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私の音楽活動とギターに関するもの 2019年
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2019.1.21

カフェでライヴ!

12月に渋谷区東2丁目にオープンしたカフェ
「MAT COFFEE」でミニ・ライヴが決定。
お店初のライヴだ。
私の撮影した写真も店内に飾られているので、
良かったら遊びに来てちょうだい。
ヨッシー(b)とデュオ。
ミュージック・チャージはありません。

2月1日(金)
1st 19:30〜
2nd 20:30〜
@ MAT COFFEE
渋谷区東2-21-8

[ MEMBERS ]
gt:つつみしんや
b:古賀 ヨッシー 圭侑





2019.2.1

MAT COFFEE LIVE
つつみしんや&古賀圭侑


昨年12月に渋谷にオープンした、
カフェ "MAT COFFEE" で ミニ・ライヴ。
一応、オープン後初ということで
こけら落とし公演だな。



昨年9月に4年ぶりにデュオ・ライヴを演った
ベースのヨッシー(古賀圭侑)とデュオで出演。
リハーサルはせずに、当日の簡単な打合せだけで、
本番に突入。
ライヴと言ってもミュージック・チャージもなく、
BGM的な演奏でなので、
演る方も気楽に演らしてもらったけど、
楽しく演れました。



会社の近くで便利なので、
ふらっと一人でも出演できるように、
ソロ・ギターの練習をしようと思ってるけど、
60分ぐらいは、もたせなきゃならんので
レパートリーが貯まるまでちょっとかかるなぁ。


[ SETLIST ]
- 1st -
1. Blue Monk
2. Cold Duck Time
3. Love Theme From SPARTACUS
4. 放課後の音楽室
- 2nd -
1. Our Spanish Love Song
2. Put It Where You Want It
3. やつらの足音のバラード
4. 不思議な妻 [つつみオリジナル]

[ MEMBERS ]
つつみしんや (gt)
古賀圭侑 (b)

@ Mat Coffee(渋谷)





2019.2.4

教えることは 学ぶこと

この2週間ほどの間に、
高校1年生の男子2人と
中学3年生の女子1人にギターを
教える機会があった。

高校1年生のA君は、彼が中学生の時から、
2〜3回レッスンをしており、初めてではない。
このたびはA君が、バンドメンバーのB君を
連れてきて、2人相手のレッスンとなった。

A君は、ギターを弾き始めて、
もう2年以上は経つだろう。
結構弾けるようになってはいるが、
好きなことしかやっていないので、
あまり応用は利かない。
まあ、高校生バンドで楽しむだけなら
それでも構わないけど、出来れば
もう一歩上を目指してほしいところ。

バンドメンバーのB君はヴォーカルで
ギターも弾きながら歌う。
ギターは最近始めたようで、
もっと上手くなりたいようだった。

中学3年生のC子ちゃんは、買ったばかりの
ピンク色のフォークギターを持ってきた。
C子ちゃんは、レッスンの日に初めて、
ギターの音を出してみたような
全くの初心者だった。

私は、ある程度 弾ける人になら、
何人かレッスンをした経験があったが、
全く初めて触るレベルのような人には、
教えたことがなく、何から教えれば
良いのか分からなくて、ちょっと戸惑った。

出来ることなら、ギターをずっと続けて欲しい。
自分の好きな歌を弾き語り出来るぐらいには、
なって欲しい。
そのためにギターは楽しいということを
教えたいと思うのだが、これだけは、
本人が楽しいと思うかどうか、
本人が本当にやりたいかどうかなので、
コントロールしようがない。
でも、私の教え方が悪いせいで
やめてしまったらどうしようと、
考えても仕方のないくだらないことを
考えてしまうのだった。

先日、大空小学校の木村元校長の講演で、
子供たちには「分かった?」という質問より
「分からない所はどこ?」と訊くのが良いと
聴いたところなのに、
何度も「分かった?」って聞いてしまった。
「分かった?」と訊くと子供たちは
「はい」と答えるのだという。
分かっていなくてもね。

