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つつみしんやのひとりごと 2014年3月
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2014.3.1

Char
2014 TRADROCK Tour


今年の Char のツアーは、1月25日の愛知

(ZEPP名古屋) に始まり、5月18日の長野

(塩尻市文化会館レザンホール) まで、

全国28ヶ所を回る。

元々は、4月12日の愛媛 (松山市総合

コミュニティーセンター) がラストだったのだが、

2月15日に予定されていた長野公演が、

例の雪のため、5月18日に延期になったのだ。


さて今日は、その東京公演に行ってきた。

会場は、練馬文化センター 大ホール。

(東京公演は、3月23日にもパルテノン多摩で

行われる。)


メンバーは、このところ固定のこの3人。

Char (Gt,Vo)
澤田浩史 (Ba)
古田たかし (Dr)

Char のコンサート、ライヴはもう数えられないぐらい

観ているが、何度も観てもカッコイイ。

ギターを持った姿は、日本一、いや、世界一

カッコイイと思う。


今日は、前半 (55分) がアコースティック・セット、

15分ほどの休憩を挟んで、後半がエレクトリック・セット。

私としては、アコースティック・セットは、もう少し

短くてもええなと思う。

Char は、やっぱり エレキだ。

エレキといえば、楽器のことを 「エレキ」 と

呼ぶのは世界中で日本だけだと、今日 Char が

言うてたけど、確かにそうやろな。

Char が中学生の頃、近所のおばさん連中に

「竹中さんの次男坊、エレキやってるらしいわよ」 と

言われていたらしい。

当時 「エレキ」 をやってるというのは、

不良だったのだ。


1曲目、「Shinin' You Shinin' Day」。

1976年のデビューアルバムからの1曲。

最近は、「空模様のかげんが悪くなる前に」

「気絶するほど悩ましい 」 「TOKYO NIGHT」

「表参道」 「ふるえて眠れ」 など、

初期アルバム3枚からの曲が増えたなぁと思う。

アンコールでやった 「Smoky」 は、もちろん

1st アルバムやしね。

その分というわけでもないやろけど、

今日は、サイケデリックス時代の曲が1曲も

なかった。

私としては、さびしい。

ピンククラウド時代の曲は、やったけどね。

「Song In My Heart」 が良かったな。


ギターは、アコギがいつものヤマハのカスタム。

Char は、オベイションやタコマを使ってきたけど、

結局あのヤマハが一番みたいやな。

エレキは、ピンクのシグネチャーモデルのムスタング、

バーガンディミストのストラト、濃い緑の方の

シグネチャーモデルのムスタング、アンコールでは、

濃いいブルーのハムバッキン付きのムスタングを使用。

もちろん全部フェンダー。


途中の休憩も入れると、ほぼ3時間だった。

来年6月で還暦の Char。

まだまだ元気で演っていて欲しい。


なお、このツアー28公演は、全て録音され

CD で販売される (期間限定)。

1公演 (1枚) 1500円で、

28枚セットは、35000円。

2012年のツアーの CD は、結局20枚全部、

数ヶ月かけて買うたんやけど。

う~む、困った、どうしょうかなぁ。





2014.3.2

渋谷に福きたる
SPECIAL 2014


「渋谷に福きたる」 という落語会に行ってきた。

この会は、渋谷の文化総合センター大和田、

さくらホールと伝承ホールという2つのホールで、

昨日今日の2日間、合計8公演、総勢18名の

落語家が出演する言わば落語フェスティバル。

同じ建物の中にある2つのホールで、

時間をずらして開催することにより、

その気になれば 8公演全てを

観ることができる。(そんな人おるんやろか)

私が観てきたのは、「古典モダニズム」 という

公演名で、出演者が 桃月庵白酒 と 立川志らく。

実は、東京の噺家は笑点に出てくるような

有名な人しか知らず、この2人のことも

知らなかった。

ひと月半ほど前だったか、落語会のチケットを

取ろうと探していて、この会を見つけ、

なんとなく面白そうだと感じたこの公演を選んだ。



最初に出演者2人によるフリートーク。

これが、色んな師匠の話が出てくるのだが、

東京の師匠はホントに知らないので、

お客さんは笑っているけれども、

私は笑えないという状態だった。

仕方ない。

これから、少しずつ学んでいくしかない。


さて、出演者の一人、桃月庵白酒は、

調べてみると、五街道雲助の弟子。

師匠の名前を聞いても知らねえんだから、

どうしょうもねえわな。(東京落語風)

もう一人、立川志らくは、ちょっと聞けば、

私でも談志の弟子だろうということが

分かるくらい 談志っぽいところがあった。

実際、何度か談志のモノマネが入ったが、

これがまた似ている。

談志がそうであったように、

この人も多少 毒のある人だ。

場合によっては、笑えないところもある。

そこが笑えないと、好きにはなれないだろうし、

そこを笑えない奴は、シャレの分からない

奴ということになるのかも知れない。

私には、ちょっとキツイしゃれもあったが、

この人の落語はまた聴いてみたい。

白酒もまた聴きたいと思うし

今日は、ええ噺を聴けました。


演目は下記。

おしゃべり (志らく&白酒)
一、喧嘩長屋 (白酒)
一、やかん (志らく)
 ~ 仲入り ~
一、明烏 (白酒)
一、親子酒 (志らく)

4席とも初めて聴いた噺で、

「明烏」 「親子酒」 が良かった。







2014.3.3

青春の上方落語

落語を聴いていると、色んなことに興味が広がってゆく。

例えば古い日本語・大阪弁だったり、

落語という芸の背景だったり、

誰が誰の師匠・弟子だということだったり。

私が聴くのは ライヴでは東京の落語が多いが、

CD や DVD では、上方落語の方が多い。

まあ、東京で上方落語の高座は少ないから

そうなってしまうわな。


先日、Amazon で、「青春の上方落語」 という

本を見つけたので、買って読んだ。

面白くて、ほとんど一気に読み終えた。

今では師匠と呼ばれる6人の噺家 (笑福亭鶴瓶、

桂南光、桂文珍、桂ざこば、桂福団治、

笑福亭仁鶴) の弟子時代の話をまとめたもの。

これが、面白い。

今でこそ、上方には240人もの噺家がいるらしいが、

彼らが弟子入りした当時 (40~50年前) は、

大阪には20人ほどしか噺家がおらず、

昭和初期から戦後しばらくは、

上方落語は滅亡の危機にあったようだ。

「上方落語四天王」 と呼ばれた、

笑福亭松鶴 (6代目)、桂米朝 (3代目)、

桂文枝 (5代目)、桂春団治 (3代目) の4人が、

上方落語を絶やすまいと努力をされ、

今のように多くの噺家が誕生するに至ったわけだ。

この本に登場する6人は、南光を除いて、

その四天王の弟子だ。

鶴瓶と仁鶴の師匠は 松鶴、文珍の師匠は 文枝、

ざこばの師匠は 米朝、福団治の師匠は 春団治だ。

そして、南光の師匠は 米朝の弟子であった 桂枝雀だ。


師匠それぞれの個性があり、弟子にもそれぞれ

個性があり、面白く読めた。

今とは違い、師匠の家に住み込む内弟子という時代。

その師匠の家だって、大きくない。

文珍など、夜中にトイレに行くのに、

師匠と師匠の奥さんの寝ている枕元を

通らなければならなかったという。

そういう暮らしの中で、噺家にとって重要な、

空気を読む、人の心を察するというようなことを

身につけていったんやね。

師匠の方も大変やったやろけど。


師匠と弟子という特別な関係は、

親子とは違う特別な絆があるようで、

そのようなものを持たない私には、

その関係が羨ましくもあり、

また、芸の世界の厳しさを思うと、

とてもじゃないが、自分には弟子は務まらないな、

などと思いながら、またこれで落語が好きになったのでした。


昨日、笑福亭鶴瓶の4月に行われる 「鶴瓶噺2014」 の

チケットの発売日 (午前10時~) だった。

東京は、世田谷パブリックシアターと

EX Theater Roppongi と合わせて

7日間公演なのだが、お昼過ぎに思い出して、

慌てて見たみたら、全席 売り切れてた。

残念。

「鶴瓶噺」 というのは、古典落語ではなく、

鶴瓶のトークを落語にしたものらしい。

おもろいやろな。





2014.3.4

ランドセル俳人の五・七・五

2週間ほど前、偶然 テレビのドキュメンタリー番組で、

俳句を詠む、11歳の不登校の少年を知った。

その少年、小林凛 (りん) 君の詠む俳句が、

あまりにも強烈で、私の琴線に触れた。

すぐに、その著書 「ランドセル俳人の五・七・五」

アマゾンで注文したが、届くまでに2週間もかかり、

昨日ようやく届いた。

どんなんかなと、ページを開いたら、

一気に読み切ってしまった。(1時間ほどで読める)


凛君は、予定日より3ヶ月早く、

944グラムで生まれた。

そのため、小学校入学当時、まだぎこちない歩き方だったり、

身体の割に頭が大きいことなどから、

かなり、ひどいイジメを受けていたようだ。

母親と祖母は、何度も学校と話し合うが、

イジメは 一向に改善されなかった。

本には、母親と祖母の手記も載せられているが、

あまりに ひどいイジメ、学校の対応、先生の態度に、

閉口してしまう。


凛君の楽しみは、俳句を詠むこと。

本書には、彼が8歳から11歳の間に書いた

俳句が載せられている。

その句が、とてもじゃないが、

その年齢の子供が書いたと思えないほど、素晴らしい。

中には、なんでか分からんけど泣けてしまうものまである。

いくつか紹介しよう。


 春の虫 踏むなせっかく 生きてきた (8歳)

 抜け殻や 声なき蝉の 贈りもの (9歳)

 紅葉で 神が染めたる 天地かな (9歳)

