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私の音楽活動とギターに関するもの 2022年
    感想・ご意見は→ shinya◇shin223.com
    メールをくださる方は、上記アドレスの◇を@に変えて送ってください。(スパムメール対策)



2022.1.5

メンションって何?

いまだに Facebook や Instagram の
しくみがよく分かっていないのだけど、
昨日、私のインスタに通知欄に
「fretking_guitarsが投稿であなたを
メンションしました : Fret-King Country
Squire Semitones De Luxe
@shinya.223 "What Is A Youth"

と表示された。

それは、私が FRETKING というメーカーの
ギターで映画『ロミオとジュリエット』のテーマ
『What Is A Youth』を弾いている動画に
対してだった。
私は、YouTube にアップすると同時に
インスタにも同じ動画をアップするようにしている。
やり始めた頃は、インスタには1分の動画しか
アップできず、演奏は途中で切れていた。
最近は、なぜか最後までアップできるようになった。
その仕組みも分かっていない。

『What Is A Youth』は1分で切れてしまうのだけど、
FRETKING が私の動画を見つけて、
自社のインスタアカウント(か、または
FRETKING のファン?)に関連付けてくれたようだ。
それを「メンション」というようだが、
あんまりよく分からない。
「インスタ メンション」で調べてみたが、
読んでも意味が分からないんだ。
困ったもんだ。

まあ、何にしろ、多くの人が観てくれることに
なるのだろうから、良いことです。

FRETKING は、英国のギター・ベースのブランド。
私のモデルは、セカンドラインの Black Label で、
おそらくは韓国製だと思う。
高級なギターではないけど、なかなかユニークな
ギターで、フロントPUがミニハムというのが
気に入っております。


Instagram fretking_guitars

FRETKING

ソロ・ギター /ロミオとジュリエット "What Is A Youth"


YouTubeの方も地味に試聴回数を伸ばしており、
たぶん今日か明日には、合計1万回を超えるだろう。
チャンネル登録者数もようやく80人になったよ。
曲によって、視聴回数の伸び方が全然違うのは、
興味深い。
例えば、最近であれば天地真理の『水色の恋』の
視聴回数は、その前にアップした5曲を超えている。
1ヶ月半以上も前にアップした曲を抜いているのだ。
とっても不思議だ。
上手く弾けたとか、上手くアレンジできたとか、
私の想いと視聴回数は、全く関係ないのだった。





2022.1.21

YouTube
そろそろ ソロ・ギター No.26
"Tears In Heaven"
『ティアーズ・イン・ヘヴン』


エリック・クラプトンの "Tears In Heaven"。
何カ月も前にリクエストを頂いたのだが、
中々弾けなかった。
原曲のイメージが強くて、
あまりアイディアが 浮かばなかったんだ。
なので、他の曲に比べると、
あまりアレンジしておらず、
「Guitar Arranged by Shinya Tsutsumi」
というクレジットも入れなかった。

この曲は、1992年の発表でちょうど30年前の曲だ。
エリックの4歳の息子コナーが、アパートの
窓から転落死した。
その息子を悼んで創られた曲であることは
有名だが、私は初めて聴いた時のことを
ハッキリ覚えている。
その息子の事故死のことを知っていて
聴いたものだから、涙なしには聴けなかった。
初めて聴いた時のことを覚えている曲って、
そんなにたくさんないよね。

やはりこの曲は、ガット・ギターで弾きたいと思い、
昨年、中古で入手した 寺田楽器のブランド
「VG」の 2000年代製のエレガット
「EAR-01 NC」で弾いてみた。
ネックが細く、とても弾きやすい。
高音部もストレスないのは嬉しい。


そろそろ ソロ・ギター
"Tears In Heaven" 『ティアーズ・イン・ヘヴン』






2022.3.18

YouTube
そろそろ ソロ・ギター No.27
"I Can't Stop Loving You"
『愛さずにはいられない』


前回のアップから、2カ月近く開いてしまったけど、
「そろそろソロギター」をアップしました。

『I Can't Stop Loving You』。
曲の感じから、ラヴラブな相手に
「めちゃくちゃ好きやんねん」って
歌ってるのかと思っていたが、
改めて歌詞を読んでみると、
失恋した相手のことを忘れられない、
未練爆発の曲だった。
「I'll just live my life in dreams of yesterday
(俺は昨日の夢に生きていくんや)」って、
かなり後ろ向きな、過去を引きずった歌詞です。

