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つつみしんやのひとりごと 2011年 3月
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2011.3.1

妻の日帰り出張

昨日、妻は仕事で群馬県に行ったらしい。

上越新幹線に乗り、高崎駅で降車する予定だったらしいが、

彼女の乗った列車は、東京駅を出ると、

「次は新潟に停まります」 とアナウンスされたらしい。

そう、上野にも大宮にも停まらず、新潟までノンストップ。

ちなみに時刻表 (3月分) で確認したところ、

東京から新潟までノンストップの直行列車は、

なんと、9:12 東京発の 「Max とき 313号」 の1日 1本のみ!

よう乗ったな、わざわざその列車選んで。

当然、仕事の時間には間に合わず、予定を 数時間遅らせて、

事なきを得たようだが、やっぱりやつは スゴイ。

新潟まで行っておきながら、

たまたま、自分がそのあとの予定を入れておらず、

また先方の皆さんも 時間の変更に応じてくれて、

うまくその日のうちに仕事を片付けられたことを

自慢するかのように話してた。

根っからの ポジである。


なお、上野、大宮に停まっても高崎に停まらない列車も

1日数本あるので、高崎に行く人は、停車駅を確認してから乗ろう。

大宮を出たあとに気付いても遅いからね。





2011.3.3

洋菓子店コアンドル

蒼井優 ・ 江口洋介 主演 映画 『洋菓子店コアンドル』 を

観てきた。

鹿児島から彼氏を追って出てきた なつめ (蒼井優) が、

東京の有名店 「洋菓子店コアンドル」 で働き出し、

パティシエ を目指すというお話。

感想は、ひと言、「惜しいな〜」。

このストーリーなら、

(もっと、ええ終わり方あるんちゃうの?) って

思ってしまった。(具体的には言われへんねんけど)

それに途中 (えっ? なんで?) って思うところが、

何回かあって、それプラス、あの終わり方やったから、

非常に残念。

ま、(えっ? なんで?) って思ったのは、

私の理解力不足かも知れんけど。

蒼井優は、(私が思う) 非常に蒼井優らしい役で、

良かったと思う。

強くて まっすぐで、ガッツがあって、そして・・・、鈍い。

あんなに鈍い人が、繊細な おいしいケーキを作れるのだろうか、

と疑問もわくが、まあそこは映画なので、

これは言ってみればメルヘンだと思うことにしよう。

蒼井優の演技に関しては、満足。

そして、コアンドルのシェフ 戸田恵子も、

ちょっとイヤな先輩 江口のりこも、

お店の常連さん 加賀まりこも良い。

伝説のパティシエ 江口洋介はちょっと物足りなかったけど、

暗い重い過去を引きずっている役なので、

あれで良いのだろう。

つまり、役者はいいのだが、演出&脚本がイマイチということか。

演出と言えば、本当のパティシエに怒られるようなシーンもあって

ちょい不思議。

泣かされるシーンもあり、笑わせてくれるシーンもあり、

楽しめただけに、やっぱり 惜しい。


★★★▲☆





2011.3.4

写 真 撮 影

今週は、パン屋さんの仕事で写真撮影をした。

2日間で、約2300回シャッターを切った。

デジカメ一眼レフでなければ考えられないことだ。

今回の撮影は、ギフトセットのカタログ用と、

イメージ写真。

イメージ写真の方が、あれこれ自由に撮れるので

やっていて楽しい。

今回は強力な コーディネーター、Oちゃんの協力があり、

とても私一人では、撮りえなかった写真が撮れた。

色々勉強にもなったし、とても良い経験だった。

しかし、撮影後、写真を見ると反省すべきことも多い。

数を撮ることに注意が奪われ、1枚1枚の完成度が

おろそかであった。

教訓その一、撮る時点で最高のセッティングをすべし。























2011.3.4

人を幸せにするケーキ

昨日観た映画 『洋菓子店コアンドル』 について

もうひとこと書き加えたい。 (ネタバレ注意)

ラストが違う終わり方で 終わって欲しかった、と

書いたが、もう一つ重要なことを。

江口洋介演じる 十村遼太郎 が なぜ 「伝説のパティシエ」 と

呼ばれるのか、主人公の 蒼井優 演じる なつめが、

戸田恵子 演じる シェフ 依子に尋ねるシーンがある。

依子は、「十村のケーキは、人を幸せにするの」 と答える。

十村は、事情があってパティシエを辞めていたのだが、

なつめに心を動かされ、怪我で仕事が出来なくなった依子の

代わりに晩餐会のデザート作りを引き受ける。

晩餐会の出席者 (フランス人?) の名簿に子供が含まれており、

十村は、「難しいな」 とつぶやく。

子供は、晩餐会中 つまらなそうに食事をしている。

当然、最後は十村のケーキを食べた子供が

そのおいしさに笑顔 (幸せ) になるものと、

観ていたら、なんと、ケーキの味ではなく、

ガレット・デ・ロワ というケーキの中に人形が

入っていて、それに喜んで笑顔になるのだ。

「えっー!ケーキの味で幸せにするんとちゃうやん!」 って

突っ込みたかった。


参考:ガレット・デ・ロワ
    陶器の人形が入っている一切れを引き当てれば
    1年間幸運がもたされるというケーキ。






2011.3.5

カリフォルニアからの蒼い風

EAGLES のコンサートに行ってきたぞ。

そう、ライヴというよりはコンサートと言った方がふさわしい。

今まで、大阪城ホールや武道館、横浜アリーナには

行っているのだが、48歳にして、なんと初めての

スタジアム・コンサート。

メンバーは、グレン・フライ、ドン・ヘンリー、ジョー・ウォルシュ、

ティモシー・B・シュミット。

残念ながら、ドン・フェルダー抜きだ。

(ドン・フェルダーは、2000年に抜けている。)