 万華鏡 小部屋に上がる 花火かな (10歳)

 ブーメラン 返らず蝶と なりにけり (10歳)

 いじめ受け 土手の蒲公英(たんぽぽ) 一人つむ (11歳)



3年生の時に詠んだ 「紅葉で 神が染めたる 天地かな」

という句は、朝日新聞の 「朝日歌壇」で

大人の句に混じって入選。

その後も入選を繰り返し、その世界では

「天才児が現れた」 と 評判になっていたようだ。


テレビのドキュメンタリーでは、

なくならない イジメのため不登校を選択した凛君が

彼の俳句を国語の授業に使っている小学校へ、

訪れるシーンがあった。

そのクラスは、イジメなどないような

平和で楽しいクラスに見える。

凛君は、そのクラスに迎え入れられ、

一緒に授業を受け、一緒に給食を食べる。

本当に楽しそうに笑いながら、

しまいに彼は泣き出してしまう。

笑いながら、泣いてしまうのだ。

学校って こんなに楽しいところだったんだと

初めて体験したかのようで、またそれが、

彼の小学校生活の壮絶さを物語っているようで、

なんとも心を揺さぶられる印象的なシーンだった。


彼は、俳句を作ることでイジメに耐えてきた。

自分の生きる場所を見出した。

小学校に入る前から、句を詠み出したのだから、

イジメがなくても彼の才能は、開花したのかもしれない。

でも、現実にはイジメというダークサイドがあり、

彼の素晴らしさが溢れていることが、

なんとも切なく心苦しい。


もう一つ。

そのドキュメンタリー番組にも登場していたが、

凛君とお母さんの英会話の先生、ショーンの話も

本に出てくる。

そのショーンの言葉。

「日本では、コミュニケーションの苦手な子が
うまく挨拶できなかったりすると、その親は
『すみません、こんな子なので』 と言うでしょう?
なぜ、『アイム・ソーリー』 と謝るのか。
アメリカでは、違います。
『アンダスタンド・ヒム (彼を理解してください)』
と言うんです」


なんか、国民性の違いが象徴的に表れていて、

興味深い。





2014.3.5

この女性はどちらに回っていますか?

まず、この 動画 をのシルエットの女性が

右回りに見えるか、左回りに見えるか、

数十秒、見てみてください。
 ↓
  この女性はどちらに回っていますか?


どっち回りに見えた?


(音声で説明がありますが) 正解はなく、

右回りにも左回りにも 見えるそうです。


私は、最初、右回りに見えたので、

「何を言うとんねん。

これは右回りしか有り得へんやろ」 と

思ったのだが、数十秒見ていると、

突然、左回りに見え出したので、

「えっ? なんか変えた?」 と思った。

解説を聴くと、多くの人が、

ずっと見ているうちに、右回りと左回りを

行ったり来たりするらしいが、

最初にどっち回りに見えたかで、

その人の脳の右脳と左脳、どっちが優位かが

分かるらしい。

ホンマやろか。

で、右脳と左脳は、互いにバランスをとって

補い合って働いているので、右回りに見えたり、

左回りに見えたりするらしいのだ。

まれに、どちらか片方回りしか見えない人もいるらしい。

詳しい解説は、動画の音声を。(途中で終わってるけど)





2014.3.7

魔女の宅急便

宮崎駿監督のアニメ版は、観ていないので、

全くストーリーも何も知らず実写版 「魔女の宅急便」 を

観てきた。

ファンタジーやということぐらいは、分かって観たのだが、

これは、大人の観るもんちゃうなぁという感じだった。

観たあとで調べてみたら、これって、

原作は児童文学やってんね。

小学生ぐらいの子供なら十分楽しめそうだが、

50過ぎたおっさんには少々退屈でした。


13歳の魔女の修行のお話。

その主役の魔女キキを演じるのが、

全国オーディションで選ばれたらしい、小芝風花。

ちょっと未完成な感じがしたけど、

大人になったら、ええ女にになりそうな女優さん。

完全にエロじじい目線ですが。


宮沢りえが、ちょっとだけ出てる。

尾野真千子は、最近よう出るようになったなぁ。


★★▲☆☆





2014.3.8

日本アカデミー賞

昨日は、第37回日本アカデミー賞の授賞式だった。

気になるのは、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、

助演男優賞、助演女優賞あたりだが、

それらの優勝賞受賞作は、下記の中の5~6作品だった。

「凶悪」
「少年H」
「そして父になる」
「東京家族」
「舟を編む」
「利休にたずねよ」
「清須会議」
「許されざる者」
「武士の献立」
「さよなら渓谷」
「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」

その中から、それぞれ最優秀○○賞が決まる。

結果はこの通り。

最優秀作品賞:「舟を編む」

最優秀監督賞:石井裕也(「舟を編む」)

最優秀主演男優賞:松田龍平(「舟を編む」)

最優秀主演女優賞:真木よう子(「さよなら渓谷」)

最優秀助演男優賞:リリー・フランキー(「そして父になる」)

最優秀助演女優賞:真木よう子(「そして父になる」)


「舟を編む」 は、作品賞、監督賞、主演男優賞、

脚本賞、録音賞、編集賞の6部門で受賞。

確かにええ映画でした。

真木よう子は、主演・助演のダブル受賞。

ええよなぁ、真木よう子、好きやなぁ。

主演・助演のダブル受賞は、1979年の大竹しのぶ以来

35年ぶりらしい。

助演男優賞も 「そして父になる」 のリリー・フランキー。

真木よう子とリリー・フランキーは、

映画の中で夫婦役を演じていた。

夫婦で受賞というのも珍しいのではないかな。

リリー・フランキーは、「凶悪」 でも優秀助演男優賞を

受賞していて、最優秀は 「そして父になる」 で受賞。

「そして父になる」 のリリーも良かったが、

「凶悪」 の方が、インパクト大やったな。


今年は、上に書いた優秀賞作品は全て鑑賞済み。





2014.3.9

LET IT BE

昨年、ポール・マッカートニー来日公演を

観なかったことは、大変に後悔した。

その穴埋めにというわけではないが、

昨日、「ビートルズ・トリビュート・ライブの

決定版」 という謳い文句の 「LET IT BE」 を

観てきた。

会場は、初めてとなる渋谷ヒカリエにある、

東急シアターオーブ。

新しいだけあって、中々ええホールだ。

古いホールだと、座席が狭苦しいところがあるが、

ここは、ゆったりしてるとまでは言わないが、

狭苦しくはなく、何よりもきれいだ。


「LET IT BE」 は、2012年9月にロンドンで

幕を開け、昨年はブロードウェーでも幕を開け、

今回日本に上陸となった。

東京は、3月4日~9日の6日間8公演。

座席は、2階の3列目だったが、

ステージはそんなに遠くなく、良い席だった。

幕が上がると、キャバーンクラブを模したステージで、

演奏が始まった。

「Please Please Me」、「She Loves You」、

「I Want To Hold Your Hand」、「Can't Buy Me Love」、

「A Hard Day's Night」 など初期の曲が続く。

スクリーンに当時の映像と今のステージ上とが

交互に映し出される。

ライヴの映像も白黒なので、まるで当時の

本人たちの映像かと思ってしまうが、

よく見ると目の前で演奏している彼らだ。

アメリカのスタジアム・コンサートの再現のコーナーでは、

スクリーンに絶叫し、号泣し、失神するファンが映し出され、

曲が終わると、大歓声が流れる。

休憩を挟んで、サイケな衣装とステージに変わり、

「サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・

バンド」 だ。

その後、後期のアルバム 「ホワイト・アルバム」

「アビイ・ロード」 「レット・イット・ビー」 収録の曲が続く。

4人とも素晴らしかったが、特にポール役が素晴らしい。

遠めに見ていると顔も似ているし、

何よりも声が似ている。

歌い方も研究したんやろ、かなり似ている。

あんまり知らん人が聴いたら、本人と思うぐらい。

アンコールは、ジョンのソロの曲、

「Give Peace a Chance」 から、「Let It Be」へ。

「Give Peace a Chance」 をビートルズとして

演ることなんてなかったやろうから、

これは創作やろね。

そして、2回目のアンコールとして 「Hey Jude」。

最後は、会場皆で大合唱で幕を閉じた。


使用ギターについて。

ジョンとジョージは、リッケンバッカー、グレッチ、

ギブソン、エピフォン、フェンダーを持ち替え、

ポールもヘフナーとリッケンバッカーを使い分けていた。

あと 「Yesterday」 の時ポールは、

ちゃんとエピフォン・テキサンを弾いていたので、

それぐらいしか分からないが、

楽器もきっと実際に使われたものに

忠実にチョイスされているんやろう。

雑誌で見た覚えのある、サイケなペイントのストラトとか、

オール・ローズのテレキャスとか、フェンダーの

6弦ベースも登場してた。


休憩を除いてまる2時間あまり、たっぷりと

ビートルズを聴くことが出来、満足のいくショーだった。

そう、コンサートというよりは、ショーという方が

ふさわしいステージだった。

私は、ビートルルズ・ファンというよりも

ビートルズに好きな曲が多いという感じで、

4人のマニアックなファンではない。

そういう私でも十分に楽しめ、好きな曲をたくさん

究極に本物に近い演奏で、ナマで聴くことが出来たのは、

嬉しい限りだ。

しかも実際には、ライヴで演奏されなかった曲も

今日は、聴くことができたんやから。

「Here, There and Everywhere」 が

演奏されなかったのは、残念やったけど。

あと、あえて苦言を呈するならポール役が、

左利きでなかったことぐらいかな。


メンバー:
Paul : Peter John Jackson / Iain Hornal
John : Ryan Coath / Paul Canning
George : Paul Mannion
Ringo : Phil Martin / Chris McBurney
Keys : Ryan Alex Farmery