この曲は、1962年のレイ・チャールズのヴァージョン
圧倒的に有名だろうが、実はレイはカバーで、
オリジナルは Don Gibson(ドン・ギブソン)という
カントリーシンガーの1958年の曲。
作詞作曲もギブソン。
Wikipedia によると、2003年にギブソンが
亡くなったときまでに 700人以上のアーティストが
この曲を録音していたという。
もう、スタンダードですな。
ギブソンのオリジナル・ヴァージョンも聴いたけど、
レイに比べると幾分あっさりしている印象で、
私は重厚なコーラスの付くレイのヴァージョンの方が好きだ。

1980年代、一人暮らしを始めた私は、
自宅の留守番電話のメッセージの BGM に、
この曲(レイのヴァージョン)を 使っていたことがある。
私が留守の時に電話を掛けると、
「I can't stop loving you〜」と音楽が流れ、
そのあとに私の声で
「つつみです。ただ今留守にしております。
ご用の方は、メッセージをどうぞ」と流れるのだ。
今思うと、結構、寒い。


そろそろ ソロ・ギター
"I Can't Stop Loving You" 『愛さずにはいられない』






2022.4.23

ミニ・ガットギター

ギターの本数、減らそうとしてるのに
ヤフーオークションで、珍しいギターを
見つけてしまった。



「Luna」というブランドの「MG. 80」というモデル。
アメリカに「Luna Guitars」というウクレレの
メーカーがあるのだが、そことは関係ないようだ。

1950年代のハワイアンブーム時に国産ウクレレの
メーカーに「Luna」というブランドがあったらしい。
本器は、そのメーカーのものだ。
60年代後半、ハワイアンブームが去り、
エレキブームの到来で国内でウクレレは売れなくなり、
当時の国産ウクレレメーカーは、
そのほとんどが姿を消し、Luna も
ウクレレを作らなくなったようだ。
(Luna は、1993年に国産ウクレレの
No.1ブランド、「Famous」を作っている
KIWAYA に引き継がれている。)

これは、何年製のものか分からないのだが、
ネットであれこれ調べたところ、
Luna は、1968年にウクレレの製作を止めたとの
記述を読んだので、その前後ではないだろうかと
推測している。
(現在の Luna は、ウクレレ専門で
ギターは作っていないようだ。)

このギターは、通常のギターに比べかなり小さい。
手もとに普通のクラシックギターがないので
エレキギターとの比較になるが、写真の通りである。



子供用かもしれないし、ウクレレ製作の延長で
この大きさのギターを作ったのかもしれない。
クラシックギターのスケール(弦長)は、
通常 650ミリだが、これは 510ミリ。
(上の写真のエレキギターは、635ミリ。)
似たような楽器でヤマハのギタレレというのも
持っているが、それはスケールが、433ミリで
チューニングがギターより4度高く、音も
ギターというよりウクレレに近い。

クラシックギターには、通常のタイプのほかに
アルトギター、レキントギターというのもある。
アルトギターは、レギュラーチューニングの5度上、
レキントギターは、レギュラーチューニングの
4度上(ギタレレと同じ)だ。

この「MG. 80」は、ギターと同じレギュラー
チューニングで鳴らすことができる。
弦を張り替えてみたが、思った以上に
ギターらしい音がする。
やはり、ギター弾きはレギュラーチューニングで
弾きたくなるんだよな。

そして、何より見た目も良い。
さすがに新品にはない風格のようなものさえ感じる。
おまけに安っぽくない。
ペグ(糸巻き)が少し傷んでいるものの
本当に 50年以上前のギターだとしたら、
状態は良い方だと思う。