イーグルスの来日は、意外と少なくてこれが5回目。

(そういえば、1979年、2回目の来日時、大阪公演会場は、

大阪万博記念公園お祭り広場 だった。

当時私は高校生で 同級生がその公演を観に行ったのだが、

電車が遅れたせいで、1曲目に演った 『Hotel California』 を

聴けなかった、と嘆いていたっけ。)

前回、2004年の来日時には、友達が観に行くと聞いても、

興味が沸かなかったのに、今日は行く前から自分でも驚くほど

テンションが上がり、楽しみだった。

考えてみれば、イーグルスって、結構 聴いてたんや。

1曲目 『Seven Bridges Road』 のアカペラでスタート。

おお〜、美しいハーモニー。

聴きながら、(今度生まれ変わったら、是非 歌えるように

生まれたい) などと思う。

17時開演なので、(19時ぐらいには終わるんやろ) と

思っていたら、 なんとアンコールまで入れて終わったのは、

20:15。

10分以上遅れて始まったのと、途中休憩20分ぐらいと

アンコール前の間を差し引いても 2時間30分は演ったと思う。

すごいなぁ、4人とも 62〜63歳やで。

グレン、ティモシーの歌がちょっとしんどそうなところがあったけど、

ドン、ジョーの声は変わってなかったな。

メンバー 4人の他に、サポートメンバーが、全部で 11人。

(ギター、ピアノ、キーボード 2人、ドラム、パーカッション、

トランペット、サックス 3人、ヴァイオリン)

多いときは、ステージに 14人もいたよ。

このサポート・ギタリストが良かった。

『Hotel California』 のドン・フェルダーのパートを素晴らしく

弾いていた。

ツインギターでハモるエンディングが決まって、

ジョーがサポート・ギタリストに手を差し出し、握手。

なぜか、感動的。

ほかにも途中、何回も ウルウルしてしまった。

そうそう、『Hotel California』 のイントロの前には、

トランペットのソロで イーグルスらしからぬ曲を演奏。

ふと見ると、サポート・ギター君が ダブルネックを持っている。

(もしかして) と思ったら、

ズバリ 『Hotel California』 に突入したのだった。

(4曲目ぐらいだった。)

本編ラストは、『Life In The Fast Lane』。

アンコールは、『Take It Easy』 のあと、

1曲 知らない曲 (たぶん ジョーのソロ曲) があり、

ラストはお決まり、『Desperado』。

ネットで 3月1日の京セラドーム大阪のセットリストを見つけたが、

その日は 27曲演奏している。

今日は もしかしたら、それより多かったかも知れない。

(3月1日のアンコールは2曲だが、今日は3曲演った。)

2007年のアルバム 『Long Road Out of Eden』 は聴いていないので

そのアルバムから演った数曲は知らなかったけど、

ほとんど知っている曲だったので、聴きたかった曲は、

ほとんど聴けた。

『Hotel California』 はもちろんのこと、高校2年の文化祭で

私が歌った (あぁ恐ろしい) 『One Of These Nights』、

(奇しくも邦題が 『呪われた夜』 だ!)

『Take It To The Limit』、 『Best Of My Love』、

『Life In The Fast Lane』、 『Desperado』、

『I Can't Tell You Why』 ・・・

そして何より嬉しかったのは、『Life's Been Good』 が

聴けたこと!

この曲、イーグルスの曲ではなくて、

ジョーの1978年のソロ・アルバム 『But Seriously, Folks...』

(邦題 『ロスからの蒼い風』) の収録曲だが、1980年の

イーグルスのライヴ・アルバム 『Eagles Live』 に入っているのだ。

実は、このジョーの 『ロスからの蒼い風』 が私は大好きで、

いまだに時々、聴いている。(i-Pod には常時入っている)

ドン の声も好きだが、ジョーのちょっとだらしなさそうな

歌声も好きなのだ。

あ、あと、『New Kid In Town』 は 聴きたかったな。

さてさて、今日のコンサートの見所のもう一つは、ギター。

まるでショーケースかと思うほど、皆さん 取っ換え引っ換え

ギターを持ち替える。

特に ジョーとサポート・ギタリスト。

ドンは あんまりドラムを叩かず (『Hotel California』 は、

叩きながら歌った) ギターを弾きながら歌った曲が

多かったので、ドン、グレイが弾いたギターも含めると、

フェンダー (ストラト2本、テレキャス、テレキャスデラックス)、

ギブソン (SG、レスポール2本、335)、ミュージックマン (数本)、

デューゼンバーグ、ダブルネックはメーカー不明、

ジョーがスライドに使っていたギターもメーカー不明、

アコギが タカミネ (12弦も含めて数本)、ギブソン、タコマ、と、

ざっと思いつくだけで、こんな感じ。

いやいや、すごかった。

きっと、来月号の ギターマガジンは、イーグルス特集やで。


初のスタジアム・コンサート。

やはり、おせじにも良い音とは言えなし、

オペラグラスでステージを覗いていると、スネアを叩いてから

1拍遅れて聞こえてくるほど 客席 (私の席) からステージまで遠いなど、

会場への不満はあるものの、コンサートには、大満足だった。


彼らは、明日も東京ドームで演り、そのあと、

中国、韓国、香港、ヨーロッパを周るようだ。

イーグルス 万歳!