上記2名の名前ある、それぞれのキャストを

どちらが演じていたのを観たのかは、不明。

最後にメンバー紹介があったけど、覚えられなかった。

あ、John は、Paul Canning だった。

John なのに Paul やと思ったから それは覚えてる。


レット・イット・ビー 公式サイト


ちなみに、今から38年前、

人生で初めて買った洋楽の LP は、

ビートルズの 「Help!」 だった。





2013.3.10

昨年も今頃、勝手に 「アカデミー賞祭り」 と称して、

アメリカのアカデミー賞受賞作、ノミネート作を

1日にハシゴして観た覚えがあるが、

今年もやってきました 「アカデミー賞祭り」。

というわけで、昨日、「ダラス・バイヤーズクラブ」 と

「それでも夜は明ける」 の2本を観てきた。




ダラス・バイヤーズクラブ

アカデミー賞6部門にノミネート、

マシュー・マコノヒーが主演男優賞、

ジャレッド・レトが助演男優賞 を受賞。

1985年、HIV 陽性で余命30日と医師から

宣告された実在した男の物語。

当時は、HIV に感染するのは、同性愛者だけだと

間違った認識をされていた時代だ。

「エイズ」 という言葉が日本でも

一般的になったのは、ちょうどその頃だったと思う。

主役のロン・ウッドルーフを演じたのが、

21キロもの減量をして、エイズ患者になりきった

マシュー・マコノヒー。

同じく、エイズで同性愛者のレイヨンを演じるのが、

これまた激やせした ジャレッド・レト (18キロ減量)。

この2人が、主演&助演のダブル受賞を果たした。

(ここから ネタバレ注意)

HIV の宣告を受けるまでは、結構、ふしだらな

ええかげんな生活をしていたロンは、

「生きたい」 との思いから、

メキシコまで薬を手に入れに行く。

そして、アメリカでは未承認だが

効果のある薬を国内に持ち込み、会員を募り、

その薬を 会員=患者たち にさばき始める。

アメリカの病院では、毒性の強い薬 AZT が

使われ始めていた頃のことだ。

あまり効き目がなく副作用が強いことを

知っていて、処方する医者や、

金儲け主義の製薬会社の倫理観も疑ってしまうが、

患者が求めているにもかかわらず、

その薬品を承認しようとしない政府も困ったものだ。

結局、ロンがやっていたことは、違法だったので、

取り締まられてしまう。

そしてロンは、奴らと戦うことになる。

ロンが裁判に負けて、オフィスに戻ると、

大勢の仲間たちが彼を拍手で迎えるシーンがいい。


「生きる」 「生きる権利」 というものを強烈に描いた作品で、

「死なないことに必死で、生きてる気がしない」 という

セリフが印象的。

ロンは結局、余命30日と宣告されてから、

7年生きたらしい。


オフィシャルサイト には、

こんなことが書いてあった。

 1992年、脚本家のボーテンは、
 ロン・ウッドルーフに実際に会い、
 いつか自分の話が映画になったらどう思うか訊ねた。
 「もしそうなったら、ぜひ観てみたいね。
 あらゆる人に知ってもらいたいし、
 独自に学んできた政府のこと、
 医薬機関のこと、エイズのことを学んでほしい。
 やってきたことに意味があったんだと思えるといいな」と
 ロンは答えた。
 それが20年を経てようやく実現したのだ。



★★★★▲




それでも夜は明ける

アカデミー賞9部門にノミネート、

作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞。

監督は、スティーブ・マックイーンで、

「大脱走」 「パピヨン」 のあのマックイーンと

同名だが、もちろん別人で、アメリカ人ではなく、

黒人のイギリス人。

まだ44歳と若い。

黒人監督による作品賞は、初めてらしい。


これは、ヘビーな映画だった。

1841年、アメリカで奴隷制度が合法だった時代、

奴隷ではない 「自由黒人」 のソロモンが、

ある白人にだまされ、奴隷として売られてしまう。

当時、自由証明書というもので、自由が認められていた、

「自由黒人」 という制度があったことも

知らなかったが、多くの白人にしてみれば、

黒人は黒人でしかなかったのだろう。

いくら、自分は自由黒人だと主張しても、

ただ殴られるだけだった。

ソロモンは、それから12年間、

差別と暴力に苦しめられながら、

奴隷として生きることになる。

それでも、妻や子供に会いたいと、

けっして希望を捨てなかった彼は、

ついに信用できる白人にめぐり会う。


この映画を観ると、当時の奴隷制度が

どんなに酷かったかが分かる。

奴隷は人間ではなく、主人の家畜・所有物として

扱われ、仕事が不十分だとムチを打たれるのは、

神の意思なのだという。

全ての白人がそんな風ではなくて、

中には奴隷を大切にするご主人様もいるし、

えげつないのは、一部の人たちなのだけど、

例え暴力をふるわなくても奴隷は奴隷で、

自由などない。


原作は、自由を取り戻したあとの、

ソロモン・ノーサップが1853年に発表した

「Twelve Years a Slave」。

映画の原題も同じく。

「Slave」 は 「奴隷」 の意味。

なんで 「それでも夜は明ける」 なんて、

あまっちょろいタイトルにするんやろ。

映画の中で、ソロモンは解放されたけど、

いっこも夜は明けとれへんで。


それにしても、人間っちゅうのは、

ホンマにえげつない生き物やなぁと思う。


この映画について、ウィキペディアに

こんなことが書いてあった。

 俳優のサミュエル・L・ジャクソンは
 「『それでも夜は明ける』こそ、アメリカの映画界が
 人種差別に真摯に向き合おうとしていないことを
 証明している。」と述べた。
 その根拠として 「もし、アフリカ系アメリカ人の
 監督が本作を監督したいといっても、
 アメリカの負の歴史を描くことに
 スタジオが難色を示すであろうこと」を挙げた。



「42」 や 「大統領の執事の涙」 など、黒人差別を

描いている作品はあるけど、奴隷制度のことを

描くことにアメリカは抵抗があるということか。

でも、本作はアメリカ映画。

アフリカ系アメリカ人監督作品ではないけれど、

歴史上の恥部を世界に発信できる、アメリカの良心と勇気、

表現する自由は素晴らしいと思う。

と、同時に、

「Twelve Years a Slave」 を出版したあと、

ソロモン・ノーサップが、奴隷解放のための

活動をしていたらしいが、

その彼が、いつ、どこで、どういう状況で死んだのかが、

分からないというのは、何か不気味だ。


★★★★▲





2013.3.11

ファブリーズしよう!

数日前のこと、3人で食事しながら 結構飲んだあと、

BAR へと移動した。

そこで、久しぶりに シガー (葉巻) を吸った。

シガーを吸いながら、ウイスキーの水割りを

数杯飲んだ。

で、結構、ヘベレケで帰宅した。

記憶が断片的ね、そういう時は。

シガーを吸うと、ジャンバーとかに臭いがついてしまう。

で、帰ってすぐに帽子とジャンバーに消臭のために、

「ファブリーズ」 をかけようと思った。

酔っててもそういうことは、ちゃんとすんねんな。

まず、帽子に 「ファブリーズ」 をひと吹き。

すると、見る見る帽子の色が変わっていく!

えっ!? なんやこれ? どういうこと?

手にしているボトルを見ると、

「ファブリーズ」 ではなく、「カビキラー」!

あ~あ、気に入っていた帽子やのにぃ~。







2014.3.12

エイトビートおばさん

私が、「8 (エイト) ビートおばさん」 と

呼んでいる人がいる。

初めて見かけたのは、2012年 8月 2日。

ビルボードライブ東京における、Char 、Jack Bruce、

屋敷豪太のトリオのライヴ。

その日のエントリーに、

Char のまん前に座っていた女性 (後姿からだとおばちゃんか?) が、
Char のギター・ソロの間、必ず、ず~っと、
8beat で手拍子を叩き続け、ソロが盛り上がってくると、
手 (の高さ) も高くなっていくのが、なんか微笑ましかった。


と書いている。

きっと、Char の大ファンなのだろう。

その後、同年12月9日の江戸川区総合文化センター

大ホールでのコンサートでも その人を見かけた。

やはり最前列だ。

最前列の上、非常に特徴的な手拍子の仕方をするので、

ちょっと遠くから見ても すぐにその人だと分かる。

昨年の4月の日比谷野音のコンサートでは、

見かけたのかどうか覚えがないのだが、

先日の練馬文化センター大ホールの Char の

コンサートでのこと。

最前列で、めちゃくちゃノリノリで踊っている、

若そうな女性がいた。

激しいダンスをするもんだから、えらい目を引いた。

何気なく、その女性を見ていると、視界に

見覚えのある、これまた激しい特徴的な手拍子をする

人の姿が入ってきた。

その瞬間、思い出した。

(あっ!8ビートおばさんや!)

8ビートおばさんは、その超ノリノリで踊っている

女性の隣の席で、その踊りにも負けないような、

激しい8ビートを刻む手拍子をしていた。

Char のソロが盛り上がると、手拍子する手が

どんどん高くなっていく!

私は、8ビートおばさんの姿を見て、

旧友にあったような懐かしさと嬉しさを覚えた。

(ほんまか?)

やはり、後ろ姿なので、年齢不詳。

(もっと言えば性別だって確かではない。)


ここからは、私の勝手な想像なので、

事実と大きく違っていても、責任取りません。

彼女は、1976年の Char のデビュー当時からの大ファン。

当時、高校生だった彼女は、Char のファンクラブに入り、

「平凡」 や 「明星」 に載った Char さまのグラビアを

下敷きに入れ、クラスメートで仲良しの和美と恵子とともに、

いつも Char の話ばかりしていた。

同じクラスには、Char 派のほかに、原田真二派 と

世良公則派 がおり、クラスは大きく3つに分かれていた。

そんな中、ただ一人、久美子は 郷ひろみ派 だったのだが、

ニューミュージックが台頭してきた、その時代にあっては、

そんなこと言うとクラスメートから、

どんな目にあうか分からないので、久美子は誰にも言わず、

一人、家で 郷ひろみのポスターに話しかける毎日だった。

続く・・・。

(何の話?)