この一つをとっても分かるように
子供に何かを教えるということは、
とても難しい。

私には系統だったメソッドも何もないので、
その場その場で、思いつくことを
伝授するしかない。
まあ、教えることのプロでもないから
そんなやり方で、模索するしかないと
開き直っているのだけど。

教えるためには、
そのことを本当に理解していて、
お手本となる演奏を聴かせる必要がある。
特に初心者の場合は。

これが、結構 曲者。
なんとなく出来てしまっていること、
なんとなく分かっていることを、
言葉に変換したり、正確に伝えることは、
意外に難しく、教える側が学ぶことになるのだった。





2019.2.18

"AS It Happens" LIVE vol.6

ジャズ・シンガー和田明とのライヴも
昨日で6回目を迎えた。
昨日も満席のお客さんでした。
ホンマにありがたいことです。

一昨年6月、初めて演った時は
こんなに続けられるとは思っていなかった。
続けられてホントに嬉しい。
明と演るようになって、
学ぶことの多さに驚いている。
というか、今までこんなことも分からずに
(知らずに)演奏していたのか、と
自分の浅さにゾッとしている。
45年もギター弾いているのに。
と言っても、分かった(知った)から
すぐに出来るわけでもないので、
これからなんですが。

前回(昨年10月)のライヴから、
少しだけコーラスすることに
チャレンジしている。
ハモることが本当に苦手な私は、
ずっと、コーラスが出来るように
なりたいという欲求がありながら、
何も努力せずに来た。
でも、ここにきて、ちょっとやる気に
なったのだ。
前回は、ビビりながら歌うもんやから、
マイクから離れて消極的な
コーラスだったが、昨日は大分、
進歩した(と自分では思う)。
でも、まだまだ。

先日、明の歌のレッスンを受けた。
歌い方も全く知らないということを知った。
一人前のコーラスが出来るまでの、
道のりは長いが、音楽はどうせ死ぬまで
やるんだから、気長にやろうと思う。

ギター・プレイについては、昨日、
数人に「良くなった」と褒められた。
自分では、気が付かなかったが
言われてみれば、思い当たる節もある。
これも、継続の結果であることは明白。
継続し、量をこなすこと以外に
上達の道はないのだと改めて思う。
課題は多いのだ。



[ MEMBERS ]
"AS It Happens" are
和田明 (vo,gt) & つつみしんや (gt)

[ SETLIST ]
- 1st show -
1. Don't Let Me Be Lonely Tonight
2. トランジスタ ラジオ
3. オレのパンクロック (明オリジナル)
4. Stay with Me Tonight (つつみオリジナル)
5. All Around Me
6. パレード
- 2nd show -
7. I Shot The Sheriff
8. ノーノーボーイ
9. Nowhere Man
10. Voices
11. 横浜ホンキートンク・ブルース
12. Just The Way You Are
EC. おかえり(明オリジナル)

at bar dAZE(原宿)





2019.4.27

そろそろソロギター

曲中でギターがメロディを弾くことを
「ギターソロ」というけど、
全くの独奏のことは「ソロギター」という。

独奏なので、ひとりきり。
伴奏者はいない。
当然、難しい。

簡単にいうと、「ギターソロ」の時は、
バンドが伴奏してくれているので、
メロディだけを弾けばいいけど、
「ソロギター」の時は、一人で
メロディも伴奏も同時に演ることになる。
あるいは、伴奏とは言わないかも知れないけど、
メロディに和音を付けて弾くこともある。

難しいけど、ギター弾きなら誰もが
憧れるであろう、ソロギター。
私も少しは取り組んできたけど、
それだけでライヴを演るほどではない。
でも、ようやくチャレンジする気になった。
まだレパートリーは少なく、
派手なプレイも出来ないけど、
自分ならではの演奏を目指して、
初ソロギター・ライヴをやることにした。

カフェのBGM的な演奏だけど、
ミュージック・チャージもないので
気軽にいらしてください。


5月21日(火)
1st show 19:30
2nd show 20:30
@ MAT COFFEE
渋谷区東2-21-8

渋谷からなら 徒歩10分ぐらい。





2019.5.21

そろそろソロ・ギター vol.1

45〜46年 ギターを弾いてきたけど、
初めてソロ・ギターでライヴに臨んだ。

むか〜し、大阪にいた頃、知り合いのお店で
無謀にも弾き語りで出演させていただいた
ことはあるけど、インスト(歌なし)で
演るのは、ホンマに初めて。
ライヴの中で1曲、ソロで演ったことは
あるけれど、大体練習不足でこけたね。