  EAGLESには、「THE」 が付かないのだ。





2011.3.6

EAGLES

今さらやけど、インターネットってスゴイな。

昨日の EAGLES のコンサートのセットリストを

アップしている人が、もういてる。

そこから、拝借して、自分の忘備録としても記載しておこう。

【3月5日東京ドームセットリスト】

 01. Seven Bridges Road
 02. How Long
 03. I Don't Wanna Hear Anymore
 04. Hotel California
 05. Peaceful Easy Feeling
 06. I Can't Tell You Why
 07. Witchy Woman
 08. Lyin' Eyes
 09. The Boys Of Summer
 10. In The City
 11. The Long Run

  (20分休憩)

 12. No More Walks In The Woods
 13. Waiting In The Weeds
 14. No More Cloudy Days
 15. Love Will Keep Us Alive
 16. Best Of My Love
 17. Take It To The Limit
 18. Long Road Out Of Eden
 19. Walk Away
 20. One Of These Nights
 21. Life's Been Good
 22. Dirty Laundry
 23. Funky #49
 24. Heartache Tonight
 25. Life In The Fast Lane

  (アンコール)

 26. Take It Easy
 27. Rocky Mountain Way
 28. Desperado


こういうのアップする人って、1曲1曲、メモってるんやろか。

そんなことしてたら、100% 楽しめないような気がするが。





2011.3.7

天秀

今夜は、西新宿にある 「天秀」 という天ぷら屋さんで 会食。

初めて行ったお店だが、かなり おいしい天ぷら。

良いごま油を使っているらしく、全然 しつこくなく、

いくらでも食べられそうな サクサク軽い 天ぷら。

その軽さと関係あるのかどうか分からないが、

天ぷらがいくつも出てきた後でも、天ぷらを載せる紙に

ほとんど油が染みていなかった。

時々、べとべとで、「紙替えて〜」 って言いたくなる

天ぷら屋あるでしょ。

隣が怪しげな店 (風俗?) というのも 新宿らしくて良い。

ぜひ、また行きたい。





2011.3.8

ウォール・ストリート

前作 『ウォール街』 の23年越しの続編、

オリバー・ストーン監督 & マイケル・ダグラス主演

映画 『ウォール・ストリート』 を観てきた。

金融・経済に疎い私には、分からない言葉だらけ。

そもそも前作 『ウォール街』 も観た覚えがない。

そんな私が なぜ 『ウォール・ストリート』 を

観たかというと、妻のリクエスト。

彼女は、20代の頃、外資系証券会社に勤めていたらしく、

前作も観ており、こういうのに 興味があるそうだ。

私は、睡眠不足と満腹感により、冒頭25分ほど気絶。

目覚めたときは、かなり話が進んでおり、

どうしたもんか、と思ったが、

金融業界の話はさっぱりの私でも、

人間ドラマの部分は充分理解できた。

金融業界のことが分かれば、もっと面白かったのだろうけど。


途中、ちょこっと チャーリー・シーン が登場する。

妻の話によると、前作にも チャーリー・シーン は出演していたらしい。

以下、その時の妻との会話。

妻 「『ウォール街』 には、チャーリー・シーンのお父さんも

   一緒に出てたよ。お父さんの名前、何 シーン やったっけ?」

私 「チャーリー・シーンのお父さん? 知らんなぁ」

妻 「あ、分かった。 チャーリー・ジェット・シーンや!

   あ、違うわ、それプロレスラーや」

私 「それは、タイガー・ジェット・シンや!」

妻 「あ、分かった! チャーリー・シーンや!」

私 「それは、本人や!」


なお、調べたところ、正解は マーティン・シーン です。


(今回は、寝てしもたため ★評価なしです。)





2011.3.10

年を取ること

最近、物忘れがひどくなってきた。

この 「ひとりごと」 に書くネタを思いついても、

思いついたことは覚えているが、内容は忘れてしまうことが多く、

悔しい思いをすることもしばしば。

仕事中、何かをしようと立ち上がって、書類棚まで行き、

(はて、何をするんじゃったかな?) などということは

日常茶飯事。

今日は、銀行でATMを操作中、

(そうそう、会社の小口現金を引き出さねば) と気が付いたのに

引き出さずに会社に戻ってしまった。

おまけに、しばらくすると 銀行から

「キャッシュカードがATM前に落ちていました」

と、電話があった。

ああ、年は取りたくないものよのう。

って、まだ48歳やねんけど。

大丈夫か、俺。





2011.3.11

地 震

ご存知の通り、今日午後、東北、関東地方に地震があった。

私は、事務所 (品川区) にいたのだが、結構長い時間揺れ、

棚から物が落ちたり、コピー機が数十センチ動いたりした。

被害というほどのものはなかったが、

会社のエレベーターが止まった。

誰も乗っていなくて良かった。

その後、電話はつながらなくなり、仕事が進まなくなった。

テレビを観ていると、仙台の津波を中継していた。

恐ろしい光景だった。

NHK の アナウンサーは

「被害の状況をお知らせします。

ころんで やけどをした方が、ひとり」

と意味不明の報道をしていた。

夜になって、8時前に会社を出た。

都内の電車は全て運休しているようなので

自宅は会社から歩いても20数分だが、

会社の自転車で帰った。

帰り道、国道1号線は、激渋滞。

歩道は、歩いて帰宅する人々であふれている。

渋滞 (いやこれはもう停滞か) している車より、

歩いている人の方が早い。

所々、歩道が狭くなっている所では、歩行者が車道にまで

あふれていた。

公衆電話に人が並んでいるのを見たのは、何年ぶりだろう。

その中を自転車をこぎながら、

(東京も被災したんだ) と思った。

帰ってから、テレビをつけると、東北地方からの

被害の情報がどんどん入ってきており、

新しい映像が流されていた。

津波の被害、火災、行方不明者、死亡者、

福島第一原発の放射能漏れの心配、都内の帰宅困難者、

被害は大きくなるばかりだ。

私は、1995年、阪神淡路大震災を東大阪市で体験した。

その時の揺れも、今日の東京 (震度5) と

同じぐらいだったと思うが、たぶん、揺れた時間は

今日の方が長いし、余震も多い。

そして、変な表現だが今日の揺れの方が、いやらしく感じた。

気持ち悪い、とでも言おうか。


明日になればきっと被害がもっと大きくなっているのだろう。

自然の前では、人間は非力だ。





2011.3.12

地 震 2

様々な情報が交錯している。

こういう時こそ、冷静さが求められるところなのだが。

友人から、「コスモ石油の火災で有害物質が雨に混ざる」 との旨の

情報がメールで送られてきた。

「たくさんの人に知らせてください」 とある。

その友人も誰かからメールを受け取って、送ってくれたようだ。

(これって、チェーンメールやな) と思いながらも、

本当だったらいけないので、

BCC でメールを複数の人に送った。

送ったら、すぐ 「これはデマです」 という返信が、

数人の人から戻ってきた。

やっぱり!