本体内ラベル






2022.4.28

YouTube
そろそろ ソロ・ギター No.28
(You Make Me Feel Like)
A Natural Woman


今回のお題は、アレサ・フランクリンの
"A Natural Woman"。

「あなたは、私を素直な(ありのままの)
女性にしてくれる」というラヴソング。
キャロル・キングとジェリー・ゴフィンのコンビによる
作品で、1967年、アレサのシングルとして発売された。
その後、キャロルは『つづれおり(Tapestry)』
(1971年)で、セルフカバーしている。

ギター1本ではとてもじゃないが、アレサのような
ディープな雰囲気は、出せないけど、
ソロ・ギターで弾いてみたくなった。
毎度のことながら、アレンジ出来てからも、
弾けるようになるまでに時間がかかったよ。


そろそろ ソロ・ギター
(You Make Me Feel Like) A Natural Woman



私の演奏のあとには、ぜひこの動画を。
キャロル・キングの 2015年度ケネディ・センター名誉賞
授賞式に登場し、"A Natural Woman" を歌うアレサ。
初めて観た時、キャロル・キングが
興奮し過ぎちゃうのと思ったが、
アレサの登場は、サプライズだったようだ。

Aretha Franklin sings "(You Make Me Feel Like) A Natural Woman"





2022.5.16

ギター・アンプ 事情

イギリスにマーシャル(Marshall)という
ギター・アンプの老舗ブランドがある。
昨年の7月29日に某楽器店に
そのマーシャルの真空管小型アンプを注文した。


写真はメーカーサイトから拝借

YouTube の収録に使う目的で、
ずいぶんあれこれ迷った上、
「DSL1C」 という機種に決めた。
今までは、「ソリッド・ステート」(トランジスタの
アンプ)で鳴らして録っていたけど、
真空管アンプの音で演奏したくなったのだ。

「DSL1C」 は、大体4〜5万円ぐらいの価格で、
私が注文した店では、38,500円だった。
(業界では安いことで有名なSハウス)

注文時には、品切れだったので、
入荷待ちという状態での注文だったが、
2〜3ケ月もすれば、入荷するだろうと
楽観視していた。

しかし、注文から もうすぐ10カ月になるが、
いまだに入荷の目途は立っていないようで
どこの店舗でも「販売停止中」という
扱いになっている。
中古品は、すでに77,000円。
これからもっと値上がりするかもしれない。

原因は、コロナだ。
そして、ロシアのウクライナ侵攻。
コロナの影響から半導体が不足したことに加え、
ロシア事情で、真空管も不足しているらしい。

YouTube の収録は、今までは、会社で
ギターアンプで鳴らした音をマイクで録っていた。
事情があって、近い将来、会社では
アンプで音を鳴らすことができなくなる。
そうすると、真空管アンプが届いても、
収録に使えないということになってしまう。

まあ、1台ぐらい真空管アンプを持っていても
良いのだけど、過去に3つ持っていた
真空管アンプは、いずれも、数年間所有していて
ほぼ出番のないままに売ってしまったから、
YouTube のために使えないとしたら、
持っていても あんまり意味はない。

それで、自宅でも撮影できるよう
ギターアンプ・シュミレーターというのを
買うことを検討した。
自宅では、ギターアンプを鳴らすことができないからね。
ギターアンプ・シュミレータは、電気的にアンプで
鳴らしているような音を作り出す機材。
過去にも持っていたことはあるけれど、
やはり、本物のアンプで鳴らした音には
及ばないという印象だった。
が、最近の技術の進歩は素晴らしく、
かなり リアルな音を作ることができる。
ブラインドテストをしたら、たぶん私の耳では、
判別できないと思う。

このアンプ・シュミレーターも 各社からいっぱい
出ているが、strymon の「IRIDIUM」と
BOSS の「IR-200」とどちらにするか
悩んだ挙句、「IRIDIUM」に決めた。