2014.3.13

うれしすぎて
だまっていられない


先日、妻とタクシーに乗った時のこと。

ふたりで話していると、信号待ちで止まった時に

運転手さんが 話しかけてきた。

「あれ?ここにこんなお店 (中華料理店) ありましたっけ?」

私達は通り慣れた道だったので、

「以前からありますよ。」

と答えると

「可愛いい子いるかなぁ?」 と言う。

(スナックやキャバクラならまだしも、中華料理店なのに

変わったこと言うなぁ) と思いながら、

「どうでしょうね。

入ったことないので、分かんないですけど、

可愛いい子は いてないんちゃいますか。」

すると、

「家に帰っても一人で、話し相手がいないと

寂しいんですよ。」

なんと答えてよいやら困っていると、

「友達に紹介してもらって、今度、結婚するんです。

相手は、28歳なんですよ。」

思わず 「えっ~!」

運転手さんは、かなりご高齢に見えたので、

「失礼ですが、おいくつでいらっしゃいますか?」

「71歳です。」

と言いながら、ライトを点けて、

その奥さんになる人の写真を見せてくれた。

その写真が、モデルさんのような方でこれまたビックリ。

結局、「若い奥さんもらうねん」っちゅう話をしたかっただけやん!

うれしすぎて、黙ってられへんかったんやろな。


というか、ホンマやろか。





2014.3.14

NIACIN
Billy Sheehan/Dennis Chambers/John Novello


「ナイアシン」 というバンドのライヴを観てきた。

約8年ぶりの来日で、大阪1日、東京2日間、

1日2ステージで合計6公演、その最終公演だ。

@ビルボードライブ東京、2nd ステージ。

メンバーは、ビリー・シーン (ベース) と

デニス・チェンバース (ドラムス) と

ジョン・ノヴェロ (ハモンドオルガン)。

バンド名 「ナイアシン」 というのは、

ビタミンB3 のことで、

ハモンドオルガンに B3 という機種があり、

それと ビタミンB3 をかけている。

普段、ギターの入った音楽を聴くことが断然多い私だが、

このトリオは、ぜひナマで聴いてみたかった。

昨年2005年以来の新譜をリリースし、

8年ぶりの来日ということもあってか、ほぼ満席。

ドラムのデニ・チェンは、マイク・スターンのバンドで

何回か観ているが、他の2人は初めて。

デニ・チェンは、大好きなドラマーの1人。

ビリー・シーンは、ジャズ・プレイヤーとはトーンも

アプローチも違い、ロックなイメージだが、

こういうハードなフュージョンも かなりいけてます。

オルガンのジョン・ノヴェロのことは、

よく知らないのだか、チック・コリアなどと

共演してきた人らしい。


いやいや素晴らしかった。

70分ほどのステージだったが、観ごたえ、

聴きごたえのあるショーだった。

やはり、恐るべしデニ・チェン。

それに加えて、ビリー・シーン。

スリップ・ビートっていうんかな?

あるリズム (リフ) の上で、違うビートを

ドラムが叩くやつ。

正確には、違うビートを叩いてるんと違て、

ちがうビートに聞こえるんやろうけど、

そのスリップの仕方が、尋常やない。

何やってるか、全然わからへん。

ビリーは、洒落なのでしょうが、

指おってリズムとってる。

何をすんねん、無茶しよんなぁ、って感じ。

マイクと来た時も、1ステージに1曲は、

そのスリップ・ビートのドラム・ソロがあんねんけど、

今日のは特に凄かった。


アンコールは、ウェザーリポートの 「Birdland」。

これが、また良かった!

素晴らしすぎて、終わったとき、

ちょっとウルってきてしもた。


カメラ撮影が入っていたので、DVD になるんかな。

出たら、買うで。

そして、次回の来日も、ぜひ観たい。

今日は、カジュアル席というて、

ちょっと上から観る席やったけど、

今度は、もっと近くで観たい。


メンバー:
Billy Sheehan(Bass)
Dennis Chambers(Drums)
John Novello(Organ)








2014.3.15

バックコーラスの歌姫 (ディーバ) たち

昨年春、「シュガーマン」 というドキュメンタリー映画を

3度観に行った。

3度も観に行くほど良かったからではなく、

1度目2度目は、どうしようもない睡魔に襲われ、

まともに観ることができなかったからで、

3度目にして、ようやく眠らずに全編を鑑賞できたのだ。

それからは、映画館で起きていられないような、

激しい睡魔に襲われることはなかったのだが、

先日、久しぶりにやってきよった。

「バックコーラスの歌姫 (ディーバ) たち」 という

これまた音楽関連のドキュメンタリー映画を

観に行ったのだが、始まって10~15分ぐらいで

これまた、キョーレツな睡魔に襲われた。

寝不足ではなかったし、夕食も軽く済ませてから

1時間半ほど過ぎていたが、

映画が始まる前に売店で飲んだビール (小瓶) が

いけなかったのか、どうにもこうにも、

目を開けていられない、えげつない睡魔だ。

結局、90分の映画なのに30~40分、

気絶状態だった。

ドキュメンタリー映画って、

眠たくなる何かがあるんやろか。


さて、この映画は、東京では昨年12月に公開され、

すでに上映を終了していた。

私は、本作のことを知らなかったのだが、

アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞し、

都内いくつかの劇場で 再上映しているのを知り、

ぜひ観てみたいと思って、渋谷の映画館まで観に行ったのだ。

なのに寝てしまった。

こうなると、どうしてもちゃんと観たい。

それで、今日もう一度、今度は六本木まで観に行ってきた。

今度は、全く眠くなることもなく、集中して真剣に鑑賞。


前書きが長くなった。

本作は、バック・シンガーにスポットを当てた

ドキュメンタリー。

バック・シンガーとは、スターの後ろで歌ってる、

コーラスの人たちのこと。

出演するバック・シンガーは、

ダーレン・ラヴ、メリー・クレイトン、リサ・フィッシャー、

タタ・ヴェガ、クラウディア・リニア、ジュディス・ヒル 等。

正直、名前を聞いても知らない人たち。

見覚えがあったのは、マイケル・ジャクソンの

「This Is It」 で マイケルとデュエットしていた

ジュディス・ヒルぐらい。

(この人、東洋系っぽいと思てたら、日本人のクォーター。)

映画は、彼女たちへのインタビュー、歌唱シーン、

そして、彼女たちを起用したプロデューサーや

アーティストのインタビューで構成される。

インタビューに登場するアーティストは、

スティーヴィー・ワンダー、ブルース・スプリングスティーン、

ミック・ジャガー、スティング、ベッド・ミドラー、

パティ・オースティン、シェリル・クロウ 等。


1960年代、白人がバック・シンガーだった時代から、

黒人のバック・シンガーの時代がやってくる。

白人は、お上品に楽譜を読むかのように歌うのに対し、

黒人のそれには、躍動感があった。

とはいえ、誰かのバックで歌うときは、

バック・シンガーは自分の個性を主張してはならなかった。

有名なプロデューサー、フィル・スペクターは、

ダーレン・ラヴが歌った曲を別のグループの曲として

発表、それが全米ナンバー1となる。

当時、そういう話は珍しいことではなかったようで、

バック・シンガーは、悔しい思いすることも

多かったようだ。

ダーレン・ラヴは、3度もそういう目に遭い、

一時期、音楽業界を離れるが、後に戻っている。

これは、ある意味、業界の暴露映画でもあるなと思った。

これを見る限り、フィル・スペクターって

ひどい奴やもん。

ビジネス的には、それで成功なのかもしれんけど。


そのうち、イギリスのロック・アーティストたちが、

彼女らをバック・シンガーとして積極的に起用し出す。

ローリング・ストーンズ、ジョー・コッカー、

デビッド・ボウイ、ジョージ・ハリスン等だ。

(私は今日まで、ジョー・コッカーのことを

アメリカ人だと思っていたら、イギリス人だった。)

彼らは、バック・シンガーたちに、

「そのままで良い」 と自由に歌わせたのだ。

そういう中、ソロを目指すバックシンガーもいた。

ソロ・デビューできたとしても、そのポジションを

キープし続けるのは、並大抵のことではない。


バック・シンガーとセンターで歌うソロ・シンガーとは、

ステージでの距離こそ近いが、その音楽への向き合い方や

生き方には、大きな隔たりがある。

ソロでやっていけるかどうかは、

「才能より運だ」 とスティングは言う。

そうなんだろうな。

歌が上手い人なんていっぱいいるんやろな。

その中で、第一線でやるのは、何かを掴んだ人、

あるいは神に選ばれた人なんだと思う。

一方で、バック・シンガーの彼女たちを観ていると、

ソロとしてスポットを浴びていなくても、

音楽的には大変優れていて、才能もあるのが

よくわかる。


今まで、バック・シンガーについて

こんな風に描かれたことは なかったんだろう。

アカデミー賞受賞も頷ける、素晴らしい内容だった。

音楽業界の裏話や、ライヴやレコーディングの

エピソードなど貴重な話も満載。

やっぱり、2回目に観に行って良かった。


「あなたが授かったあなたの才能は、『あなた』 です」 という

言葉が、心に残った。


★★★★▲


バックコーラスの歌姫 (ディーバ) たち オフィシャルサイト





2014.3.16

オール・イズ・ロスト
最後の手紙


ロバート・レッドフォード 主演の映画、

「オール・イズ・ロスト」 を観てきた。

(ネタバレです。)