調べてから送るべきだった、と反省したが、すでに手遅れ。

重要なお知らせ
千葉製油所関連のメールにご注意ください
  ↓
http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/17439/


「先ほどのメールはデマです。誰にも送らないで!」 と

メールをしたいところだが、それがまたチェーンメールになるので、

そういうわけにもいかず、とりあえず、ここに書くことに。


また、別のメールも届いた。

「福島第一原発の爆発で死の雨が降る・・・」 これもデマなのか?

今のところ、よく分からん。

みんな、落ち着こう。

俺か。





2011.314

ダブル・スマイル

こんなときこそ、何かを書くべくじゃないか、と思いつつも

ニュースを観ると、自分の普段と変わらぬ暮らしとのギャップに

言葉を失い、何を書いて良いのやら分からなくなる。

そんなとき、妻にある方から1枚の写真が届いた。

あまりに素晴らしくて、(合成?) とも思ったが、

この際、そんなことはどうでもええやんか。







2011.3.15

地 震 3

また、地震。

今度は、静岡で震度6強。

東京もそれほどでもないが揺れた。(震度3)

なんか、続くと気持ち悪いなぁ。


東京では、スーパーやコンビニ、ドラッグストアから色んな商品が

なくなっている。

ビックリするほど見事に売り切れている。

トイレットペーパーやティッシュペーパー、電池、

カップ麺、缶詰、米など。

停電や今後の余震に備え、多くの人が買いだめに走ったためらしいが、

私はのん気なのか、ドラッグストアに並ぶ人たちを見ても

何が起こっているのか分からなかった。

分かっても 買いだめはしていない。

基本的に、東京からそういう物資がなくなることはないだろうと

思っているので。

「東京からそういう物資がなくなることはない」 というのは、

過信かもしれないけど、まあいいや。

地震の備えは、家具が倒れないように工夫しているのと、

断水時のためのポータブルトイレ。

地震後、家が壊れず、命もあったとして、一番困るのが

トイレが流せないことらしい。

そんなときのために使い捨てのポータブルトイレは、

買っておいてある。

家具が倒れないようにしてある、と書いたけど、

めちゃくちゃ大きい地震が来たら、何しててもダメでしょね。

阪神大震災のときは、「冷蔵庫が逆さに立っていた」 という話も

聞いた。

一回倒れて、立ち上がったってことでしょ。

あの重たい冷蔵庫が。

えげつない力やで。


今は、被災地の方々の一人でも多くの無事と、一日も早い復興、

そして、電力不足と原発の問題の早期収束を祈る。





2011.3.16

平気で生きること

テレビで、

「買いだめはやめましょう。 物資は十分にあります。

買いだめすると被災地の物資が足りなくなることもあります。」

と言っているにも関わらず、

今朝、近所の開店前のスーパーに 行列が出来ていた。

開店 (10:00) までは、まだ10分ぐらいあるのに

人が100メートルぐらいは並んでた。

(ってことは、200人以上はいたってことか)

そのスーパーのすぐ近くのドラッグストアも

開店前なのに30人ぐらい並んでいて、

店員が早々と並んでいる人たちにティッシュペーパーと

トイレットペーパーを持たせていた。


昨日、「東京から物資がなくなることはないと思っている」 と

書いたが、私が買いだめしないのは、

(本当に物資が足りないなら、買いだめしたところで

それがなくなったら一緒やん) と思っているから、というのもある。

不安になるのも分かるが、

こういう時にこそ、努めて いつも通りにしたい。


チェーンメールやデマも 色んなものが出ているようだ。

関西では、「関東へ電力を送るので 節電しよう」 という

チェーンメールも出回っているらしいし、

中には、「日本は危険だから海外へ脱出しよう」 というものまで

あるらしい。

私も、うっかりチェーンメールにひっかかってしまったので

恥ずかしいのだが、気をつけよう。

大体その手のメールには、

「友達のお父さんが○○に勤めていて、聞いたらしいけど・・・」

とか、

「○○で働いている友達からのお願いなのですが・・・」

などという出所のはっきりしない、

かつ 伝聞形式の文言が含まれているらしい。

テレビでは、デマメールやチェーンメールに注意を呼びかけた上で、

「重要な情報は、テレビなどで報道されます」 と

言っていたけど、国民の多くは、

「政治家や企業は、都合の悪い重要なことは発表しない」 と

思っているんとちゃうやろか。

過去の様々な隠蔽事件のせいで。

いつもいつも、正直に重要な情報を公開されていたら、

出所の分からんデマに踊らされることも少ないと思うねんけどな。

でも報道には、政府や企業だけでなく、マスコミもからんでくるので

この辺は難しい話だ。

マスコミを 100%信用するのも危険なのでね。


いずれにしろ、繰り返しになるけど、

こういう時こそ、普通に、いつも通りにしたい。

以前、ここでも書いたけど、宮崎奕保 (みやざきえきほ) さんという

お坊さんの言葉を思い出す。

  いつ死んでもええと思えることが、
  悟りやと思ってた。
  それは、間違いやった。
  平気で生きていることが、悟りや。





2011.3.16

異常事態

スーパーやコンビニでは、乾電池も売り切れているが、

Amazon のマーケットプレイス (たぶん誰でも出品できる) で、

単三電池20本で 17,000円とか、

単一電池4本で 10,000円で出品されている。

そんなん買う人おんのんか?

数日待てば、電池ぐらい流通するんとちゃうか?

と思いながら、試しにヤフーオークションで 「乾電池」 と検索したら、

1,470円で始まった、「アルカリ乾電池 単一電池 新品 10個セット」 の

オークション、いくらで落札されたと思う?