「IR-200」の方が、アンプの種類が多いのだが、
どうせ私が使う音は、2つか3つぐらいだ。
なら、シンプルな方が良いし、
YouTube の試奏動画をチェックした限り
「IRIDIUM」の音に惹かれた。
「IR-200」の方が、後発なので
きっと高性能なんだろうけど なんとなく、
BOSS のマルチ系とは相性が合わないような
気がしている。
単体のエフェクターなら、BOSSにも好きなのもあるし、
「IR-200」は、マルチ・エフェクターと違うけど。

「IRIDIUM」の注文と同時に、マーシャルの
「DSL1C」は、とうとう注文をキャンセルした。
「IRIDIUM」は、49,500円だったので、
「DSL1C」のキャンセル分では足りなくなってしもたけど。

その「IRIDIUM」が今日届いた。
「Made in China」かなと思っていたら、
「Built in U.S.A」と書いてある。
なんか嬉しい。
「strymon」というブランドは、2004年に
設立された Damage Control 社が
2009年に「strymon」と名を変えて
スタートしたメーカー。
米国 カリフォルニアを拠点にしている。



まだ音は出してないけど、楽しみ。
次の「そろそろソロギター」は、
これで録ってみます。
あんまり、そっち(動画撮影とアップ)の
知識がなくて、うまく出来るかどうか分からんけど。





2022.5.24

祝!チャンネル登録者数 100人 達成!

私の YouTube チャンネルの登録者数が、
ついに100人になりました。
昨年、5月18日に1本目の動画
『傷だらけの天使のテーマ』をアップしてから、約1年。
ありがたいことにじわじわと増えております。

1年間で、合計28本(曲)の動画をあげ、
総視聴回数は、16,000回を超えました。
今日は外国の人から、"Tears in Heaven" に
お褒めのコメントを頂きました。
どこの国の人だろうと、その人の動画を観ると、
なんとなく東南アジアっぽい、
何語か分からない言葉で歌っていました。
今さらながらに、インターネットってスゴイって思います。







2022.6.17

YouTube
そろそろ ソロ・ギター No.29

『ドクターKの完了』
"Completion of Dr.K" (Dedicated to Dr.K)

前回の動画アップから、ひと月以上経ってしまった。
久しぶりの YouTube。
今夜の曲は、私の作曲。オリジナルだ。

タイトルにある「ドクターK」は、
以前お世話になった人で もう故人だ。
存命なら、今年91歳だった。
ドクターと付くからには、医者だったが、
私が出会った時にはすでに医者を辞めていた。

私の勝手な解釈だが、彼女の人生のテーマは、
「完了」であったように思える。
それで、タイトルを 『ドクターKの完了』とし、
彼女に捧げる曲とした。
ここで言う「完了」とは、ただ終わることを
言っているのではなく、「そのままでよし」という意味だ。

ずい分とお世話になったし、感謝もあるが、
彼女との関係は、あまりよい終わり方ではなかった。
そういう意味でもこの曲は「完了」なんだ。


そろそろ ソロ・ギター
『ドクターKの完了』"Completion of Dr.K"






2022.10.10

増え続けるギターにとどめを刺すか!?
Collings I-35 LC Vintage


というわけで、またギターを買ってしまいました。
コリングスのセミアコ「I-35 LC Vintage」。
色は、フェイデッド・チェリー。
「ちぇりちゃん」と名づけました。
「チェリーちゃん」ではなく、「ちぇりちゃん」です。
よろしく。





中古品ですが、2022年製。
状態は、ニアミント、新品同様レベルです。
結構 高額です。
中古にも関わらず、今まで買った中で一番です。

名分(言い訳)は、(自分への)還暦祝い と 投資。
そう、投資!
(たぶん)けっして値下がりすることでは
ないであろう逸品なのだ。
きっと10年後には、今より20〜30万円、
いやもしかしたら もっと値上がりをしているだろう。
(とても楽観的な予想による)
なので、財テクでもあるわけだな。(ほんまか)

アメリカは、 テキサス州オースティンで
非常に良質なギターを通り続けるメーカー、
コリングス・ギター(Collings Guitars)。
1970年代半ばからアコースティック・ギターを
製作していた創始者のビル・コリングス氏は、
惜しくも2017年に他界した。
エレクトリック・ギターは、2006年から
製作しているが、とても評判の良いギター。
アコースティックにしろエレクトリックにしろ
いつかは、欲しいなと思っていたブランドだ。