今回はミュージックチャージも取らず、
BGM的な演奏ということだったので、
良い機会だと思い出演を決めた。
演ると決めたものの、レパートリーが少なくて
焦ったけど、ルーパーを使ったりして、
なんとか12曲そろえた。
やりたかったけど、あまりに完成度が低く、
今回は見送った曲もある。
それらは、次回以降に。

オリジナルが、4曲。
20年以上前に作ったものから、
10日ほど前に出来た(というか演るたびに違う)
最近のものまで、4曲とも人前で
演奏するのは、初めてだった。
ワールドプレミアです。

演奏は、惜しいところでのミスもあったけど、
まあ実力やろな、というところ。
意外にも真剣に聴いて下さるお客さんもいて、
終わってから声もかけて頂き、ありがたかった。

急きょ、女性ヴォーカル2人が乱入という
ハプニングもあり、楽しく演りました。
また、演ります。

[ SETLEST ]
--- 1st show ---
1. Thank You, Reggie (おおきに。レジやん)(Original)
2. The Dock of the Bay
3. It's Like Something (なんかに似てる)(Original)
4. My One And Only Love
5. The House of Rising Sun
6. 東京ラブストーリー "End Title"
7. Moon River (vo:ちかちゃん)
8. Fly Me To The Moon (vo:ちかちゃん)
--- 2nd show ---
1. If We Hold On Together (vo:ダイアナ)
2. やつらの足音のバラード
3. Time After Time
4. タイトル未定 (Original)
5. Angel (天使の休息) (Original)
6. Little Wing
7. 放課後の音楽室

@ MAT COFFEE(渋谷)







2019.5.22

そろそろソロ・ギター vol.2 決定!

昨日終えた、初のソロ・ギター・ライヴ。
このプロッジェクトには
「そろそろソロ・ギター」と名前を付けた。
その言葉の通り、そろそろ、ソロ・ギターに
チャレンジしようという、思いで付けた名だ。

せっかく名前まで付けたことだし、
もっと極めていきたいので、
あまり間を空けずに次回を決めた。

レパートリーが溜まれば、ゆくゆくは
定期的にやりたいと思っている。

次回のご案内

【つつみしんや/そろそろソロ・ギター vol.2】
7月5日(金)
1st show 19:30〜
2nd show 20:30〜
@ MAT COFFEE
渋谷区東2-21-8

ミュージックチャージは、ありません。
ドリンク・オーダーをお願いします。

渋谷駅からなら 徒歩10分ぐらい。
ぜひ、遊びに来てください。
予約不要です。





2019.6.3

"AS It Happens" LIVE vol.7

濃い内容の週末だったのに、更新をサボったんで
書くことが溜まってしまった。
まずは、土曜日のライヴ。

一昨年の6月に1回目のライヴを演ったので
早いもので丸2年が過ぎ3年目に突入した、
シンガー和田明とのデュオ・ライヴ。
当初は、こんなに続けられるとは、
思っていなかったけど、"AS It Happens"
なんて名前まで付けて、通算7回目の開催でした。
いつも集客は妻に頼っているけど、
今回は、妻関係以外の人が初めて半数を超え、
立ち見も入れて総勢30人もの方が
来てくださいました。
過去最高の記録です。
続けて何度も来てくださっている方もおられ
感謝感謝です。
本当にありがとうございました。

50歳を過ぎても、少しずつ自分が
進歩しているのも感じられ、
継続することの重要性を改めて感じています。

新曲(というか初めて演る曲ね)には、
ホール&オーツの "Private Eyes"、
ビートルズの "Oh! Darling" を演りました。

ソロ・ギター・コーナーも設け、オリジナル曲
「Thank You, Reggie」を演奏しました。
先日のソロ・ギター・ライヴでは話さなかった
このエピソードも話すことができました。