なんと、10,000円ですわ。

落札した人、ホンマに必要なんやな。


ちなみに今日、五反田のセブンイレブンでの店頭で

「乾電池 入荷しました」 っていう貼紙 見た。

たぶん、すぐに売り切れたやろけど。





2011.3.17

ディズニーの力

今日は、仕事で神奈川県の星川と平塚へ行ってきた。

仕事で関係のあるビルの地震による被害の確認だ。

被害は多少の補修が必要なものの 大したことはなかった。

平塚に着いたのは、午後3時ごろだったが、

物件のあるところは、計画停電の真っ最中だった。

駅は停電していなかったが、駅からすこし離れたところから

停電していた。

そのことは、あらかじめ調べていて、分かっていたことなので

いいのだが、実際に停電するとどうなるかは、

やはり現場で体験すると違う。

ある八百屋さんは、店内真っ暗のまま営業されていて、

(たくましいなぁ) と 感じた。

信号が消えているので、大きな交差点では警官が

交通整理に出ていたが、当然全ての信号のある交差点を

カバーすることなど不可能なので、信号の消えた警官のいない

交差点も多い。

(これは危ないな) と思った。

まだ 日中の停電だから、ましな方だろうけど。


帰りのJR東海道線は、本数を減らして運行しているせいか、

混んでいるように感じた。

(いつも乗る電車ではないので よく分からない)


五反田に戻ってくると、JRと東急池上線との連絡改札口は

封鎖されていた。

私は、昼前からずっと外にいたので何があったのか分からない。

あとで分かったことだが、午後3時半に計画停電とは別に

今夜 大規模停電が起こる可能性が発表されたらしい。

(実際は、起こらなかったけど。)

その影響か 池上線も本数を減らして運行していたようで

ホームへの入場制限をしていたようだった。

ふた駅のことなので、私は歩いて帰った。


商店街を歩くとほとんどの店が、看板などの照明を

消して営業している。

(普段から、これでもええやんか。

エコやし、経費も抑えられるし)

なんて思いながら歩いていると、いつもと変わらず

こうこうと看板など店頭の照明を点けている店も数軒ある。

この人たちは、一体 何考えてるんやろ。

無関心なのか、無神経なのか、無知なのか、利己的なのか、

単に楽観的なだけなのか、のん気なだけなのか、理解に苦しむ。


あれだけ、「買占めはやめましょう」 とテレビや新聞で言っているのに、

今朝もスーパーとドラッグストアに 開店前から行列が出来ていた。

あの人たちは、ニュースを観ていないのかな。

今日、たまたま話したおじいちゃんは

買占めしている人たちのことを 「非国民」 って言ってた。

また、絶対 出てくるやろなと思ていた 「義捐金詐欺」 が

とうとう 現れたようだ。

警察庁では、

「公的機関・団体が、一般家庭等に対して、個別に

電話・ファックス・訪問等によって義援金等の振込を

求めることは通常あり得ない」 と警告しているとのこと。


ちょっとは 明るい話を。

平塚からの帰りの電車で、うまい具合に途中で座れた。

私の前に立っていた50代とおぼしき 割と男前のおっちゃんが

仕事だろうか家族宛てだろうか、一生懸命、携帯電話で

メールを打っていた。

その電話機から ぶらさがっていたストラップと

そのおっちゃんのギャップが、あまりにも微笑ましかったので

こっそり携帯で写真を撮った。
  ↓


ちょっと分かりにくいので ズームアップ。
  ↓


おっちゃん、ミッキーやで!





2011.3.20

日本人

(CNN のニュースより)
20日午前 9時時点の警察庁のまとめによると、
東日本大震災の死者は7700人に達した。
警察庁によると、行方不明者は1万1651人、
負傷者は2612人にのぼっている。