主演と書いたが、この映画、ロバート以外

誰も出てこない。

インド洋を単独で航海中、ヨットが漂流していた

コンテナにぶつかり、故障する。

無線やラップ・トップは水浸しでダメになる。

それから、嵐に巻き込まれ、

ヨットは大きなダメージを受け、沈没。

救命ボートでの漂流が始まる。


この手の映画でありがちな、

主人公の過去の回想など一切なし。

状況は、船上のみ。

観客は、ロバート演じる男が、一体何者なのか

知らされずに、物語は進んでいく。

名前さえ分からない。

ヨットに乗って、航海するぐらいだから、

お金持ちなんだろうとか思うが、

その程度の推測のみ。

おまけに、余計な (説明のための) 独り言もなし。

冒頭、誰かに宛てて書いた手紙を読む声があったが、

そのあと ずっとセリフなし。

彼が声を出すのは、無線で SOS を言う時と

「Fuck!」 と 「Help me!」 ぐらい。


こんなにストイックに作られた映画は、

なかったんちゃうやろか。

ここまでくると、潔くて良い。

最後は、助からないのかと思ったが、

やはり、そこは、アメリカ映画。

あれで、助かれへんかったら、

めちゃ後味悪いもんな。


漂流という意味では、最近観た 「ゼログラビティ」 や

「ライフ・オブ・パイ」、サバイバルという意味では、

「キャスト・アウェイ」 とも 違う描き方。

淡々と描いており、どちらかというと、娯楽性は低い。

登場人物が少ないという点では、

「ゼログラビティ」 に近いけど。

ロバート・レッドフォードは、今年8月で78歳。

おそらく撮影時には、76歳だったのでしょうが、

かなりハードな役を体当たりで演じている。

なんとなく、顔つきが変わったように感じたが

気のせいか。

目つきが、何度も ウィレム・デフォー に見えたよ。


彼は 「全てを失った」 けど、

何かを獲得したように感じた。


★★★★☆


オール・イズ・ロスト オフィシャルサイト





2014.3.16

訃報 安西マリア

「涙の太陽」 の安西マリアが、15日夜、

急性心筋梗塞のため亡くなった。

2月に入院していたらしい。

60歳。

若いなぁ。

また60代や。


改めて、「涙の太陽」 を聴いてみると、

よう出来た曲や。

知らんかったけど、

この曲、安西マリアが オリジナルとちゃうねんな。

エミー・ジャクソンという人が、1965年に出した曲。

エミー・ジャクソンは、日本の歌手だが、

イギリス生まれで、父方の祖父がイギリス人というから、

クォーターということだな。

「涙の太陽」 も、英語で歌っていた。

そのオリジナル・ヴァージョンも聴いてみたが、

サーフロックのようなアレンジで、

個人的には、安西マリアのいかにも日本の

歌謡曲らしいアレンジの方が、好きやなぁ。

安西マリアもドイツ人とのクォーターらしい。

美人やったもんな。


合掌。


涙の太陽 /安西マリア 1973





2014.3.17

THE BAWDIES
ROCKIN' THIS JOINT TONIGHT


3年ほど前に、その存在を知ったバンド、

「THE BAWDIES」

その時のエントリーが これ

 体がついて行かないだろうから (トホホ)、
 たぶんライヴには行かないけど


と書いていたが、ついに (?) そのライヴに

行ってきた。

ビルボードライブ東京での 1st ステージ。

客は、8~9割ぐらい若い女の子やった。

THE BAWDIES は、今年1月1日で結成10周年。

今月、50~60年代の R&R、R&B の

カバーアルバムをリリースしたばかりで、

演奏曲は、そのアルバムからが中心だったようだ。

まず4人で2曲演奏後、ゲストプレイヤーの

ベーシストとピアニストを招き入れ、6人編成で数曲。

ピアノがいったん引っ込んで、5人で数曲やったあと、

ホーン4人とピアノを入れ、ヴォーカルのゲストも入れて、

11人で2~3曲。

ホーンが入ると、やっぱりサウンドがリッチに

なってええよなぁ。

カバー曲は、あまりにも渋すぎて、

ハッキリ知っていると言えるものは、

「Bring It On Home To Me (Sam Cook)」、

「What'd I Say (Ray Charles)」、

「Soul Man (Sam & Dave)」 の3曲だけだった。

あとは、聴いたことあるような ないような、

あの頃のあの手の音楽。


ROY が、リトル・リチャードを聴いた時の衝撃を語っていた。

「今の音楽にはあの頃の音楽の熱さがない。

それは、演奏する側の問題だ」 っていうようなこと。

その熱さが、今は全くないわけではないと思うけど、

60~70年代前半あたりのアメリカって、

時代的に、公民権運動、ブラック・パンサー、

ベトナム戦争、反戦など、エネルギーがなんというか

特別やったと思うねん。

音楽にもそのエネルギーがあふれてたんやろなと思う。

彼らの音楽は、その熱さを持ってるね。

ロックンロールって、こんなにええねんで!

ロックンロールでハッピーになりましょう!って、

エネルギーにあふれてる。

あと 「Soul Man」 や 「What'd I Say」 を聴いていると、

もちろん演奏者にもよるんやろうけど、

もうその楽曲自体に すごいエネルギーがあるように感じた。


ゲスト・ヴォーカルの Haruhiko Aoyama のことは、

知らんかったけど、中々雰囲気出してました。


THE BAWDIES は、小学校からの同級生3人と

高校の同級生で結成されたバンドということやけど、

小学校から一緒でバンドやってるって、

どんな感じなんやろなぁ。

そういや、ミックとキースも幼馴染やったな。

THE BAWDIES も長いこと続けて欲しいな。

しょっぱなの ROY のカウントがめちゃくちゃ

カッコ良かったなぁ。


Member;
ROY (Vo, B)
TAXMAN (Gt, Vo)
JIM (Gt, Cho)
MARCY Y(Drs, Cho)

Guest Musician ;
NARGO (東京スカパラダイスオーケストラ) (Trp.)
原雅彦 (東京スカパラダイスオーケストラ) (Trb.)
GAMO (東京スカパラダイスオーケストラ) (T.Sax.)
谷中敦 (東京スカパラダイスオーケストラ) (B.Sax.)
ハマ・オカモト (OKAMOTO'S) (B)
MABO (El.P)
Haruhiko Aoyama (The Fave Raves) (Vo)


----- 2014.3.18 追記 ------
ビルボードライブのサイトにセット・リストが発表されたので、
転記しておく。

3月17日(月)六本木・ビルボードライブ東京 1st Stage Set List:
01.1-2-3
02.I BEG YOU
03.SHAKE A TAIL FEATHER
04.GOOD LOVIN’
05.SOMEBODY HELP ME
06.DANCE NIGHT AWAY
07.I GOT A WOMAN
08.SPOONFUL
09.BRING IT ON HOME TO ME
10.DADDY ROLLING STONE
11.DANCING TO THE BEAT
12.THE NEW BREED
13.SOUL MAN
En-1.ROCK ME BABY
En-2.WHAT’D I SAY





2014.3.18

Fried Pride

約1年半ぶりに フラド・プライドのライヴに

行ってきた。

ビルボードライブ東京の2ndステージ。

2日続けての ビルボードライブだ。

フラプラのライヴには、かれこれ10回以上は、

足を運んでいるが、毎回 満足のある楽しいステージだ。

今回も然り。

1曲目 「パート・タイム・ラヴァー」 から、

アンコール 「イマジン」 まで、たっぷり90分。

曲は、ニューアルバムから、

フラメンコな「ソウル・シャドウズ」、

しっとりと 「オール・バイ・マイ・セルフ」、

激しく 「パープル・ヘイズ」。

そのほか 「ラ・ラ・ミーンス・アイ・ラブ・ユー」、

「ストリート・ウォーキング・ウーマン」 など。

今回は、横田さんのソロ・コーナーがあり、

素晴らしい 「スペイン」 を聴かせてくれた。

ぜひ、沖仁とのデュオを演って欲しい!

どういうわけか、横田さんを観ていると

自分もギターを弾かねば、という気にさせられた。

横田さんのギターは、エレガット (ホセラミレスかな?) と

ゴダンの Multiac Jazz SA を数曲で使用。


メンバー
Vo : Shiho
Gt : 横田明紀男
Per : ? (名前失念)





