LAGUNA MOON MELLOW FLAVOR  LIVE GUITAR  LINK LYRICS


 つつみしんやのひとりごと  2020年8月
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2020.8.1

しのびよるコロナウイルス

新型コロナの新規感染者は昨日、
全国で 1,500人を超え、3日連続で
最多を更新した。
東京都は、昨日463人でやはり最多更新。
緊急事態宣言前より、宣言中より
多いのだが、経済とのバランスを考えると
これといった対策がないように見える。

誤解を恐れず書くと、私自身は
コロナのニュースに飽きてきている。
そんなこと言えるのは、自分とは関係ないと
思っているからだと思う。
身近な人がコロナで死んだりすれば、
「飽きた」なんて言えるわけがなかろう。

しかし、感染者ゼロを続けていた岩手県でも
ついに感染者が出て、東京都内では、
12,000人を超えて、いよいよ、
身近に迫ってきているような感がある。

昨日、自宅から150メートルほどの
スーパーに夕食を買いに行ったところ、
営業していなかった。
入り口の貼り紙を読むと、
従業員の1名がコロナに感染したので、
一昨日、昨日の2日間を臨時休業にしたのだという。
店内消毒を実施し、今日からは、営業を
再開するとのこと。

今までは、間接的にコロナに感染した人が
いるとは聞いたことがあった。
直接知っている人が感染したということは、
まだないのだけど、いよいよ自分が生活している
範囲内で感染者が現れてきたという感じだ。
スーパーの店員全員を知ってるわけではないけど、
普段、レジにいる人なら、何人も顔を覚えている。
もし、その中の一人だとすれば、
かなり近づいてきたという印象だ。

スーパーは保健所の調査の結果、従業員に
濃厚接触者はいない、との確認が取れたとのことで、
これ以上に広がることはないようだが、油断は禁物。

先週久しぶりに映画館に行ったけど、
それ以外、映画もライヴも落語にも行っていない。
自分なりに行動は、自粛しているつもりだが、
先日は、6人の会食があったり、
仕事で名古屋に行ったり、新しい会社を
始めたので、その関係のミーティングも多い。
気を付けながら、やるしかない。

いつか、この騒動も終わるやろから、
それまでの辛抱。





2020.8.2

免許更新

3年ぶりの自動車免許の更新に行ってきた。
免許をお持ちの方なら分かると思うが、
3年ぶりということは、持っていた免許は、
「ゴールド免許」ではない。
「ゴールド免許」であれば更新は5年ぶりで
あるはずだからだ。

前々回の免許は、「ゴールド免許」だったけど、
その期間につまらない違反で切符を切られ、
前回は、「ブルー免許」になってしまった。

最後の違反から、5年が経過し、
今回の更新では晴れて「ゴールド免許」に
返り咲いた。

「ゴールド免許」は、更新の講習が
30分と短いため、講習の料金も
一般や違反者に比べて 少し安い。

今日は、鮫洲の試験場に更新に行ってきた。
「ゴールド免許」者の更新は、いくつかの
警察署でも出来るのだけど、日曜日は、
試験場でしかやっていない。

日曜日の午前中は混むと、
ネットで読んでいたので、
朝一(8:30)に行くつもりでいたけど、
寝坊して結局着いたのは、10:30。

コロナの影響で、ソーシャル・ディスタンスを
保つためとんでもなく長い列に並ぶことになった。
あまりにも長い列なので、平日の朝に
出直そうかと思ったほど。
ちょうど同時に並んだ人が、
係員に「どれくらいかかりますか?」と
訊いたら「受付まで1時間ぐらい」と
係員が答えたので、覚悟を決めた。

ひとつ考慮があったのは、
1時間並んでいる間にうんこをしたくなって、
列を離れたら、また一から並ばねばならないと
思ったこと。
幸い、最後まで便意を催すことはなかったけどね。

受付まで1時間と言われたけど、
受付の窓口に着いたのは11:10。
ここまで40分。
それから、お金を支払ったり、視力検査をしたり、
写真を撮ったり、色々手続きを進めて、
講習が、12:20 から 30分。