次回は、秋頃に予定していますので、
ぜひまたお出かけください。


[ SETLIST ]
- 1st show -
1. All Around Me
2. Change The World
3. Nowhere Man
4. オレのパンクロック (明オリジナル)
5. Private Eyes
6. Stay with Me Tonight (つつみオリジナル)
- 2nd show -
1. Thank You, Reggie (ソロ・ギター, つつみオリジナル)
2. All Around Me
3. Oh! Darling
4. I Shot The Sheriff
5. 猫の街 (明オリジナル)
6. Voices
7. メロディー
8. トランジスタラジオ
EC. おかえり (明オリジナル)

@ bar dAZE (原宿)







2019.7.3

そろそろソロ・ギター vol.2

明後日5日は、ソロ・ギター・ライヴの
予定なのだけど、歌のゲストを迎えて、
数曲演ることになった。

前回も飛び入りで、1曲歌ってもらったけど、
ぶっつけ本番だったので、
今回は、ちょっと準備をしようと、
今日、軽く音合わせをした。
演奏中、不思議な感じがした。
この人のこと、良く知らないけど、
なんで一緒に演ってるんやろ、と。
彼女が、外国人とのハーフということもあって
かもし出す異国情緒が、余計に不思議な感じを
創り出したのかも知れない。
まあ、これも何かの縁なのだろうな。

音合わせの後、
明後日のお店(MAT COFFEE)で、
お客さんがいるにも関わらず、
公開リハーサル(?)を試みた。
彼女は、バンド経験などはなく、
人前で歌うのもほとんど経験がない。
まだ始めたばかりという感じで、
ちょっと恥じらいと言うのか、
初心者感は否めないし、
舞台度胸はないのだけど、
一枚皮がむけたら、きっと良い感じに
なるのではないかと思っている。

良かったら、遊びに来てください。


-------- 7月5日(金)--------
そろそろソロ・ギター vol.2
1st show 19:30〜 / 2nd show 20:30〜
BGM的カフェ・ライヴです。
入替なし。MC 無料。要ドリンクオーダー。
at MAT COFFEE (渋谷区東2-21-8)
〜 Members 〜
gt:つつみしんや
guest vo:Diana





2019.7.5

そろそろソロ・ギター vol.2

「そろそろソロ・ギター」と称して、
ソロ・ギターにチャレンジするプロジェクトを
始めたのだが、2回目にして、
演奏曲の半分を歌のゲストを迎えて
演るという、安易な方向へ行ってしまった。
歌のゲストは、ダイアナ。
23歳というから、共演者としては、
今までで一番の年の差だ。

一部では、かわいらしい女の子たちが、
ステージ前でかぶりつき状態で、聴いてくれた。


子供に大人気の図

2曲目で "Dock of the Bay" を始めると
アメリカ人っぽいお客さん(女性)が、
やはりステージ前に出てきて、聴いてくれた。
たったそれだけのことで、世界は変わるのだね。

ダイアナが歌うのは、ロバータ・フラックから
テレサ・テン、小林明子と、幅の広い
選曲だけど、そんなことは気にしない。
まさかのアンコールを求められ(身内ですが)、
急遽、ダイアナ・ロス "If We Hold On Together" を。
これまた、外人のお客さんの反応が良い。
たったそれだけのことで、世界は変わるのだよ。

次回はもうちょっと、リハーサルを積んでから、
演ろうと思う。
そして、並行して「そろそろソロ・ギター」も
続けます。




[ MEMBERS ]
gt:つつみしんや
guest vo:Diana

[ SETLIST ]
<1st show>
1. Thank You, Reggie (おおきに。レジやん)(つつみオリジナル)
2. The Dock of the Bay
3. Dindi
4. I Say A Little Prayer (with Daina)
5. 時の流れに身をまかせ (with Daina)
6. 恋におちて (with Daina)
<2nd show>
1. My One And Only Love
2. Time After Time
3. やつらの足音のバラード
4. Killing Me Softly With His Song (with Daina)
5. つぐない (with Daina)
6. What A Wonderful World (with Daina)
EC. If We Hold On Together (with Daina)

@ MAT COFFEE (渋谷区東2丁目)