2014.3.19

爆 睡 摩

先日、ドキュメンタリー映画 「「バックコーラスの

歌姫 (ディーバ) たち」 を2回観に行ったことを書いた。

そこに、昨年の春の 「シュガーマン」 以来、

映画鑑賞中に睡魔に襲われることは なかったと書いたが、

そうではなかったことを 思い出した。

その作品は、「夏の終り」。

昨年9月に観に行ったのだが、まともに起きていられず、

ここに感想を書くこともできなかった。

「夏の終り」 は、瀬戸内寂聴が自身の体験を書き、

100万部を超えるベストセラーとなったらしいが、

原作は読んでいない。

主演は、満島ひかり、小林薫。

「大人のラブストーリー」 ということだったが、

わけのわからないまま終わってしもうた。

ということで、ドキュメンタリーに限らず、

どうしようもない睡魔は、たまにやってくるのだった。





2014.3.20

思うこと

一昨日、フライド・プライドのライヴで、

横田さんの口から聞くまで、知らなかったのだが、

フラメンコ・ギタリストのパコ・デ・ルシアが、

先月25日に亡くなっていた。

死因は心臓発作で、享年66歳。

若いで、まだ。


訃報といえば、今月14日、俳優の宇津井健も亡くなった。

宇津井健といえば、私の年代では、山口百恵の

赤いシリーズのお父さん役が一番印象的やったな。

もうちょい上の年代なら、「ザ・ガードマン」 かも知れんな。

享年82歳。

なんでも、他界した14日当日、亡くなる5時間ほど前に

婚姻届を提出していたという。

5時間だけの夫婦ということや。

約2週間前に 「僕は君に喪主をやってほしい。

正式に籍を入れてほしい」 とプロポーズしたらしい。

相手は、80歳の高級クラブのママということだが、

なんか、ええ話やなぁ。


話は変わるが、

一昨日のフライド・プライドのライヴの

アンコール曲は、(ジョン・レノンの) 「Imagine」。

その曲の演奏前、横田さんがチラッと、

世の中を憂うようなことを言った。

いまだに、世界から紛争はなくならず、

新しい問題が持ち上がっている。

ミュージシャンが、「Imagine」 のような

メッセージの曲を演奏しなくても良い世界が

実現することはないのやろか。

そういう時代が 来ればええのになぁ。

人間ってアホやなぁ。





2014.3.20

情熱のピアニズム

ミシェルは、骨形成不全症という障害を持って生まれた。

全身の骨が折れた状態で 生まれたという。

幼少期には歩くこともできず、

成人しても身長は1メートルしかなかった。

代わりに神は、彼に音楽の才能を与えた。


ミシェル・ペトルチアーニ(Michel Petrucciani) は、

フランス人ジャズ・ピアニスト。

私と同じ1962年生まれで、生きていれば51歳だ。

私はジャズ・ピアノに詳しくなく、

ミシェルを知ったのは、彼が1999年1月6日、

36歳で亡くなってから、数年後だった。


もう10年ぐらい前のことで、

何がきっかけだったかは覚えていないが、

ミシェルが、スティーヴ・ガッド (Dr) と

アンソニー・ジャクソン (B)とのトリオで

演奏した DVD を見つけ、購入した。

そこに収録されていた 「Cantable」 という、

美しい曲を聴いて泣いた。

このトリオで来日もしており、1997年の

ブルーノート東京における公演は、CD 化されている。

その CD にも 「Cantable」 は収録されているが、

テンポが速く、あまり好きではない。

断然 DVD (1998年ドイツでの演奏) の方が良い。


さて、そのミシェルのドキュメンタリー映画、

「情熱のピアニズム」 が、DVD で発売された。

映画は、2012年秋に公開されていたのだが、

全く知らなかった。

知っていたら、絶対 映画館へ観に行っている。

こんなに映画や音楽のことを気にして生きているのに、

そういう情報を見落としてしまうのは、

どういうわけやろ。

ホンマに悔しい。

DVD の発売を知って、映画の存在も 知ったぐらい。

2ヶ月も前に予約していた その DVD が

ようやく発売となり、数日前に届いた。


ミシェル本人、ミシェルの家族、周囲の人たち、

ミュージシャンのインタビューと貴重な映像で、

ミシェル・ペトルチアーニという人が、

どんな人間であり、どんな風にその短い数奇な生涯を

駆け抜けていったのかが、見事に描かれていた。

本人の若い頃から、晩年 (と言うても30代やけど) までの

映像を見ると、普通の人の倍以上のスピードで、

老化していったように見える。


演奏中に何度も指や腕の骨や鎖骨などを骨折した話、

何度も結婚と離婚を繰り返した女性関係、

息子も同じ障害を持って生まれてきたことなど、

たくさん印象的なエピソードがあるが、一つだけ

選ぶとしたら、このエピソードを書いておきたい。

スタインウェイ (アメリカのピアノ・メーカー) の

工場へ自宅用のピアノを選びに行くシーンがある。

調律師が先に行って、10台ほどのピアノを弾き、

一番良いピアノ、ミシェルが選びそうなピアノを

前もって調べて、ミシェルが来るのを待っていた。

ミシェルは、部屋に入ると、調律師とは話さず、

数台のピアノを弾いたあと、「あのピアノにする」 と、

まだ弾いていないピアノを指差す。

そして、こう言う。

「部屋に入った時から、決まっていた。

ピアノが話しかけてくるんだ。」

そのピアノは、調律師が 「これだ」 と

思ったピアノと同じだった。


Cantabile / Michel Petrucciani, Anthony Jackson, Steve Gadd


この曲は、「情熱のピアニズム」 の中でも

一番ええところで使われいる。


本作、JAZZ に興味がない人でも、

誰しも観る甲斐のあるドキュメンタリーです。


情熱のピアニズム オフィシャル・サイト


★★★★★





2014.3.21

上田正樹

キー坊こと 上田正樹のライヴを観てきた。

@ブルース・アレイ・ジャパン。

一昨年7月の石やん (石田長生 (g)) の還暦記念ライヴ、

昨年6月の 山岸潤史 (g) の 芸歴40周年&還暦記念ライヴに

それぞれ、ゲストとして登場し数曲歌ったキー坊。

20代の一時期、すごく好きでよく聴いていたのだが、

不思議とライヴを観ていなかった。

一度だけ、たくさんアーティストが出る、

大晦日の年越しライヴか何かで観たような気がするが、

30年ぐらい前のことで 記憶が怪しい。

今日のライヴのタイトルは、

上田正樹 LIVE
“ この熱い魂はあの頃のまま2013 ” ~ Since1972

メンバーは下記。

上田正樹 (Vo/G)
正木五朗 (Ds) (ex.サウストゥサウス)
樋沢達彦 (B)
堺敦生 (Key)
Yoshie.N (Cho/Vo)
Guest:有山じゅんじ (G/Vo)

ライヴのタイトルにある、「1972」 は、

キー坊がデビューした年。

私は、有山とのアルバム 「ぼちぼちいこか」 が

デビューかと思っていたら、それは1975年なので、

その3年前に 「金色の太陽が燃える朝に」 という

シングルでデビューしていたのだった。

昨日、YouTube で初めてその曲を聴いたが、

昭和歌謡のニオイもしながら、中々カッコええ。


さて、ライヴの方はというと、間の20~30分の

休憩を入れると2時間半、たっぷり、キー坊のR&Bを

聴かせてもろた。

今日、本人の話で聞くまで、知らなかったけど、

キー坊は、その海外での活動が認められて、2007年の

Newsweek 誌の 「世界が尊敬する日本人100」 に

選ばれていた。


1曲目、すっかりアレンジを変えた 「扉を開けろ!」。

歌いだすまで全然分からんかった。

めちゃカッコええ。

この曲は、1982年の 「No Problem」 という

アルバムの1曲目。

このアルバムもよう聴いたなぁ。

LA 録音で、ネイザン・イーストやデヴィッド.T.ウォーカーが

参加しているのだ。

ジミー・クリフの 「Many Rivers To Cross」 を知ったのも

このアルバムやったなぁ。

今日やった曲は、「ドック・オブ・ザ・ベイ」、

「ピープル・ゲット・レディ」 なんかのR&Bから、

キー坊最大のヒット曲で、毎年、大阪の歌の1位に

選ばれるという 「悲しい色やね」 など。

2部では、ゲストの有山を含んでの ” ぼちぼちいこか ” コーナー。

「あこがれの北新地」、「みんなの願いはただひとつ」、

「買い物にでも行きまへんか」、「梅田からナンバまで」。

もう、サイコーやね。

聴いたことない人に聴かせてあげたい。ナマで。

「ぼちぼちいこか」 というアルバムは、廃盤になることもなく、

40年近く地味に売れ続けているらしく、

キー坊いわく、「ちょうど パチンコに行けるぐらいの

印税が入る」 らしい。

それから、「線路は続くよどこまでも」 の原曲

「I've Been Working on the Railroad」。

知らんかったけど、これって、アメリカの歌やってんな。

原曲は、線路を敷く工夫たちの歌で、歌詞は、

「線路工事しとったら、自分ちが見えて、

キッチンで嫁はんが他の男といちゃついとる」 っちゅう歌で、

日本の歌とは程遠い内容。

それから、東日本大震災の話をチラッとしたあとの、

「My Old Kentucky Home」 では、泣いてしもた。

なんちゅうか、歌を歌うことの志みたいなものを

感じて、改めてこの人は、ホンマもんやなと思た。

日本を代表するR&Bシンガーやと思う。

以前、雑誌のインタビュー記事で読んだことがある。

キー坊がニュー・ヨーク (やったと思う) で

レコーディングした時のこと。

スタジオに入ってきた黒人が、そのプレイバックを聴いて、

「えらい、日本語のうまい黒人やなぁ」 と言うたらしい。

それは、最高の褒め言葉や。

最初は黒人のマネやったけど、ずっとマネしてたら、

しまいには血となり肉となったんかな、ちゅうような話やった。


コーラスの Yoshie.N は、中々ファンキーで良かった。

ソロでも活動しているようなので、

機会があったら観てみたい。

ドラムの正木五朗は、石やんがやっていた

ボイス・アンド・リズム のメンバーでもあったので、

大阪にいた頃、何度も観ている。

梅田で見かけたら、(あ、ゴローちゃんや) と

分かったもんやけど、20年ぶりぐらいに見たら、

もう分からへんかった。


私の席は、出演者がステージに行く通り道だったので、

演奏が終わって楽屋に戻っていくキー坊に

手を差し出し、握手をしてもろた。

握手をしたあと、キー坊が、「おおぉ」 と言いながら、

私を指差した。

明らかに知り合いに対する態度やった。

誰と勘違いしたんやろ・・・。


さて、キー坊も今年で65歳。

今年は、サウストゥサウス を再結成すると言うてた。

理由は、「はよやらな誰か死んでまうから」。

観に行くでぇ!





2014.3.22

LIFE!

