの方が有名だ。

という私も 最初に聴いたのは、

ジョー・コッカーのヴァージョンを踏襲した、

上田正樹の カヴァー・ヴァージョンだった。

(たぶん、25年以上前だと思う。)

ジョー・コッカーは、私にはなぜか、

酔っ払いの印象が強い。

が、歌は素晴らしい。

新ためて 彼の歌声を聴こう。


1980年のライヴ 『You Are So Beautiful』


90年代のライヴ 『You Are So Beautiful』


おまけ。
Billy Preston の濃い 『You Are So Beautiful』
途中のレイ・チャールズの物真似は、傑作。必見。
冒頭のジョー・コッカーの物真似はあかんよね。





2013.6.30

エレクトリック・バンド

年に2回、夏と冬に開催される、

まりあさんのダンス&ライヴ・イベントも、

4年目に入り、この7月15日で7回目となる。

まりあさんの歌と 私のギターという、

デュオで始まったが、3回目からは、

パーカッションにカワサキヒロユキさんを迎えて、

トリオで演奏してきた。

今回は、イベント当日のカワサキさんの都合が悪く、

それ以外にも紆余曲折が合って、

一時はどうなることかと思ったが、結局、

プロのベースとドラムを入れてのバンド形式に

落ち着いた。

昨日、そのベーシスト、ドラマーと初顔合わせで

リハーサル。

2人とも 30歳前後と、若い。

私は、大阪にいた 20代の頃は、ロック・バンドを

やっていたが、東京に来てからは、デュオのような

少人数で演ることが多く、ドラムが入っての演奏の

機会は、めっきり減ってしまった。

そんなわけで、ベースとドラムと一緒に音を出すのは、

ずい分、久しぶりなことだった。


いやぁ〜、楽しかったぁ。

バンドで音楽を創りあげていくその楽しさは、

しばらく味わっていなかったので、忘れていたよ。

2人とも、上手いし、音楽を分かっているので、

何のストレスもなく、演奏を楽しめた。


ギターとヴォーカルだけだと、エレキギターを

使ったとしても、アコースティックな感じになってしまう。

実際、エレアコ (ガット) を使うことも多いし。

パーカッションが入っても、そのアコースティック感は、

抜け切らない。

それが、エレキベースにドラムが入るとなると、

完全にラウドで、エレクトリック・バンドなサウンドになる。

なので、私が 使用する楽器も変わってくる。

ようやく、昨年購入した "Charizma" を使う機会の到来だ。

そして、久しぶりにエフェクターなんぞも使ってみたくなる。


そんなわけで、あと2回のリハと本番が

ずい分と楽しみなのであった。



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