被害が明らかになるということは、被害が大きくなる、ということだ。

被害の規模や、避難所での被災者の方々の状況が

伝えられると同時に、被災者の方々の素晴らしさ、

日本人の素晴らしさにも世界は注目しているらしい。


ニューヨークに住む友人が送ってくれた、動画を紹介する。

作られたのは、日本の小学校教師とある。

思わず泣けてくる。

(特に後半。6分あるけど最後まで観てね。)
  ↓
東北関東大震災 宝地図ムービー あなたたちは一人じゃない


助け合い、ゆずり合いながら生きる日本人の素晴らしさが、

外国の人たちを驚かせているようだが、その一方で、

義捐金詐欺や高校生の集めた募金が奪われるなど、

一部の良心を欠いた人たちの犯行も起きている。

全ての物事には 「明暗」 がある、というのだから、

「明」 があれば、「暗」 があるのも当然。

とは言えども、やはり耳にして気持ちの良い話ではない。

また聞きなのだが、数日前、ある飲食店に来た客が

「横浜では、牛乳が売り切れてるから、車で (東京まで) 来たのに

東京でも売り切れてるじゃないか!」

と 怒っていたそうだ。

どんなに牛乳が欲しかったか、その人の背景は分からないが、

このご時勢、貴重なガソリンを使い、牛乳を東京まで買いに来て、

売り切れていたことに文句を言う。

店主は、「殴ってやりたかった」 と話していたそうだ。

ま、いろんな人がいるのだな。

でも、ほとんどの人たちは素晴らしいので

日本人ってすごいんや、と誇りに思う。

自分も恥ずかしくないよう行動しようと思う。


エントリーとは関係ないけど 興味深い記事を紹介
  ↓
米国人からの募金が少ない理由





2011.3.21

報道と良心

外務省によると、3月20日現在、合計128の国・地域と

33の国際機関から救助隊員・救援物資などの

支援申し入れがあったそうだ。

お隣の韓国からも、物資や救助隊などたくさんの支援を受けている。

しかし、地震直後、韓国では歪曲した、または、

不謹慎ともとれる報道があったらしい。

そのことを書いているのは、趙 章恩 (チョウ・チャンウン) という

ソウル在住のジャーナリストで、小学校から高校卒業まで

東京で 暮らしていたので日本にも詳しい方のようだ。

その報道の内容には、後ほど触れるとして、

私の知人で、3年ほど日本で仕事をしていたのだが、

今月18日に韓国へ帰国することが決まっていた人がいた。

彼女は、帰国1週間前に東京で地震にあったわけだが、

地震の後、韓国の両親から、もの凄い勢いで

「すぐに帰ってきなさい」 と言われたらしい。

「東京はほとんど被害がない、安全だし、18日のチケットを

とってあるからそれでいいじゃないか」 と言っても、

その勢いは収まらなかったらしい。

私が話したのは、15日だったが、

チケットの変更は、高くつく上、困難だということで、

結局 彼女は予定通り、18日に帰国することにした、と言っていた。

子供のことを心配している親としては、当然のことだろう、

と思いつつも、彼女の口ぶりから、その 「帰って来なさい」 の

勢いが尋常ではなかった感がうかがわれ、

ちょっと違和感を 覚えたのも事実だ。

その後、韓国での歪曲報道の記事を読み、合点がいった。

記事の筆者 趙 さんは、「恥ずかしい話なのだが」 と

前置きをしたうえで、

「(韓国のメディアは) 日本全土が地震による被害で

壊滅しているかのような報道をした」 と書いている。

「日本沈没」 という見出しをつけた新聞もあったという。

韓国にいる彼女のご両親は、おそらく 東京も壊滅していると、

誤解なさったのだろう。


趙 さんの記事によると、

他にも チェーンメール (デマ) の内容を一部の新聞や

ポータルサイトが表示して、韓国国民の不安をあおったり、

テレビでは、東北地方の状況や韓国人の被害などを

伝えるのではなく、今回の地震によって

「韓流ブームが打撃を受ける」、

「韓国芸能人が日本で活動する機会が減る」 といった

報道をしていたらしい。

記事には、

 これには韓国人も激怒した。
 どこで何が起きたか正確に伝えない新聞、
 安否不明者が1万人を超える大惨事が
 起きているというのに韓流ブームの心配なんかしている
 非常識な報道番組に非難が殺到した。


とある。

そして、

 どうか日本のみなさんが、心ない韓国マスコミの
 報道を許してくれることを願う。
 韓国では、東北地方太平洋沖地震で破壊された村の
 映像に涙を流し、被災地の再建のために自分も何か
 役に立てることはないだろうかと気を揉んでいる人ばかりである。
 どんな災害にもめげず乗り越えてきた強い日本である。
 これからも、学ぶべきところの多い、頼もしい隣国であり続けるに
 違いないと信じている。


と、結んでいる。

私は、

(これ書いた人、すごいな、韓国国民が怒るのはもっともな話や)

と思いながらも、韓国メディアを心の中で非難していた。

書き込まれた、記事に対するコメントも、

韓国メディアを非難するコメント、

日本のメディアも (ついでに?) 非難するコメント、

韓国人全体を非難するコメントなどが多い。

それらに混じって、心を動かされたコメントがいくつかあった。


 人目を引くために記事に過激な見出しを付けることは、
 日本の新聞でも良くあることです。
 どうぞお気になさいませんように。
 そんな記事にだまされず、過去にも現在にも山ほど
 存在する問題も棚に上げて、日本に救援隊を
 送ってくださった韓国の皆さんにお礼を申し上げます。


 日本も含め、どんな国においても、こんな時、
 2つの相反する報道内容や、国民感情が沸き起こることが、
 普通なんだと思います。
 それが、個人の表現の自由ということなのではないでしょうか。
 でも、それでも、私は韓国のみなさんが日本を一生懸命
 応援・支援してくれているという面に目を向け、
 感謝の気持ちを絶対に忘れたくありません。
 こういう気持ちが、世界を平和に導いていく
 小さな一歩であって欲しいと思います。



また、韓国マスコミの報道について言及するのではなく、

そのことを正そうとする韓国人への評価、

この記事を書いた、趙 章恩さんへの感謝と評価なども目立つ。

2001年、東京の新大久保駅で転落した人を助けようとして

死亡した韓国人留学生の話を思い出した、というコメントもあった。

昨日は、日本人の素晴らしさについて書いたが、

関東大震災では、多くの朝鮮人が流言飛語により

日本人により 虐殺された事件も忘れてはならない。

報道や、思想教育による過ちを、私たち日本人は犯してきた。

あの時代に逆戻りすることはないだろうが、

いつも、良心に則り、冷静に、大人である考え・意見を持つ人でありたい。


趙 章恩さんの記事は、こちら

(全文を読むためには、登録 (無料) が必要です。)





2011.3.22

A C

♪ こんにちは
  ありがとう
  魔法の言葉で
  たのしいなかまが
  ポポポポ〜ン!

え〜っ! なにそれぇ〜!?

「ポポポポ〜ン!」って、どういうこと〜?

だ、だれか教えてぇ〜!

(「家庭教師のトライ」 のCM風)


答 : (書かんでも分かってると思うけど)
   あいさつする度に、「ポポポポ〜ン!」 と
   仲間が増えるという意味でしょう。




Baby Love

GAP × AVEX、初のコラボーレション・アルバム、

『Baby Love』 という CD を紹介。

約4万人の中から選び抜かれたという14名の

ネイティブ・イングリッシュ・スピーカーの子供達が POPS の

スタンダード・ナンバーをカバー。

彼らは、“babyGap & GapKids モデルコンテスト” 受賞者で、

レコーディングとジャケットに参加している。

この音程、この歌唱力で、大人が歌っていたら、

絶対聴けたもんじゃない。

いや、私は怒り出すかも知れない。

でも、どういうわけか、この子たちが歌うと聴けてしまう。

かわいいし、微笑ましくて、ほのぼのしてしまう。

バックの演奏やアレンジは、しっかりしており、GOODだ。

Baby Love / babyGap & GapKids loves Baby Jazz Records
 ↑
試聴できます。



収録曲:
 1. Lovin’ you
 2. Can’t take my eyes off of you
 3. Fly me to the moon
 4. Just the way you are
 5. Amazing grace
 6. I just called to say I love you
 7. It ain’t over till It’s over
 8. You are everything
 9. L-O-V-E
 10. You’d be so nice to come home to