ゴールド免許(優良運転者)ということで
3年前の「違反」講習2時間に比べれば、
かなり優しい講習だった。
前回の講習では、さだまさしの
『償い』を流す、ヘビーな面もあった。

講習後、免許証の交付がされたのが、13:10。
全部で2時間40分かかりました。

鮫洲試験場について警視庁のサイトには、
「ご来場の際は、公共交通機関のご利用をお願いします」
と書いてあるけど、実際は立派な立体駐車場があり、
200台位は駐車できる。
ただ、おそらく皆が皆車で来ると駐車場が
溢れてしまうので、告知していないのではないかと
推測する。
私は、事前に調べていたので車で行った。
駐車場は混んではいたけど、すぐに停めることが出来た。
試験場までは車なら、家から15分と近いので便利だ。


[ 関連エントリー ]
2017.8.20 免許更新




珠玉のコレクション
SOMPO美術館 開館記念展




招待券を頂いたので、
西新宿のSOMPO美術館に
ゴッホの『ひまわり』を観に行ってきた。



『ひまわり』は、安田火災が創立100周年に
購入したものらしいが、一体いくらだったのだろうと、
ググってみると、なんと 58億円 でした。(1987年)

お金の話は、イヤらしいかも知れないけど、
絵具を買うお金もなかったゴッホの作品が、
その100年後にそんな値段で取引されていることに
なんとも複雑な思いを抱いてしまうのであります。



さて、今回のコレクションでは、
東郷青児、ルノワール、ゴーギャンなども
展示されておりましたが、ゴッホの『ひまわり』は
別格の扱いで、その扱いにふさわしく、
展示物の中で強烈な存在感を放っておりました。

私は、この『ひまわり』は初めてで、
正直、以前感動した『アイリス』や
『ローヌ川の星月夜』ほど期待は、
していなかったけど、やはり一見の価値ありでした。
なんでしょうね、この人の絵は。

現在、国立西洋美術館では、
ゴッホの違う『ひまわり』が
ロンドン・ナショナル・ギャラリーから
来日、展示中なので、それも観に行かなきゃね。





2020.8.5

カレーはスポーツだ! #4
唯一無二のラムステーキカレー/SPICE 125(恵比寿)
★★★★☆


通りすがりに見たランチタイムの看板
「ラムステーキカレー」に釣られて、入ってみた。

「SPICE 125」という店名の看板だったのだが、
お店には違う名前の看板が出ていた。
どうやら、間借りでランチタイムにカレーを
売っているようだ。
後で調べてみると、夜は たこ焼きBar を
やっているお店のようだった。

(SPICE 125の)店主と思わしき女性が、
感じよかったのが印象的だったが、
この方、嶋尾明奈さんという女優さんらしい。
ご本人のプロフィールには「カレー女優」という
聞きなれない言葉が。

さて、カレーのお味は、さほど辛くなく食べやすい。
辛さの足りない人のために、テーブルには
スパイスが置いてある。
ご飯は、玄米。
福神漬けやらっきょうではなく、キャベツのピクルス。
と、こだわりが感じられるね。



ラムステーキ、旨かったね。
もうちょっとボリュームがあればもっと嬉しいけど、
そうすると、もっと高くなるわな。
今度は、肉倍盛りで頼んでみたい。
ご飯は少なめでいいから。

メニューは他に「ほっとするチキンカレー」と
「ぴりっと豚キーマカレー」。
これらも試してみたい。





2020.8.6

カレーはスポーツだ! #5
鶏(チキン)カツカレー/鶏梵々(恵比寿)
★★★★★


以前にもここで紹介したことがある、
恵比寿は明治通り沿いの鶏梵々(とりぼんぼん)の
ランチタイムの鶏(チキン)カツカレー。



写真では、チキンカツが1枚だが、
これが「小 ひかえめ」で 880円。
「中 普通」になるとカツが2枚になり980円。
「大」は、1,080円で 見たことがないけど、
たぶんカツが3枚だと思う。