予告編を観て、(これは観よう) と思っていた、

ベン・スティラー監督&主演の映画、

LIFE!」 を観てきた。

面白かったし、とても ええ映画でした。

音楽もいいし、景色も美しいし、

ストーリーも良かった。


「ほんの少し、勇気を持てば人生は変えられる。

あなたが探している、その大切なものは、

すでにあなたの手中にあるんだよ」 という

メッセージが、ストレートに入ってくる。

ベン・スティラーは、もちろん良かったが、

カメラマン役でちょびっとしか出てこない

ショーン・ペン が、めちゃくちゃ渋くてカッコええ。

これは、私的には久々の大ヒットだ。

原題は、” THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY ”


★★★★★




ジョバンニの島

今日は、ロードショー作品を2本鑑賞。

2本目は、(観なきゃ) と思っていたアニメ、

ジョバンニの島」。

北方四島のひとつ、色丹島に住んでいた少年の

終戦間近から戦後数年間の物語。

実話を基にしているとのこと。

ちょっと 「火垂るの墓」 を思い出すような物語。

「北方四島は日本の領土」 という静かなメッセージを

感じるが、過度な政治色はなく、

本当にあったであろうことを 淡々と描いている。

戦争に翻弄される人々を淡々と描くことで、

戦争の無意味さが浮き上がってくる。

終戦後、突然やってきたソ連兵とその家族。

子供達に戦争は関係なく、ソ連の子供と日本の子供が

仲良くなるくだりは、大人たちは何のために、

戦争をするのか、領土を奪い合うのかと

考えさせられる。


実際には、かなり酷いことがあったと何かで読んだことがある。

もちろん、家を奪い、島を奪ったことは言語道断だが、

ソ連兵は、さほど非道には描かれていない。

そのことで、世界に何かを訴えることが可能になるのかもしれない。


エンドロールを見てびっくりしたが声優が豪華。

市村正親、仲間由紀恵、柳原可奈子、北島三郎、

ユースケ・サンタマリア、八千草薫、仲代達矢 ら。

最近観たアニメの中では一番だな。


★★★★▲





2014.3.23

桂歌丸 独演会 3回目

昨年3月、7月に続いて、桂歌丸の独演会に行ってきた。

会場は、横浜の関内ホール 大ホール。

歌丸は、横浜出身なので、地元なのだ。

前座、二つ目の落語のあと、いったん幕が下り、

直ぐに上がると歌丸が座っていた。

「あれ?」 と思ったら、歌丸本人から 腰が悪く歩けないので、

幕を下ろさせてもらったとの説明があった。

話し口調はしっかりしていたが、前々から、

腰だの足だのが悪いという話は聞いていたので、心配だ。


本日のプログラムは下記。

一.落語 「だくだく」 桂竹のこ
一.落語 「道具屋」 三遊亭遊里
一.落語 「小間物屋政談 」 桂 歌丸
~ 仲入り ~
一.動物ものまね 江戸屋まねき猫
一.落語 「三遊亭圓朝 作 真景累ヶ淵 四、勘蔵の死」 桂 歌丸


前座の桂竹のこは、まあまあ面白かったが、

二つ目の三遊亭遊里がいけない。

昨年7月の同独演会で、「 平林 」 を演じた三遊亭小曲が、

二つ目に昇進し名前が変わっていたのだ。

その7月にも

 一度も笑えなかった。
 こんな落語も珍しい。

と書いたのだが、今回はそこまで酷くはなかったものの、

1~2回クスリと笑ったぐらいで、基本的に

笑えなかった。

「道具屋」 なんて、結構面白い演目だと思うのだが、

何が欠けているのだろうか。

前座の竹のこの方が、よほど面白かった。

本人も受けていないことに自覚があるとは

思うのだが、もっと精進して欲しいもんだ。


動物ものまねの江戸屋まねき猫は、動物のものまねなんて、

大して面白くもないだろうと思っていたら、

良い意味で大きく期待を裏切られ、素晴らしい芸だった。

「枕草子」 の春夏秋冬をそれぞれ季節の鳥や虫の鳴き声で、

表すという風情のある出し物。

目を閉じれば本当にその光景が浮かぶような、

ものまねだった。


歌丸は、1席目が「小間物屋政談」。

初めて聴いた噺だったが、素晴しかった。

あいかわらず、非常に聴きやすい。

そして、明治期に三遊亭圓朝によって創作された、

「真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち)」 という

怪談話がメインの演目なのだが、この噺、昨年3月が、

「二」、7月が 「三」 で、今回が 「四」 と

続いているのだ。

もう半年以上前に聴いたので、前回のストーリーなど

覚えていないのだが、それでも歌丸の語りの素晴らしさに

引き込まれた。

「真景累ヶ淵 」 は、次回の独演会

(7月13日、既にチケット入手済) の 「五」 へと続く。


歌丸師匠、まだまだ素晴らしい噺を

聴かせていただきたい。





2014.3.24

上方落語で学ぼう 大阪弁 その2
「おっけぇ、はばかりさん」


若かった頃、桂枝雀が落語の中で言う、

「おっけぇ、はばかりさん」、「おっけぇ、ありがと」の

「おっけぇ」 が、「OK」 に聞こえた。

落語は、昔の話なのに 「OK」 ってなんでやろ?

と思っていた。

そのうち、「おおきに」 が変化して

「おっけぇ」 に 聞こえていることに気づいた。

続く 「はばかりさん」 には、どういうわけか、

疑問を持たなかったのだが、最近、気になりだして

調べてみた。

「おおきに」 がお礼の言葉ということからも分かる通り、

「おっけぇ、はばかりさん」 という言葉が出てくる

シチュエーションは、お礼を言う場面だ。

「はばかり」 というと、まず便所のことが浮かぶ。

それは、「人目を憚 (はばか) る」 が語源らしいが、

お礼の時の 「はばかりさん」 は、便所とは関係ない。

ちなみ落語では、便所のことを 「手水 (ちょうず)」 と

言うが、これは大阪弁では ないようだ。

辞書によると 「はばかりさん」 は、

他人の手数をわずらわせた時などに使う言葉。
おそれいります。ご苦労さま。


とある。

つまり、「おっけぇ、はばかりさん」 は、

「ありがとう。ご苦労さま」 というような意味なのだな。

丁寧に言うと 「はばかりさま」。


標題には、「大阪弁」 と書いたが、

「はばかりさん」 を京都弁と書いている記述も発見した。

上方落語には、京都が舞台になっているものもあり、

私には、大阪弁か京言葉か区別のつかないものもある。

そのへんは、ええかげんなので ここで ことわっておく。





2014.3.25

思い込み

アマゾンは、おすすめ商品の情報をEメールで送ってくる。

この人は何に興味があるか、何を買いそうか、

今までの購入履歴や 検索履歴から

コンピューターで分析の上、送ってくるのだろう。

大体、的を得た情報なのだが、

例えば 妻に依頼されて、私がアマゾンで購入したものを

基に送ってくることもあるので、そういう時は

当然、興味のない情報も含まれる。


先日、受け取ったアマゾンからのメールに、

「Hiram Bullock」 という文字が見えた。

Hiram Bullock は、6年ほど前に他界したギタリストだ。

(何か新しい未発表音源でも発売されたのかな?) と

じっくり読みもせず、クリックしてみた。

そこに現れたのは、「The Human Brain Book」 という

脳に関する英語の本。

(? なんで ?)

と、3秒位、私の脳が混乱する。

(アマゾン、なんか間違うてんちゃうの?) と思った後、

はたと気付いた。

そう、メールにあった 「Human Brain」 を

「Hiram Bullock」 と 読み間違えたのだ。

う~ん、読み間違えたというよりは、見た感じで、

「Hiram Bullock」 と思いこんでしまったということかな。

(なんでこんな本の情報が私に送ってくるんやろ?) と

考えて、思い出した。

以前、妻に頼まれて、脳に関する本を注文したことがあるのだ。


それにしても、ひどい勘違い。

「H」 と 「B」 しか合ってないやん。

人間の脳の働きって、

おもろいなぁ と改めて思った。(脳の本だけにね。)

自分が見たいことしか、見えないってホンマやな。





2014.3.26

偉大なる、しゅららぼん

濱田岳、岡田将生の出演する映画、

「偉大なる、しゅららぼん」 を観てきた。

原作は、漫画かと思ったら、

万城目学という人の同名小説らしい。

予告編を観て、おもろいんちゃうかと思っていたが、

期待したほど、笑わしては くれんかった。

ファンタジーなので、荒唐無稽なのも奇想天外なのも

もちろんOKなのだけど、何か物足りないねんな。

背景がよう分からんというか。

前半、ちょっと退屈してしもたし。

濱田岳 (25歳)、岡田将生 (24歳)、渡辺大 (29歳) が、

高校1年生という設定もちょっと無理があるなぁ。

一番笑ったのは、通りすがりの人の役で 浜村淳が出てきて、

「ありがとう」 って言うた時。

でも、これ、大阪の人しか分からへんのちゃうか?