「I-35 LC Vintage」は、2021年に登場したシリーズ。
いわゆるセミアコで、ギブソンの ES-335 を
少し小ぶりにした大きさ。
もうかなり、長い間、ES-335 が欲しくて
買おうかどうしようかと迷い続けてきた。
コリングスの I-35 LC もいいなぁと思っていたけど、
年に数本、市場に出回る程度で、
人気のモデルなので、高額にも関わらず、
あっという間に売れてしまうのだった。

10日ほど前、デジマートで、本機を発見。
販売店は、2020年に aNueNue、Maton を
購入した馴染みのあるお店。

先週の月曜日に数十分、店頭で試奏。
翌火曜日は、お店が定休日なので、
購入するかどうか、ゆっくり考えるのにちょうど良かった。
水曜日、ほぼほぼ買う気で もう一度試奏。
これは買う流れやなと、自覚。
もう引き返せない。
ということで、買ってしまったのだった。
(なぜ、「買いました」ではなく、
「買ってしまった」になるんだろうね?)

まず、弾きやすい。
そして、色が良い。
「Faded Cherry」というカラーなのだが、
「Faded」は、「衰えた」という意味で、
経年変化で色褪せた感じにしてある。
モデル名に「Vintage(ヴィンテージ)」と
謳われているように見た目もトーンも
ヴィンテージ・ギターを再現しようとして
作られたモデルなのだ。

古いギターの雰囲気を出すために
エイジド加工(レリックともいう)されている。
エイジド加工というのは、意図的に塗装や
金属パーツにダメージを与え、経年変化を
再現したもの。
エレキギターの世界では、新品に傷をつけて
売るという、誠に不思議なことが行なわれているのだ。

このエイジド加工が始まったころは、
「いかにも」という加工のものも多かったけど、
最近は技術が進歩し、パッと見ただけでは、
本物のヴィンテージと区別のつかないものまである。

本機にも軽くエイジド加工が施されているが、
さすがはコリングス。
塗装表面のウェザーチェックは、
見事な仕上がりだ。
このウェザーチェックを写真に撮るのが難しい!
全然写れへんのだな。
たぶん、それ用のフィルターが必要だろう。


↑ウェザーチェックは全然写っていません。

ピックアップは、スローバック(Throbak)ESG-102B。
ギブソンのカラマズー工場にあった1930年代に作られた
何十年も使用されていないワインディング・マシンを購入、
整備し、コイルを巻いてオリジナルPAF を再現しようと
作られたピックアップなのだ。



というわけで、新しい相棒「ちぇりちゃん」の紹介でした。
近いうちに YouTube デビューさせるのでお楽しみに。





2022.10.15

SENNHEISER HD25 16年目

自宅で音楽を聴いたり、エレキギターを弾く際に
使っているのが、SENNHEISER(ゼンハイザー)
というドイツのメーカーのヘッドフォン HD25。
ヘッドホンとしては、ロングセラーの商品だ。
私の持っているものは、Made in IRELAND。
アイルランドに工場があるのかな。

サウンドハウス(楽器店)の購入履歴を見ると、
そのヘッドホンを買ったのが、2007年2月26日。
もう15年以上使っている。
人生で最長使用のヘッドホンだ。

4年前位にイヤ―パッドが
ボロボロになったので交換した。
その時のエントリーに
「次はケーブルがダメになるだろうけど、
ケーブルだけでも交換出来るみたい」と
書いていたけどその時が来た。

以前から、音が途切れたり、片方しか聞こえないという
ことが時々あったのだけど、ジャック部分を触ると
正常になるので騙い騙し使い続けてきた。
が、いよいよ最近、ジャック部分を触っても
ダメになってきたのだ。
長年使ったので、もう寿命かなと新しいヘッドホンを
物色し始めたところ、この HD25 は、
ケーブルだけでも交換できることを思い出した。