ここは焼き鳥屋さんで、ランチもカレーだけでなく、
親子丼、鶏カツ丼、鶏カツ定食などのほか
麺類もある。
鶏カツ丼や鶏カツ定食も食べたことがあり、
美味しかったけど、行くとやっぱり
この鶏カツカレーを頼んでしまう。
もう20回近くリピートしていることを
考えると中毒性高し。
実際、ランチに来ている半数以上は、
鶏カツカレーを食べているもんね。

カツは、むね肉をサクッと揚げられており、
脂っこくないのが良い。
そして、カレーのルーも辛すぎず、
スパイスの効いたさわやか(?)系。

もう一つ、メニューに「実に辛いです」と
書かれた「スパイシースパイス黒ルー」カレーも
あるのだけど、まだ試したことがないので、
一度チャレンジしてみよう。





2020.8.7

誕生日

58歳になった。
18歳の記憶が昨日のようだけど、
40年も経ってしまった。
信じられへん。

今日は、妻のおごりでお寿司。
五反田の「間」
本流の江戸前寿司だ。

しっかりしめたのに酸っぱくないしめさば。
北海道 まるひろの生うに、
シンコにカキにハマグリ、肉厚の小肌など、
職人、匠の仕事でした。
始めて行ったけど正解だったね。
大満足。



写真は、活けのアナゴを目の前でさばいたもの。
さっきまで生きてたアナゴを食べるのは、
初めてやったな。




DEVISER
ROSETTA VESSEL SOAPBAR TV-NB


一昨年に入手した DEVISER の
「ROSETTA VESSEL」がひどく気に入ってしまい、
一時は、このギターを集めようかとも思ったほどだった。



実際、昨年、ピエゾPU付きが出たときには、
飛びついて買ってしまったのだけど、
結局、あんまり気に入らず、売ってしまった。



なので、こいつで「ROSETTA VESSEL」3本目。



このギターは、現在作られていないので、
中古が出たときにしか入手のチャンスはない。
実は、もう1本珍しい「ROSETTA VESSEL」が
売りに出ているのだけど、オールローズのようで
やや高い。
いや、オールローズだとしたら、高くないねんけど、
ちょっとなぁ、と思っていたら、こいつが売りに出たのだ。

今回のは、マホガニーボディ、マホガニーネック、
エボニーフィンガーボード。
もう1本持っている ROSETTA VESSEL は、
スプルーストップなので、違うのが手に入って嬉しい。

モデル名に付く「TV-NB」の「TV」は、
おそらく Gibson の Les Paul Special で有名な
TV Yellow というカラーを指していると推測する。


Gibsonのサイトより。

なぜ「TV」なのか。
こちらのサイトによると、
まだ白黒TVしか普及していない1950年代の
アメリカで、画面上最も映えるのが白いギターであった。
しかしながら、本当に白いギターは画面上で
ハレーションを起こしてしまうため、若干
黄味がかったライムドマホガニー・カラーのほうが
TVできれいな白に見えた。
だからあえてTVイエローが重宝された、
というのが通説
」とのこと。
なるほど、そういう背景だったのね。

次に、「TV-NB」の「NB」が何のことか
分からなくて、調べてみた。

たぶん、塗装の仕上げの
「NBフィニッシュ」ことだと思われる。
「NB」は、「ノンバフ仕上げ」とか「吹きっぱなし」
とも呼ばれているようだ。

こちらのサイトには、「
例えば塗面を整える為に
厚めの塗膜を形成する『サンディングシーラー』と
いう塗装を省いて塗膜を厚くしないようにしたり、
トップコート(クリヤ)を必要最低限の
回数だけ吹き付け、通常は行う塗面の
研磨&バフがけをしないで仕上げる方法
」とある。