2011.3.23

選 択

政府は、 21日、4県 (福島、茨城、栃木、群馬) の農産物について

規制値を超える放射性物質が検出されたと、出荷制限を出した。

今後は、その4県以外の北関東、関東産の農産物にも

風評被害が起きる可能性がある。

- - - - - - - - - - - - - - - -

母親は、まだ1歳半の子供のことを想い、

「野菜は、西日本で採れたものにしよう」 と だんなに言った。

安全な食品を子供に与えたいと思うのは、

親として当然のことだ。

しかし、だんなは、

「政府が健康に影響がないと言っているのだから、

そんなことする必要ない」 と言った。

彼が、100% 政府の言うことを信じている人ではないのは、

知っていたが、私は思わず、

「政府の発表が間違っていたら、どうするんですか?」

と 訊いた。

彼は、「『俺の子供に生まれたのが、悪かったな』 と

息子に言って聞かせる」 と言った。

私は、その話を聞きながら泣きそうになった。

母親の気持ちは、全く良く分かる。

それは、母性だろう、本能だろうと思う。

そして、

「自分の子供さえ助かったら、それで良いとでも言うのか。

日本に生まれたのだから、日本人としての運命を受け入れろ。

ジタバタするな。」

という父親の考えも全く良く分かるからだ。


私は自問した。

自分はいいとしても、もし私に子供がいたら、

彼のように自分の選んだ国、自分の選んだ政府、

自分の運命を 潔く受け入れることが 出来るのだろうか、と。

  (注) 自分は日本を選んで生まれてきた、という
  立場で書いています。
  同様に、たとえ民主党に投票しようがしまいが、
  今の政府が、自分の選んだ政府です。





アナログ・ツイッター

私は 東急池上線に乗って出勤しているのだが、

大崎広小路駅と五反田駅の間に

「アナログツイッター」 なるものがある。

電車の中から見えるビルの窓面に貼られた ふきだし型の

白いボード。

そこに、毎日、短いメッセージ (つぶやき) が、

書き込まれているのだ。

昨年の2月ごろからあるようだが、毎日毎日、更新している。

雨の日も風の日も。(週末はどうか分からないけど。)

どんなことが書いてあるのか、今 具体的に思い出せないのが

歯がゆいが、(へぇ〜) と思うことや、(クスッ) と

笑いたくなることなど、毎日、出勤途中にあれを読むのを

楽しみにしている人も多いと思う。

私もその一人。

アナログ・ツイッターは、どうもそのビルに入っている

飲食店がやっているらしい。

さて、今日のつぶやきが、こうだった。


  ここに何を書くかで昨日夫婦喧嘩をしました。


なんとなく、微笑ましい。





2011.3.24

日本人の明と暗

23日、東京都は 金町浄水場の浄水から

食品衛生法に基づく 乳児の飲用に関する暫定的な指標値を

超える濃度の放射性ヨウ素が測定されたため、

23区及び一部の多摩地域では、乳児の水道水の摂取を

控えるよう発表した。

発表には、

「この数値は、長期にわたり摂取した場合の健康影響を

考慮して設定されたものであり、代替となる飲用水が

確保できない場合には、摂取しても差し支えありません。」

と付け加えられている。

私は、「放射能入り (?) だと聞くと、あんまり気持ちの

いいものではないな」 と思いながらも、今日も水道水を飲んだ。

今夜になって、水道局は、

 本日、3月24日午前6時に採水した金町浄水場の
 浄水(水道水)について、放射能測定を行った結果、
 「放射性ヨウ素(ヨウ素131)」の測定値は79Bq/kgと、
 食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な
 指標値である100Bq/kgを下回っています。

 東京都水道局の水道水は、1歳未満の乳児を含め
 すべての方に飲んでいただいても問題はありません。

と発表した。 → 東京都水道局

埼玉県川口市水道局でも 一度は基準値を超えたが、

その後 数値が基準を下回ったとのこと。

しかし、新たに千葉県で、乳児の暫定基準値を上回る

放射性物質が検出されたようだ。

専門家の話では、この数値は、天候や風向きで変わるそうだ。


さて、地震以降、日本人の素晴らしさが内外で評価された。

私もそうだが、それを読んだ多くの日本人が、力づけられ、

日本人であることを誇りに思ったことだろう。

その一方で、義捐金詐欺が起こったり、

「やめましょう」 と訴えているのに 買だめをしたりする人が

後を絶たない。

「水道水は、大人は飲んでも問題ない、乳児には控えましょう」 と

いう発表だったのに、昨日今日とパニックになった (?) 人達が、

スーパーなどに押しかけたようだ。

「箱ごとよこせ!」 と怒号が飛び交っていたという報道もあった。

ペットボトルの水を買い込んでいた人たち全員の家に、

乳児がいるんだろうか。

残念ながら、そうは思えない。

たとえ乳児がいたとしても、怒号は ないだろう。

もちろんそういう人は少数だ。

ただ、そういう報道を聞くと、残念でならない。

日本人としての誇りとは、何だ。


おまけ :
(2011年3月17日午後時点の情報を踏まえて) とあるので、
現状に当てはまるのかどうかまで 私は分からないが、
興味深い記事を見つけたので 紹介。
  ↓
「退避すべきかとどまるべきか」 放射線被ばくを深く心配されている方々へ