HD25 は、2007年の購入時、
\24,799 もしたのだけど、現在は、15,000円。
それでも新しいヘッドホンを買うよりは、
ケーブルを交換して使い続ける方が良い。

サウンドハウスで探すと、「SENNHEISER HD25
専用ヘッドホンケーブル」が、売られていた。
日本製でオヤイデ電気というメーカーの
「HPC-HD25 V2 Red 交換用ヘッドホンケーブル」。
\4,460。

というわけで、購入・交換。
実際に交換してみると簡単で、
大変うまく作られているのが分かる。
今の日本ではダメになったら買い替える、という
文化のような気がするが、ドイツは、
修理して使い続けるという文化なのだな。
知合いにドイツ人と日本人のハーフの人がいるけど、
彼女がそういうことを言っていたような気がする。

というわけで、こちらがケーブル交換後。



もともとのケーブルは、黒だったのだけど、
4年前パッド交換時に赤にしたので
この度は、ケーブルも赤にしてみた。
なんかカッコイイ。
なんだか、こうやって、一つのものを大切に
長年使うのっていいよね。

こちらは、お役目終了のケーブル。
15年、ありがとう、ご苦労様でした。




[ 関連エントリー ]
2018.6.29 SENNHEISER HD25





2022.10.20

YouTube
そろそろ ソロ・ギター No.30
『片想い』


写真展のことがあって、YouTube のアップを
していなかったけど、4カ月ぶりに
「そろそろ ソロ・ギター」をアップしました。

今回のお題は、浜田省吾さんの『片想い』。
全くの片想いで、切なく哀しく、そして美しい曲です。
そんなに浜田さんのことを知らない私でも
知っている曲なので、シングルヒット曲かと思ったら、
『愛を眠らせて』というシングルの B 面だった。
1979年のリリースなので、もう43年も前の曲。

大好きなピアニスト、小島良喜さんが 2008年の
ソロ・アルバム『KOJIMA』の1曲目で、
『KATAOMOI』として、この曲をカヴァーされているのだが、
購入してすぐの頃、夜、ドライヴしながら聴いていて、
不覚にも落涙してしまったよ。

あのピアノ・トリオの感じを出したかったけど、難しいわな。
小島さんは、浜省のバックもやっていたので
この曲を取上げたんだろうな。
小島さんのライヴでは、一度も聴いたことがないので、
生で聴きたいなぁ。

ギターは、先日入手した Collings の I-35 LC Vintage。
そして、今回は初めてギターアンプから音を出さずに
strymon(ストライモン)の Iridium( イリジウム)を
使って、ラインで録音した。
技術の進歩は凄いね。
私程度の耳だと、ほとんど違いが分からない。
iPhone と Iridium の間にローランドの
「GO:MIXER PRO-X」をかまして、録音したのだが、
まだ使い方を熟知していないこともあり、
音量の調整が難しかった。
なんだか、音が割れてしまうので、
音量をやや低めに録音するしかなかった。
編集でかなり持ち上げたのだけど、
これ以上、上げられなかったんだ。
今後の課題です。

strymon Iridium は、アンプとキャビネットの
エミュレーター。
以前は、こういう機器を「シュミレーター」と
呼んでいたと思うのだが、いつの頃からか、
「エミュレーター」になった。
「シュミレーター」と「エミュレーター」の違いを
ネットで読んだけど、あんまりよく分かんない。
もう、時代に付いていけなくなってきた。
やばい。


そろそろ ソロ・ギター 『片想い』






2022.10.23

YouTube
そろそろ ソロ・ギター No.31
"I Can't Tell You Why"(Eagles)


今回のお題は、イーグルの名曲、
"I Can't Tell You Why"。
1979年のアルバム『The Long Run』に
収録された R&B テイストのバラードだ。
唄っているのは、ベースのティモシー・B・シュミット。
1977年のツアー後にランディ・マイズナーが、
脱退したあと加入したティモシーが、
初めてフューチャーされた曲だ。
初めて聴いたとき、あまりにメローで、
それまでのイーグルスっぽくないと思った覚えがある。
グレン・フライ、ドン・ヘンリー、ジョー・ウォルシュとは
違うティモシーの甘い歌声と、控えめでメローな
ギターソロがこの曲の切ない世界観を創り出している。
(このギターソロは、グレン・フライが弾いている。)