前述の通り ROSETTA VESSEL は、
こいつで3本目だけど、
「NB」と付いていたのはこれが初めて。

1本目は、ピックアップカバーを
アイボリーに交換したけど、
このイエローは、ブラックのままでもいいかな。

さて、トップの材が、スプルースかマホガニーかで
どれほどの音の違いが出るのかと、
試し弾きしてみたが、確かに違う。
印象としては、スプルースの方が太いのに
アコースティックな印象。
今回入手したマホガニーの方は、
ややタイトでエレクトリックな印象だ。
ヤマハの小さな練習用アンプで鳴らしただけなので
ちょっと聴いただけでは、
ほとんど分からないぐらいだけどね。
弾きやすさは、変わらない。

構造は2本とも同じだと思うが、
マホガニーの方が、少し重い。
スプルースの方は、家の体重計で、2.7Kg。
マホガニーの方は、家では測ってないけど、
お店の情報では、3.14Kgだ。

2008年頃の製造ということやけど、
ほとんど弾かれていなかったようで、
非常に美しい状態。
フレットもほとんど減っておらず、
目立った傷もない。
これは、ええのに当たったよ。

以下は、ネットで拾ってきた同タイプのギターの情報。
この通りかどうかは不明だけどたぶん同様と思われる。

[ SPECIFICATION ]
BODY TOP : HONDURAS MAHOFGANY
BODY BACK : AFRICAN MAHOGANY
NECK : ARRICAN MAHOGANY
FINGERBOARD : EBONY 22F
SCALE : 25INCH
PICKUPS : CREWS VEGAS
TUNER : GOTOH SG503 HAPM
BRIDGE : GOTOH GTC101
FINISH : THIN LACQUER NB-FINISH



ROSETTA VESSEL SOAPBAR Bros.





2020.8.10

カレーはスポーツだ! #6
チキンカレー/ストン(戸越)
★★★★☆

この頃、カレーが食べたいなぁ。
「カレーはスポーツだ!」2回目の登場、
戸越のストン。
本日は、チキンカレー(850円)。



オリジナリティのあるルーに、
煮込まれたチキンが旨い。
ピクルスもオリジナルのようだ。
欲を言えば、ライスに対して、
もう少しルーが欲しいな。

カレーのお供は、
長野県北安曇郡白馬村のにある
Hakuba Brewing Company が造る
クラフトビール、アルコール度6%の
HAKUBA IPA。
ビターな大人のビールだぜ。







2020.8.14

ぶあいそうな手紙
AOS OLHOS DE ERNESTO / THROUGH ERNESTO'S EYES




先月久しぶりに劇場で映画を観たのが、
3月14日以来で、本当に今年は、
コロナの影響で映画を観に行っていない。

例年なら、盆休みは妻の実家(山形)に
行っているところだけど、今年はそれも中止。
色んな事をずい分自粛したてきたけど、
今日は、久々に銀座に映画を観に出た。
銀座の人の出は、まあ少なくもなく、
多くもなくといったところ。
映画館の座席は、相変わらず一席飛ばしだ。

さて映画は、ブラジルの
アナ・ルイーザ・アゼヴェードという
女性監督が撮った『ぶあいそうな手紙』。

ブラジル南部のポルトアレグレという街が舞台。
ウルグアイ出身の78歳のエルネストは、
視力が弱まってきていて、ほとんど見えなくなっている。
息子に一緒に住もうと言われるが、
「ひとりが良い」と首を縦に振らない。

ある日、友人の妻から届いた手紙を
偶然知り合った23歳の女性ビアに読んでもらう。
そこから、手紙の相手とも、
ビアとも新しい関係が発展していくのだった。

以下、ネタバレ含む。

観終えて、久しぶりに「映画を観たなぁ」と
満足のある作品だった。
テーマは、「老い」であり、「死」であり、
「家族」であり、「友情」であり、
「愛」であり、そして「恋」なんだな。

前半で驚いたのは、まずエルネストの大きさ。
彼の目が見えないことをいいことに、
ビアは、勝手にエルネストの家の鍵を持ち出し、
合鍵を作って、泥棒に入る。
エルネストは、そのことを知っていて、
全く気付かぬふりをして、ビアに近づき、
手紙を読んでくれ、返事を書いてくれと
頼みごとをする。