2019.9.6

そろそろソロ・ギター vol.3
〜 演奏 と 創作 〜


5月に「そろそろソロ・ギター」と称して、
ソロ・ギターにチャレンジするプロジェクトを
始めたが、今日はそのライヴの3回目。

ソロ・ギターというのは、独奏のこと。
一人で、メロディも伴奏もこなさなければ
ならず、結構、難しい。
前回は、歌のゲストにダイアナを迎え、
セットリストの半分を歌モノにするという
安易な方向に行ってしまった反省を踏まえ、
今回は、ゲストを呼ばずに全曲一人で
演ると決めて、レパートリーの拡大を図った。

結果、13曲の演奏のうち、
8曲が初披露となった。
どうしても、ミディアムからスローな
曲が多くなってしまうのは仕方ないとして、
歌謡曲、ロック、ジャズ・スタンダード、
シャンソン、R&B、ポップス、アニソン、と
図らずも 幅広い選曲になったのは
嬉しい結果だ。
(セットリストは後記。)

今回のライヴに向けての練習中に
興味深い体験があった。
それは、「ギターを弾くこと(=演奏)」と
「音楽を創り出すこと(=創作)」の
区別と言っても良い。
そのことは、概念としては知っていたし、
聴衆としては、何度も体験があったけど、
演奏中に区別として体験したのは、
長くギターを弾いていて初めてかも知れない。

一流のアーティストの演奏を聴いたとき、
「この人は、ギターを弾いていない」と
感じることがある。
いや、音が出ているから、弾いているんだけど、
弾いていないレベルなのだ。
これは言葉で説明するのは難しい。
区別のない人には、分からないだろうけど。

先日、漫才コンビ「ナイツ」の 塙(はなわ)の
記事を読んだが、面白いことが書いてあった。
漫才では、ボケと突っ込みのそれぞれが、
予め決められたネタを舞台で演るわけだが、
毎回、初めてボケるかのようにボケ、
ボケの言うことを初めて聞いたかのように
突っ込みは、突っ込む。
へたくそな漫才師は、観ていて、
その「初めて感」が出せない。
なぜなら、練習を積んできているので
相手が何を言うか分かっているからだ。
すると、初めて聞いたのではない「間」で
突っ込んでしまう。
ほんの0点何秒のことだけど、
聴いている客は、敏感に感じ取る。
その0点何秒の違いで、
笑えるものも笑えなくなる。
そんな話だった。
(読んでから大分日が経っているので
かなり私の解釈になっています。)

漫才は、そのコンビがその場で初めて
その話をしているかのように
聞こえるからこそ面白い。
ギターを弾いていないように感じる、
というのは、「練習してきたけど、
その場で初めて生み出す」という意味で、
その感覚に近い。
一流の漫才師は、漫才を「している」のではなく
その場で話していることが、面白くて
漫才に「なっている」という感じかな。
そのためには、漫才も創作である必要がある。

音楽でも、練習や準備は大事だが、
本番で「練習で上手く弾けたことの再現」を
すると、聴いている側には感動はなく、
「技術はあるけど、面白くない」音楽に
なってしまうように思う。

一番大切なのは、「上手く弾こう」
「失敗しないように弾こう」「練習通り弾こう」と
するのではなく、その場で「音楽を生み出す」こと、
つまりは「創作」なのだと思う。
「創作」しているときは、
欲がないので「無」の状態だ。
「夢中」ともいえる。
(「無」も「夢」も「む」というのは面白い。)
しかし、私はまだまだ精進が足りない。
練習で「創作」といえる演奏が出来たとしても
本番になると、途端にプレッシャーに
囚われ、欲が出てしまうのだった。

それでも、本番中に短い時間だが、
「創作」の瞬間が訪れることもある。
心は、「創作」と「演奏」の間を
行ったり来たりだ。
そのうち、行きっぱなしになれるんだろうかね。
精進あるのみ。