2011.3.25

柿の種

今日の夜、妻から受け取ったメール。

 私に柿の種みたいなデザート買ってきて下さい。

彼女にとって、「柿の種」 はデザートだそうだ。





2011.3.28

いのち

お世話になっている おっちゃんが こんな話をしてくれた。


 数日前、宮城県石巻市で、地震から10日経った
 がれきの下から女性 (80歳) と孫 (16歳) の2人が、
 無事救出された。
 そのニュースを観て、日本中の人が感動した。
 80歳のおばあちゃんと16歳の孫、
 彼らについて たったそれだけ知識しかなく、
 どんな人か、どんな主義か、どんな思想か、善人か悪人か、
 そんなこと何も知らなくても、ただ、10日間、がれきの
 中で生き抜いて、そして無事救出された、
 ただ、それだけで、皆 「よかった〜」 と、
 命あることに感謝し、感動した。
 相手が誰かなんて関係なく、ただ命があるというだけで
 こんなに感動できるのに、ふだん、目の前にいる人に
 命があることには、何の感動もなく生きている。
 「命」 というものは、本来、それが誰かなんて 関係なく
 ただ 「あるだけで」 感動できる素晴らしいもの。
 それをあの2人が救出されたことは、教えてくれた。


感動的な話だったのに、うまく書けなかったけど、

分かるよね?





2011.3.29

義援金

妻の友人でもあり ビジネス・パートナーである伊藤裕子さんが、

ブログを始めた。

彼女のかわいい息子たちの微笑ましいエントリーを紹介。
 ↓
義援金





2011.3.30

負けず嫌い

「負けず嫌い」 とはどんな人?


試合や勝負に負けて、悔し泣きしている子供を見て、

「この子は、負けず嫌いだな」 と思ったりすることがある。

一度負けて、二度と負けないなら、負けず嫌いと言えるが、

何度も負けて、何度も悔し泣きをしているとしたら、

それは、「負けず嫌い」 ではなく、「悔しがり」 ということだな。

つまり、「負けず嫌い」 とは、負けない人のことだ。


ちなみに、私は 「負けず嫌い」 ではない。

たま〜に 「悔しい」 ことはあるが、残念ながら、

それは次に 「勝つ」 ことには つながっていないのだ。

とほほ。





2011.3.30

現実と非現実

節電と募金、買占めしない、

それぐらいしかやれることなくて、

悪いことしてないのに、普通に生活していることに

何か後ろめたさを感じ、でも、どうしていいか分からない。

もっと節電できるだろ、と自分や妻を責めたり、

看板の照明を点けている商店に批判と嫌悪を感じたりする。

そういう自分を見ていて

(ああ、ちょっとまずいな) と思う。

でも、どうしていいか分からない。

そんな風に思うこと自体、誰の役にも何の役にも立たない。

贅沢。

結局、自分が出来ることをやるしかない。

そんな風に考えていたとき、あるブログに出会った。

3月16日から23日まで 災害対策支援医療チームとして、

被災地 (陸前高田) に派遣された看護士さんの 手記だ。

「1、被災地へ。」 から 「14、From TOKYO」 まで、

そして、コメントへの回答 「こちらこそありがとうございます。」

まで、すべて必読である。


記事一覧 ←(日が経つと更新されるかもしれません。)





2011.3.31

吉野弘志トリオ

震災以来初めて、ちょっと久しぶりな感じでライヴに行ってきた。

西荻窪にある 初めて行く 「音や金時」 というライヴハウス。

西荻窪という駅に降りるのも初めてのこと。

メンバーは、蜂谷真紀 (Vo) 吉野弘志 (Ba) 、

そして 馬場孝喜 (Gt)。

馬場さんの出演するライヴは、昨年の11月以来と、

ちょっと間があいてしまったが、数えてみると今回で14回目。

1部の1〜3曲目は、Vo の蜂谷さんの曲。

非常に幻想的。

おそらく何語でもない言葉、言ってみればスキャットの

延長のような感じだが、スキャットと呼ぶには何かが違う。

ジャンルも何と言って良いか分からない、無国籍音楽。

無国籍なのに時々、中近東あたりをイメージさせるのは、

彼女の発音のせいか、メロディに使われる音階のせいか。

時には、聞いたこともない奥深いヨーロッパの国を

連想させる。

(どういう意味か分からんやろけど、聴きながらそう思ったのだ。)

4、5曲目は、Bass の吉野さんの曲だったようだが、

テーマはあるもののほとんどフリージャズの様相。

2部の1,2曲はギターとベースのデュオによるインスト。

3曲目から蜂谷さん参加。

彼女が入ると、とたんにノンジャンル、無国籍になる。

リズムは、ブラジルなのに Vo は無国籍。

4曲目も蜂谷さんのオリジナルのよう。

タイトルは聞き取れなかったが、

解説に 「ノルウェーの古い船の歌」 と聞こえた。

この曲、今日の私には、今回の震災犠牲者の鎮魂歌に

聴こえた。

5曲目、詩の朗読と演奏。

かなりシュール。

そして、6曲目とアンコール1曲のライヴだった。

JAZZ だろうと思って行ったのだが、JAZZ ではなく、

スゴイオリジナリティの蜂谷さんの感性を

いっぱい浴びた感じ。

結構、楽しかった。


今夜のライブ、友人の K彦に誘われて行った。

彼は、震災後、結構ライヴに足を運んでいるという。

音楽業界の人なので、ミュージシャンに付き合いの

ある人が多い。

そのミュージシャン達が、震災後ライヴをやるか中止にするかで

本当に悩んでいたという。

たくさんのライヴが、色んな事情で中止や延期になっている中

「やろう!」 と決心したライブに、そのミュージシャン達を

応援する気持ちで出かけたのだという。

そして、改めて音楽の力を感じているという。

その彼が、やはり仕事のお付き合いもある蜂谷さんのライヴに

私の大好きなギターの馬場さんが出るというので

誘ってくれたのだった。


震災直後は、エンタテイメントなんて、優先順位で言えば

最後の最後。

なくても良いもの。

でも、少しずつ復旧に向かい始めると、被災地でも

音楽や笑いは、心の栄養のようだ。


何が書きたいのか うまくまとまらなかったけど、

このままアップすることにしよう。



ひとりごと  ひとりごと