家政婦が、知らない人を信じちゃだめだと
忠告するが、エルネストは言うことを聞かない。
しまいには、ビアを家に寝泊まりさせるほどに。

そんなエルネストにビアも徐々に心を開いていく。

ところで、原題は『エルネストの目を通して』という
意味のようだ。
『ぶあいそうな手紙』という邦題は、微妙だ。
エルネストが手紙の返事を「拝啓」と
始めようとすると、それは不愛想だとビアが言い、
「親愛なる〜」に改めさせる。
結果、相手は「親愛なる」と書いた返信を
喜んでくれることになる。
つまり、邦題になっている「ぶあいそうな手紙」は、
一通も送っていないんだよ。
だから、微妙だと書いたのだけど、
あそこで、頑固なエルネストが、ビアのアドバイスを
素直に聞き入れたことは、大きな意味が
あるような気はするね。

音楽が良い。
劇中のレコードの使い方も良い。
サントラが出ていたら、買おうと思ったけど、
残念ながら出ていないようだ。

主題歌になっているのは、カエターノ・ヴェローゾの
『Un Vestido y un Amor/ドレス一枚と愛ひとつ』。
スペイン映画『トーク・トゥ・ハー』の時も
そうだったけど、この人の歌は、
映画の中で グッと心を掴まれるなぁ。
曲名が分かっているのは、カエターノの
それだけなのだけど、他の曲も良かったので、
サントラ欲しいなぁ。
原題でググってみても見当たらず。

エルネストが息子と一緒に住まないわけも
最後には明かされる。
やっぱり家族は一緒、みたいな結末ではない終わり方。
このラストシーンも好きやなぁ。
また、いつか観たいと思える映画だ。

ひとつだけ腑に落ちなかったのは、
家を売ろうとしていたので、当然エルネストの
持ち家だろうと思っていたら、途中で、
「家賃が払えない」と、大家さんらしき人に
話すシーンがあること。
そんな矛盾を描くはずはないから、
きっとブラジルの不動産の仕組みが
日本とは違うのかもしれない。


★★★★★


エルネストは、78歳。
帰宅して、PCを開けたら、
渡哲也が死んだというニュースが目に入った。
78歳だった。
合掌。




コンフィデンスマンJP
プリンセス編




テレビドラマの『コンフィデンスマンJP』は
一度も観たことがなかったし、
劇場版『コンフィデンスマンJP ロマンス編』が
公開された時も、そんなに興味が湧かなかった。
先日、この『ロマンス編』がテレビで放映されたのを
たまたま観たら、結構面白かったので、
新作『プリンセス編』を観に行くことにした。
まんまとフジテレビの宣伝に乗せられたね。
(映画にもフジテレビは絡んでいます。)

さて、『プリンセス編』。
観る前は面白さは期待していたけど
まさか、これを観て泣くとは思いもしなった。
でも、泣いたよ。
面白いだけでなく、ええ話になっとる。

トリックは、見抜けたものもあったけど
それにとどまらず、「え〜そこもぉ〜!」
という程の騙され具合で、大満足。

プリンセス役の関水渚。
この子のことは、知らなかったのだけど、
途中で「あれ、広瀬すずに似てるな」から
「広瀬すずやん」になり、完全に
広瀬すずにしか見えなくなった。
終わってから、全く別人と知ってビックリ。
でも、かなり似てるよ。
演技も良かったので、これからにも期待。

長澤まさみ、小日向文世、小手伸也は
観ていても安定やね。
そのほかレギュラーメンバーで
今年は話題の東出昌大、
それに、先月他界した三浦春馬が出演している。
三浦春馬は、もったいないね。

そのほかカメオ出演あり、そっくりさん出演あり、
脇役も超豪華です。
また、笑い、涙、哲学的メッセージもあり、
エンタテイメント作品として十分楽しめます。
中にはトリックのほとんどを見抜いたという人も
いるようだけど、私は期待以上の作品でした。