[ SETLIST ]
-- 1st show --
1. La Vie En Rose
2. The Dock of the Bay
3. Can't Help Fallin' In Love
4. Time After Time
5. Change The World
6. My One And Only Love
-- 2nd show --
1. If
2. Thank You, Reggie (おおきに。レジやん) (オリジナル)
3. 上を向いて歩こう
4. Surfer Girl
5. Bridge Over Troubled Water
6. やつらの足音のバラード
7. What A Wonderful World
-- Extra Live --
1. 真夏の果実(vo:屋代さん)
2. Killing Me Softly With His Song(vo:Diana)

@ MAT COFFEE





2019.9.7

来月のライヴのお知らせ

昨日は「そろそろソロ・ギター」ライヴだったが、
早速次回を決めてきた。
10月18日(金)だ。
こちらは、ご予約もいらないし、
ミュージック・チャージもないので、
お気軽にコーヒーやビールを飲みに来てください。
お店で焼いているケーキ屋やスコーンも美味しいです。

そして。
10月14日には、ジャズ・シンガー和田明との
「AS IT HAPPENS」の8回目となる
ライヴも控えている。
明は、7月29日に ジャズ・ギタリスト
布川俊樹さんとのユニット「Blue Journey」
アルバムが発売になり、8月には
発売記念DUOツアーで西日本を周ってきた。
また、パワーアップした歌を聴かせてくれることだろう。
楽しみだ。


---[ LIVE INFORMATION ]---

10月14日(月・祝)
AS IT HAPPENS LIVE vol.8

Open 18:00
1st show 18:30〜 / 2nd show 19:30ごろ〜
入替なし。MC 無料。チップ制。
シートチャージ700円。要ドリンクオーダー。
at bar dAZE(原宿)
〜 Members 〜
vo&gt:和田 明
gt:つつみしんや

こちらは、毎回 満席ですので
ご予約を頂いております。
今のところ、まだお席に余裕がありますが、
ご希望の方はお早めにご連絡下さい。
(私宛にメールをください。)


10月18日(金)
つつみしんや/そろそろソロ・ギター vol.4

1st show 19:30〜 / 2nd show 20:30〜
at MAT COFFEE(渋谷区東2-21-8)
カフェでのBGM的演奏です。
ミュージックチャージなし。要ドリンクオーダー
〜 Member 〜
gt:つつみしんや





2019.10.14

AS IT HAPPENS LIVE vol.8

シンガー和田明とのライヴも
8回目を迎えた。
初ライヴが、一昨年の6月25日だったから、
1年に3回のペースで続いていることになる。
この間に、明は、Motion Blue や JZ Brat に
出演するようになり、MALTAさんのステージに
ゲスト出演したり、布川俊樹(gt)さんと
デュオアルバムをリリースし、
桑原あいちゃん(pf)のアルバムにゲストで
参加したりと大きく活躍の場を広げてきた。

何十年もいつもいつも何かに迷いながら
音楽を続けてきた私が、明との共演で
いつも感じることがある。

それは、「音楽は楽しい」。

とてもシンプルなことだが、
音楽を創り出すことの醍醐味を
味わうことが出来るのだ。
それは、彼が日頃、厳しいプロの世界で、
しのぎを削って生きているからこその
ことだと思っている。
もちろん、アマチュアとの演奏であっても
音楽は楽しい。
(私がアマチュアですからね。)
しかし、私が感じているのは、
アマチュア同士のそれとはまた違うものだ。

今日のライヴ、雨の中、多くの方に
お出でいただき、満席となった。
半分以上の方が、初めてこのデュオを
聴く方で、楽しんでいただけた(と思う)。


頑張ってコーラスをする筆者

[ SETLIST ]
---1st show ---
1. パレード
2. All Around Me
3. Don't Let Me Be Lonely Tonight
4. 気絶するほど悩ましい
5. あこがれ(つつみオリジナル)
6. Satisfaction
--- 2nd show ---
1. My One And Only Love
2. I Shot The Sheriff
3. Oh! Darling
4. Voices
5. You Are So Beautiful
6. Close To You
7. This Masquerade
EC. 虹職人(明オリジナル)

@ bar dAZE

Guitar : MATON MS T-Byrd


余談だが、2〜3日前から
左手の親指の付け根辺りに違和感があり、
ギターでコードを押さえるとき、
フォームによっては軽い痛みがあった。
このまま酷くなったら、ギターが弾けなくなると
ちょっと不安だったのだが、昨夜、
寝るときに パーレ を当てて寝たら、
今日は大分ましになっていて、一安心。