邦題は、『言い出せなくて』。
深く考えずにずっと良い邦題だと思っていたけど、
改めて歌詞をチェックしてみると、
ちょっとニュアンスが違うように思う。
「言い出せない」というのは、言いたいこと、
言うべきことがあるけど、なんらかの躊躇があって
言い出すことができない、という意味だと思うけど、
「I Can't Tell You Why」は、直訳すると
「理由は、言えない」「なぜだかは、言えない」
ということになる。
理由は分かっているけど言えない場合と
理由が分からず言えない場合があると思うが、
歌詞を読むと、どうも後者のように思えるんだ。
ふたりの愛が、ちょっと難しい時で、
「君から離れようとするたびに、何かが僕を思い留まらせる。
(Every time I try to walk away
Something makes me turn around and stay)」
「何も悪いことはないのに、自分たちで難しくしているんだ。
(Nothing's wrong as far as I can see
We make it harder than it has to be)」
「なんでか分からへんねんけど。(I can't tell you why)」と
唄っているるように思う。
いや、もしかしたら、理由は分かっているのかもな。
口に出して言えないだけで。

この曲は、たくさんの人がカヴァーしている。
「R&B テイスト」と書いたけど、実際黒人のカヴァーも多い。
ジェラルド・アルストン(マンハッタンズのリード・シンガー)や
ハワード・ヒューエット(シャラマーのリード・シンガー)、
ブラウンストーンという女性グループとかね。
ちょっと意外なところでは、ラリー・カールトン。
Shai という人が歌っていて、ラリーの甘いオブリと
ソロがとてもよろしい。
ダイアナ・クラールのカヴァー・ヴァージョンも
適度にけだるくて良い。

さて、ソロ・ギターだ。
この曲は、アレンジが決まるまで、そして、
弾けるようになるまでずいぶん時間がかかった。
手を付けたのは、もう1年ぐらい前ではなかったかと思う。
でも、途中で投げ出さずにやり続けて、
こうやって形になると、嬉しいもんですぜ。

前回の『片想い』同様の録音方法をとったのだが、
まだ、満足のいく音に撮れていない。
もっと試行錯誤するしかないのかな。
機材の問題かな。


そろそろ ソロ・ギター "I Can't Tell You Why"(言い出せなくて)



[ おすすめ ]
Diana Krall - I Can't Tell You Why





2022.11.20

YouTube
そろそろ ソロ・ギター No.32

"What a Wonderful World"(Louis Armstrong)


1967年のサッチモ (Louis Armstrong) の名曲に挑戦。
たくさんの人に愛されカヴァーされている名曲です。
作者でありプロデューサーのボブ・シール
(当時のペンネームは ジョージ・ダグラス)は、
ベトナム戦争の最中、平和な世界を夢見て、
この曲を書いたらしい。
メロディも良いけど、歌詞も良いよね。

ギターの音をライン録りしたのは、
今回で3回目なのだけど、どうもうまく行かない。
まだ試行錯誤中です。


そろそろ ソロ・ギター "What a Wonderful World"






2022.11.21

YouTube の視聴回数が!

昨年の5月18日に始めた YouTube。
ソロギターの演奏をボチボチ、アップしていて、
現在 32本(曲)の動画がある。
視聴回数は、32本合計で 26,000回を
越えたのだが、この数日ちょっと異変が起きている。

先日まで1日の視聴回数の記録は、
YouTube を始めた初日(2021年5月18日)が、
(たった1本の動画に関わらず)178回で最高だった。

それからは、動画数が増えても合計視聴回数が
100回を超えたのは約1年半の間、先月までは、
たったの2回だけで、少ない日は10数回、
多くても70〜80回程度で推移してきた。