★★★★★


劇場版第3弾の製作も決定したとのこと。





2020.8.16

あてにならない記憶

今年2月、ビデオで
『ミッドナイト・イン・パリ』という映画を観た。
その日のエントリー

先日、自分が書いた過去のエンントリーを
読んでいて、偶然見つけてしまった。
なんと、2012年7月に 私はこの映画を
すでに観ていたのだった。
しかも、劇場で鑑賞したのだった。
その日のエントリー

普通、覚えていなくても途中で、
「あれ?これ観たことあるぞ」と
気付きそうなものだけど、
最後まで全く気付かず、
始めて観たように観終えた。
我ながら、ビックリした。

以前、『さよなら渓谷』という小説を読んだ
2年半後にその小説が原作の映画
『さよなら渓谷』を観たが、原作を
読んだということに全く気付かなかった。
恐ろしいのは、映画を観た翌月、
原作を読みたくなって読んだのだが、
読み終えても、以前読んだということに
これまた全く気付かなかった。

映画を観て、原作を読もうと思うほどの
ストーリーなので、それなりに記憶に残りそうだと
思うのだけどね。

もう自分の記憶は、あてにならないな。





2020.8.19

カレーはスポーツだ! #7
名代上ミメンチカレー/日乃屋カレー(西五反田)
★★★★☆


オフィシャルサイトを見て驚いた。
国内だけでなく、海外にも店舗を広げている
日乃屋カレー。
「始まり甘く、後より辛い、余韻残りしカレールウ」
というコピーの通り、やや甘めのルー。
私は好きだな。
神田カレーグランプリでは、過去に
神田鍛冶町の「日乃屋カレー」が
グランプリに輝いたこともある。
グランプリなのに、何かがちょっと
昭和っぽいというか、B級っぽいところも良い。

名代上メンチカレー 七分盛 780円に
チーズトッピング 90円、合計 870円。



七分盛にすると、100円引きなのだ。
もうがっつり食べられなくなってきて、
今日は七分盛でも少しご飯を残してしまった。
まあ、その分 メンチカツが乗っておりますが。





2020.8.25

"SAVE LIVE MUSIC"
上原ひろみ 〜Spectrum〜




5か月ぶりのライヴは、上原ひろみのピアノ。
@ Blue Note Tokyo。

ひろみは、今月から来月にかけて、ブルーノートで
"SAVE LIVE MUSIC" と題して、
4つのプログラムで 合計 16 日間 32 公演を行う。

8月25〜29日 SPECTRUM
9月4〜7日 PLACE TO BE
9月10〜11日 BALLADS
9月12〜16日 Since 2003

今日は、その初日の 2nd show を観てきた。
ひろみのピアノは、昨年12月の
“SPECTRUM” ツアー以来だ。
2011年に初めてライヴで聴いて以来、
もう、20回ぐらい彼女のピアノを生で聴いてきたが、
毎回毎回、その素晴らしさに感動する。
今日は、ピアノの音が「立体」に聞こえたよ。
時折、ピアノではないような、どうやって
出しているんやろというような音も聞こえる。

アンコールを入れて75分。
アルバム『SPECTRUM』からの曲が中心で、
"Kaleidoscope"、"Yellow Wurlitzer Blues"、
"Blackbird"、"Once In A Blue Moon" など。
圧巻は "Rhapsody In Various Shades Of Blue"。

残りの3つのプログラムもそれぞれ1公演ずつ
なんとか予約に成功したので行くよ!
4つのプログラム、それぞれ1公演だけ、
配信もされるので、4プログラムセットも申し込んだよ。


ブルーノートは、ほぼ4か月ぐらい営業を
出来なかった時期もあったようだ。
今日の会場は、座席を3分の1ぐらいに
減らしているように見えた。
フードのサービスはなく、ドリンクのみ。
入場時に検温と手の除菌。
各テーブルにはひとつずつ除菌ジェルが置いてあった。