じつは、同じような軽い痛みが
右手にもあるのだが、右手の方は、
今のところギター・プレイに影響がない。
いずれにしろ、還暦がもう目の前に
迫っている年になると、若いころのように
ノーメンテナンスでOKというわけには、
いかなくなってきた。

先日、年を取ると(特に男は?)、
身体の不具合や病気を自慢したがると
いう話を聞いた。
確かに、尿酸値が「7」を超えたぐらいで、
話題にされると、私の「9.4」の記録を
言いたくなる。
自慢しているつもりはないけど、
自慢と言われれば確かにそうだ。

体のあちこちの不具合をこの「ひとりごと」に
自慢してきたが、どうやら、これは
今後ずっと続くんちゃうやろか。

真面目に書くと、
自分の身体のことの備忘録の意味もあって、
ここに書いている面もあるんだけどね。





2019.10.18

そろそろソロ・ギター vol.4

今年の春から、「そろそろソロ・ギター」と称して、
ソロ・ギターにチャレンジするプロジェクトを始めた。
今日は、そのライヴの4回目。
ライヴといってもカフェでBGM的に演奏するので、
ミュージック・チャージもフリーだ。



今日は、雨のせいかお客さんが少なかった。
1曲目 "Bridge Over Troubled Wate"。
楽譜を見ずに弾いていたのだが、
イントロから、テーマに入って数小節目で
何を弾くのか、真っ白になり止まってしまった。
もう一度、最初から始めたが、
やはり同じところで、真っ白になったが、
めちゃくちゃなまま続けた。
とてもじゃないが、人前で演る演奏ではなかった。
情けない。
中学生の文化祭でも、もうちょっとましだろう。
2曲目 "Change The World" も
けして良い出来ではなかった。
久しぶりのひどい演奏だった。

なんで、こんなことになるんだろうな。
言い訳は、いくらでも言えるけど、
結局、練習不足としか言いようがないな。
精進が足りんのだ。
ソロ・ギターの難しさをなめてはいかん。
これに懲りずにまたやるぞ。

今回のソロ・ギター新曲は、
"For No One" と "You Are So Beautiful"。
相変わらずスローナンバーだ。
"For No One" は、ビートルズの曲だが、
アヴィシャイ・コーエン(b)が、
『1970』というアルバムで歌っているのが、
めちゃくちゃ気に入ったので、
その感じをギターで表現してみた。
"You Are So Beautiful" は、
ジョー・コッカーで有名だが、ビリー・プレストンの
曲で上田正樹も歌っていたバラード。
先日の明とのライヴでも演ったのだが、
ギター1本でも弾けるようにアレンジしてみた。

ゲスト・ボーカルに ダイアナ。
フィリピンのシンガー、レジーン・ヴェラスケスの
"Of All The Things" というナンバーに初挑戦。
この人のことは、知らなかったけど、
フィリピンでは、知らない人がいないほどの
国民的歌手らしい。
美しい曲だ。
もう1曲、ジャーニーの "Open Arms"。
若い人は、マライア・キャリーで知った人も多いだろう。
ダイアナとも数回の共演で、
少しずつ進歩を感じている。
このデュオならではの、演奏を創っていきたいな。


[ MEMBERS]
gt:つつみしんや
Guest Vo:DIANA



[ SETLIST ]
--- 1st show ---
1. Bridge Over Troubled Wate
2. Change The World
3. For No One
4. La Vie En Rose
5. やつらの足音のバラード
6. Killing Me Softly With His Song (with Daina)
7. I Say A Little Prayer (with Daina)
--- 2nd show ---
1. Thank You, Reggie (おおきに。レジやん)(つつみオリジナル)
2. Surfer Girl
3. You Are So Beautiful
4. The Dock of the Bay
5. My One And Only Love
6. Of All The Things (with Daina)
7. Open Arms (with Daina)
EC. つぐない (with Daina)
Extra Live. ライオンハート (with Yashiro)

@ MAT COFFEE(渋谷)









 ひとりごと