その他の出演は、深田恭子、笹野高史、貫地谷しほり、

佐野史郎ら。


★★★▲☆





2014.3.27

枝雀らくごの舞台裏

小佐田定雄 著 「枝雀らくごの舞台裏」 を読んだ。

著者の 小佐田定雄 は、落語作家。

1977年の 「幽霊の辻」 が作家の始まりで、

当時は、サラリーマンだったらしい。

これまでに書いた新作落語は、200を超えるという。

本書は、枝雀のファンならたまらない話が満載だ。

著者は、枝雀の弟子ではないが、

そばにいた人の一人なのだ。

楽屋で、飲み屋で、普段の枝雀がどんな人であったかを

知るのは楽しい。そして、切ない。

生きていれば、今年75歳で、

まだまだ現役で笑わせてくれたことと思う。


本書の中で印象的な話を二つ。

枝雀が、自ら命を絶ったあと、立川談志が著者に

「おれに助けることはできなかったのか?」 と

訊いたそうだ。

その時、著者はこう答えたとある。

「無理やったと思います。

家元 (談志のこと) は、悪いことが起こったら、

全部ひとのせいにしはるでしょう。

枝雀さんは全部自分が悪いと思わはります。

多分、お互いに理解し合うことは無理やったと

思います。」

ずいぶんと辛辣な物言いだが、その時談志は、

「『ウー、そうかもしれねえ』 と

少し笑ってくださった」 とある。


もう一つは、芸についての枝雀の言葉。

「噺が口を離れて口先三寸のところで

しゃべれなければなりません。

自分の口に付いているというのは、

まだまだ台詞に念を残して、頭で考えながら

しゃべっているからなんですね。

念を残している間は、なにかアクシデントがあると、

つい我に返ってしまい、間違えたり、

絶句したりするんです。

噺が口から離れていると、例えば頭の中で

全く別のことを考えていても噺が勝手に出てくるんです。

それが完全にできるようになってから、

今度は自分の意志で 『念 (気持ち)』 を

入れてやろうと思うところだけに念を入れて演じると、

話全体がプラスになることはあっても

マイナスになることはありません。」

ちょっと長い引用になったが、深い話だ。

「例えば頭の中で全く別のことを考えていても~」

というくだりで、以前、誰かに聞いた、

小説を読みながらピアノを弾くピアニストの話を

思い出した。

バーかラウンジのピアノ弾きで、

どうせ誰も真剣には聴いていない BGM なので、

読書しながら、演奏していたというのだ。

枝雀の言いたいこととは、ずれるだろうが、

いずれにしろ、マスターするとそんなことが出来るらしい。

完全に自分のものにするというのは、

自分のエゴを離れて芸がある、そういうことなのだろうな。





2014.3.28

提 と 堤

私の苗字は、「」 だ。

ご存じだとは思うが 「つつみ」 とは 「堤防」 のことで、

「西堤」 や 「堤下」 など、おそらく昔は近くに堤防が

あったのだろうと思われる地名は珍しくない。

さて、最近、仕事上で ある人とメールのやり取りを数回した。

その人から受信したメールを数えてみると 8通あり、

その間に直接お会いする機会も数回あった。

つまり、名刺交換も済ませている。


数日前のその人からのメールで気が付いたのだが、

私の名前 (苗字) を 「様」 と書いている。

厳密にいうと、最初の2通は 「様」 だったのだが、

どういうわけか、3通目から 「様」 になっているのだ。

手書きでは、よく 「」 と書き間違えられるが、

間違う人は、「つつみ」 が 堤防だってことを知らないか、

」 と 「」 の漢字に区別がないのだろうと思っていた。

だが、E メールだ。

「つつみさま」 と打つのに、わざわざ 「」 を入力するのは、

面倒だろうし、一体どういうことだろうと不思議に思った。

知らんかったが、なんと 「」 は 「つつみ」 とも読むのだ。

通常の変換では出てこないが、人名地名の変換では、

「つつみ」 と打って、ちゃんと 「」 が出てくる!

51歳の今まで知らんかった。

きっと、日本には 「」 という字の つつみさん が、

いるのだろう。

会ったことないけど。


名前といえば、数年前、高校時代の同級生の一人が

「堤 真一様」 と年賀状を送ってきた。

ジョークではなく、まじで間違ったんだと思う。

3カ月ほど前、取引先の担当者が作ってくれた書面の

私の名前が、「堤 真一」 になっていた。

「堤 真」 までくると 「一」 と続けたくなるのだろうか。

ちなみに私の字は 「真」 ではなく、「眞」 という旧漢字だ。

小学6年生まで、ずっと 「真」 を使っていたのだが、

戸籍を見る機会があり、初めて 「眞」 だと知った。

なんとその時まで12年間、その字にしたことを

両親も忘れていたのだった。





2014.3.29

LEE RITENOUR & FRIENDS
featuring ABRAHAM LABORIEL,
PATRICE RUSHEN, AKIRA JIMBO
with special guest NAOKO TERAI


昨夜は、ブルーノート東京へ、

リー・リトナーを観に行ってきた。

「リー・リトナー&フレンズ」 という名義で、

メンバーは下記。

Lee Ritenour (g)
Abraham Laboriel (b)
Patrice Rushen (p,key)
神保彰 (ds)
Guest : 寺井尚子 (vln)

今回のブルーノート公演は、昨日と今日

2日間公演の上、ドラムが神保彰、そして、

ゲストに寺井尚子ということもあってか、満席だった。

ゲストは、昨日がヴァイオリンの寺井尚子、

今日は ギターの渡辺香津美。

私は、香津美の日を予約したと思っていたら、

どういうわけか、寺井尚子の日を予約していた。

気がついた時には、香津美の日は売り切れに

なっていたので変更ができなかった。

最初、売り出した時には、両日にゲスト2人が出演するような

記載だったような気がするのだが、明日 (3/30)、

鎌倉芸術館 大ホールで、そのゲスト2人を迎えて、

「Special Jazz Concert in Kamakura Vol.2」 という

ライヴがあるので、そのことと混乱していたのかもしれない。


リトナーと神保の組み合わせは、

2009年の東京JAZZで、観ている。

その時は、

神保彰 featuring Abraham Laboriel & Otmaro Ruiz
with very special guest "Lee Ritenour"

ということで、リトナーがゲストという扱いだった。

ベースは、今回と同様 Abraham Laboriel。

エブラハムと神保は、何枚もアルバムを作っている仲なので

気心もしれているのだろう。


さて、ライヴはまず 「Wesbound」 など数曲を 4人で演奏。

その後、ゲストの寺井を呼び入れ、「Spain」 (チック・コリア)、

「Cantelope Island」 (ハービー・ハンコック) と、

リトナーには珍しい曲を演奏。

「Rio Funk」 も演ったね。

このメンバーでやれば何をやっても、

素晴らしくないわけがない。

ヴァイオリンの寺井もその実力を改めて実感。

さすが、このバンドのゲストになるだけのことはある。

アンコールは、大好きな 「Captain Caribe」。

リトナーのギターは、ギブソンのL5 リトナーモデルと、

チェリーサンバーストのレスポール。

ステージには、ヤマハのサイレント・ガットギターも

あったが、使用しなかった。


昨日は、まず、神保が侍に見え、パトリースが教師に見え、

エブラハムが田舎の寺の和尚に見えた。

リトナーは、しばらくイメージが定まらなかったが、

パブかスーパーのオヤジ、つまりはビジネスマンだろうか。

寺井は直ぐに くのいちだと分かった。





----- 追記 (2014.5.30) -----

Blue Note のライヴ・レポート・サイトにセットリストが
発表されていたので、ここにも記載しておく。

2014.3.28 FRI. 2nd Set List

1. Wes Bound
2. Jimbomba
3. Spain
4. Waltz For Carmen
5. Cantaloupe Island
6. Rio Funk
7. Captain Caribe





2014.3.30

アジョシ

ちょっと前に深夜のテレビで 「アジョシ」 という

韓国映画の紹介をしていた。

2010年に韓国で大ヒットした作品で、

日本公開は、2011年。

面白そうなので、先日、DVD をレンタルして観た。

一人の孤独な男と少女の物語なので、

そのテレビ番組の中では 「『レオン』 のような」 という

言葉が出ていたが、「レオン」 より、

生々しく痛々しい シーンが多い。


主演は、「母なる証明」 の ウォンビン。

臓器売買組織、麻薬組織、警察と3つの組織が

出てくるが、ウォンビンが演じるのは、

そのどれにも属さない、テシクという男。

テシクの隣に住んでいた、少女が組織に拉致される。

テシクは、その少女を助け出そうと、命を縣ける。

また、このテシクが強い!(元特殊部隊員なのだ)

タイトルの 「アジョシ」 は、「おじさん」 の意味。

少女がテシクのことをそう呼ぶのだ。

原題は、「THE MAN FROM NOWHERE」。

外国映画に中々 ええ邦題が付かないが、

これは、「アジョシ」 で良いと思う。

邦題と言うてええんかどうか分からんけど。


「アジョシ」、「ヨ」は、ちっちゃい「ョ」 ね。

でないと、大衆食堂みたいになってしまうから。


★★★★☆





2014.3.31

Sadowsky MV4

今日は、消費税5%最後の日、そして、

「笑っていいとも」 最後の日と歴史的な日だった。

「笑っていいとも」 は、1982年10月4日の

放送開始で、今日が 8054回目だった。

さて、 明日から消費税が上がるので、

スーパーなどでは買い込み客で大繁盛だったという

報道も観たが、私も前々から欲しいと思っていたものを

ずいぶん迷ったが、この機会に思い切って購入した。

それは、Sadowsky 「METRO SERIES」 MV4 というベース。

「METRO SERIES」 は、ニューヨークの本家 Sadowsky の

スタンダードモデルと同じピックアップ、プリアンプ、

ブリッジを使用している日本製で、Roger Sadowsky の

監修のもとに製作されているとのこと。

日本国内の販売だけでなく、世界へ輸出されているモデルだ。

ニューヨーク製に比べると、かなり求めやすい

価格となっている。

私はギター弾きだが、ベースを弾くのも好きだ。

弾くのはたまにやけど。


ちなみに人生でベースはこれが 4本目。

1本目は、高校時代にメーカー不明の通信販売の

安物を友人に中古で譲ってもらった。

それは、学校に置いておいたら盗まれた。

2本目は、グレコのオリジナルモデルを中古で入手。

20歳ぐらいの頃かな。

3本目は、東京に出てきてすぐに買った、Tune。

これは、新品で購入。

そして、4本目、この Sadowsky。





SPECIFICATIONS
Body : Ash
Body Shape : Dinky
Neck : Maple
Fingerboard : Maple
Tuner : Sadowsky 4string Tuner
Fret : Sadowsky Standard (Radius 12”)/21F
Trussrod Nut : Spokewheel Nut
Pickups : Sadowsky Humcancelling J
Preamp : Sadowsky Standard Bass Preamp
Control : Master Vol / P.U.Pan / Passive Roll Off Tone
(w/Pull Switch for Preamp Bypass) / Treble & Bass
Bridge : Sadowsky 4string Bass



美しいヘッド・シェイプ



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