ライヴは5か月ぶりと書いたが、
前回は、3月25日のブルーノート、
ACOUSTIC WEATHER REPORT だった。
新型コロナウイルスの影響で、3月からライヴの
キャンセルが続いた。
私の場合、予約していた3〜4月のライヴが、
12もキャンセルになった。
その後も もともと予約していたものが5つ、
コロナが始まってから新たに予約したライヴ2つも
キャンセルになり、とうとうライブに行かなくなってしまった。
キャンセルが続く中、3月25日のライヴだけは
なぜか行われたのだった。
この日のライヴは、まだ客席数も平常時と同様で、
つまり結構「密」な状態で、しかも
観客もほとんどの人がマスクをしていなかった。
でも、今日は、ほぼ観客の全員が演奏中も
マスクを着用していた。
私は、マスクは嫌いだし、飛沫防止にはなっても
感染予防になるのかどうかは、ちょっと懐疑的なのだけど、
「ここ(ブルーノート)から、感染者を出したくない」
という演奏者、スタッフ、観客の想いを感じて、
おとなしくマスクをしたまま聴き入りました。


[ MEMBER ]
上原ひろみ (pf)

@ Blue Note Tokyo
2nd show





2020.8.26

並外れて喜ぶ会社

7月に新しい会社を立ち上げた。
私もそのメンバーの一人だ。
もともとは、妻たちが創った社団法人の
一部門の独立がスタートだった。
妻とその相棒のU子氏は、15年前に
株式会社をスタートさせて以来、
この15年間で、株式会社、社団法人、
NPO法人、合わせて7つの関係法人を
設立してきた。

先月、新たに立ち上げた法人には、
その社団法人とは関係のない人も役員に迎えて、
全く新しいスタイルでスタートした。

業種は、成人対象の教育プログラムの提供だ。
いわゆるセミナー、研修と呼ばれる分野で、
企業対象、個人対象に様々な
プログラムを提供し、「個の発展」を目指す。

「個の発展」は、個人の「個」を発展させて、
その人がその人らしく、自分の人生に
責任を取り生きていくことを目指す。
意外に自分の人生のハンドルを握っていない
人が多いのだな。

最初の商品は、「人間であることの機能」を
通して、自分を探求するプログラム
「ファンクション・ワークス」。
すでに開催は始まっており、
私はスタッフとして2回、
参加者として1回 参加した。

ここで提供する「人間であることの機能」は、
もちろん一つのものの見方に過ぎないが、
その観点から観てみると、
自分の知らない自分が紐解かれてゆく。
私の場合、「まさか、自分が!」と思うような
自分が露呈されてしまった。

時々、小学生の時から
「自分はなぜ生まれてきたのか」
「何のために生きているのか」という
哲学的な問いを持っていたという人がいる。
私の妻などもその一人で、
その延長線上に、哲学書コーナーに
置かれるような本を執筆する人生があるのだと思う。

私は、そんなこと考えたことはなかった。
子供のころから、いつも目の前のやりたいことを
やることに興味があって、
「何のために生きているのか」
などという問いを持ったことはなかった。

いくつかのセミナーに参加してきて
その中で「自分は誰なのか」を探求したり、
創作したりしてきたが、それは表面的で
あったように思う。
その時、その時は十分に意義があったけど。

そんな私もここに来て、ようやく自分の正体の
「片鱗」を見たような気がする。
「何のために生きているのか」という疑問は
持ったことがなかったけど、自分を知ることは面白い。
終わりがなく、興味深い。

知っているようで知らない自分。
自分を知ることは、そんなに簡単ではない。
一番、見えないのは自分だからね。
そして、他人のことも実は何も知らないのだけどね。

新しい会社の名前は、
クヴェルアカデミー(Kvell Academy)株式会社
「Kvell」の意味は、
「並外れて喜ぶ, 並外れて誇りに思う」。





2020.8.29

アンコール開催
「永遠のソール・ライター」


今日は、ソール・ライターの
アンコール開催 写真展に行ってきた。

東京・渋谷の Bunkamura ザ・ミュージアムで、
今年の1月9日から3月8日まで、
開催予定だった写真展「永遠のソール・ライター」。
その初日の開催記念講演会のチケットが
抽選で当選し、復習の意味を込めて
リバイバル上映された映画
『写真家ソール・ライター
急がない人生で見つけた13のこと』を
劇場で鑑賞し、2月にもう一度、
写真展を観にザ・ミュージアムへ足を運んだ。
我ながら、凝り性なもんだと思うが、
それぐらいソールの写真が好きなのだ。

写真展は、3月8日の最終日を待つことなく、
2月27日で終わってしまった。
2月から3月に向けて、新型コロナウイルス
感染拡大防止のために色んなイベントが
中止になり始めた。
その一つだった。

先月だったか、「永遠のソール・ライター」の
アンコール開催が決まったとメールが届いた。
コロナのせいで途中で開催中止になったことも
主催者側には残念だっただろうが、
中止になったところで、コロナのせいで、
写真をニューヨークに送り返すことも
できなかったようで、それならばと、
このアンコール開催に至ったようだ。

アンコール開催は、7月22日〜9月28日。
展示される写真は、1〜3月の写真展と同じだが、
構成は一部変更されているようで、確かに
スライドコーナーの場所は変わっていたように思った。

オフィシャルサイトには、
「映像コンテンツ『スライド・プロジェクション』の
上映はございませんが、スライド作品は
形を変更してお楽しみいただきます」とある。
もしかしたら、今日観たのは、純粋な
スライドの上映でなく、スライドっぽくビデオに
編集されたものだったのかも知れない。
言われなければ気付かないよ。

さて、これほどまでに、写真展に足を運び、
写真集もすでに数万円分購入した、
ソール・ライターの魅力とはなんぞや。

今日、写真展でみたものは、
全て以前に見たことのあるもので、
初めて観た写真はないわけだが、
それでもやはり魅了された。
泣くような写真ではないのに、
泣きそうになってしまうものもあった。

今日のお気に入りの1枚は、1947年に撮られた
妹デボラの写真の中の1枚。
デボラの写真は、たくさん展示されていたが、
これが一番好き。



ソールから学んだことは本当に多い。

・視点を変えろ。
・写真にならないものはない。
・失敗はない。
・撮ってはいけないものはない。

そして、この言葉。

I think that mysterious things happen in familiar places.
We don’t always need to run to the other end of the world.
神秘的なことは身近な所で起きている。
なにも、世界の裏側まで行く必要はないんだ。


ソールの写真を観ると、写真を撮りたくなる。





2020.8.30

"SAVE LIVE MUSIC"
上原ひろみ 〜Spectrum〜
動画配信


一昨日(8/28)は、上原ひろみの
ブルーノート公演のライヴ配信を観た。
ひろみは、今月から来月にかけて、ブルーノートで
"SAVE LIVE MUSIC" と題して、
4つのプログラムで 合計 16 日間 32 公演を行う。

その4つの公演それぞれに1公演だけ、
ライヴ配信が行われるのだが、
「Spectrum」と題された 8/25〜29 の
ライヴ配信が一昨日にあったのだ。

全曲アルバム『スペクトラム』からの演奏。
生で観るのとは違い、ひろみの表情や
手元が映るのは良い。
でも、家で飲みながら観ていたので、
ついつい飲み過ぎるのは玉に瑕やな。

プロのピアニストでも、やりたいことを全て
表現できるテクニックを持っている人ばかりではない。
どうしてもテクニックが付いていかず、
音が濁ったり、雑になったりすることも
聴いていて 珍しくない。

しかし、いつもひろみは完璧な演奏を聴かせてくれる。


[ SETLIST ]
1. Kaleidoscope
2. Yellow Wurlitzer Blues
3. Once In A Blue Moon
4. Blackbird
5. Rhapsody In Various Shades Of Blue
EC. Spectrum

@ Blue Note Tokyo







ひとりごと