ところが、11月6、7日と連続で100回を超えた。
何が起こったのか、11月11日に 新記録238回を
叩き出すと、17、18、19日と3日連続で
200回を越え、ついに昨日 20日には、
380回という記録を出した。

---視聴回数---
11月11日 238回
11月12日 137回
11月13日  92回
11月14日  65回
11月15日  75回
11月16日 104回
11月17日 284回
11月18日 224回
11月19日 293回
11月20日 380回

それまで、1,000回達成するのにひと月かかって
いたのに、なんと1週間で1,400回を数えた。
チャンネル登録者数も1週間で7人増えた。
(現在137人)

どの動画がそんなに再生されているのかと
アナリティクスをみてみると、"Tears in Heaven" だ。
14日から20日の1週間で 1,077回も再生されている。
(合計6,900回を越えた)

やはりエリック・クラプトンというか
"Tears in Heaven" はスゴイね。

この程度では、まだまだバズったとは
言わないだろうけど、身に覚えがないので
なんだか不思議な感じだ。
何がきっかけなんだろう?
誰が観てくれてるんやろね?

ちなみに 先日 YouTube のハンドル名
「shin223」を取得したので、私のチャンネルの
URL は下記でも OKとなった。

https://www.youtube.com/@shin223

なんかうれしい。





2022.11.25

YouTube
そろそろ ソロ・ギター No.33

(Sittin' On) The Dock Of The Bay (Otis Redding)


今回のお題は、オーティス・レディングの『ドック・オブ・ザ・ベイ』。
曲は、オーティスとスティーヴ・クロッパーとの共作。

オーティスは、この曲を録音した3日後に
飛行機事故でこの世を去ってしまった。
1967年12月10日、まだ26歳、
あまりにも早すぎる死だった。
(この3年前、1964年12月11日には、
オーティスの憧れでもあった サム・クックが
銃に打たれ、33歳で 亡くなっている。)

若い頃は、もっとディープなR&Bに魅力を感じて、
この曲の良さがあんまり分からなかった。
オーティスは、十分ディープなんだけど、
この曲は、なぜかライトな感じがしたんだ。
でも今なら、この曲の良さが分かる。
出だしの波の音も、歌詞も、バンドの演奏も
(特にスティーヴ・クロッパーのギター)今は心に沁みる。

最後の口笛は、オーティスのアドリブだったらしい。
この曲も多くの人にカヴァーされているが、
オリジナル以外で、私が特に好きなのは、
ジョー・サンプルがニルス・ラングレンと作った
『Creole Love Call』というアルバム(2006年)に
入っているカヴァー・バージョン。
レイ・パーカーJr も一緒に歌っとります。

さて、ソロ・ギター。
この曲は、ソロ・ギターに取り組み始めて比較的
初期に取り組んだ曲で、割とすぐに形になったのだけど、
サビのところが、どうも気に入らなかったので、
今までアップしなかった。
そのサビも改善したので、録音してみた。
まだ、発展の余地がありだけど。


そろそろ ソロ・ギター
(Sittin' On) The Dock Of The Bay



[ おすすめ ]
Joe Sample, Nils Landgren、Ray Parker Jr.
[Sittin' On The] Dock of the Bay


こちらがオリジナル
Otis Redding - (Sittin' On) The Dock Of The Bay





2022.12.3

続・YouTube の視聴回数が!

先日、私の YouTube の視聴回数が突然
増えだしたことについて書いた。→ これ

そのエントリーでは、11月20日のチャンネル合計
視聴回数を380回と書いたけど、値が確定するのに
2日ほどかかり、最終的には397回だった。
その日がピークで、その後は減少気味。

これが、この 28日間のグラフ。



11月5日は、28回だったのに 11月17日から
200回を超え、11月20日に397回を数え、
それから減少し始めた。
この5日間は、100回前後で推移してる。

YouTube は、こういうデータが、
簡単に観られるのは素晴らしい。
もちろん無料だ。

こちらは、私が YouTube を始めてからの
全期間のグラフ。



この1ヶ月間の視聴回数の多さがよく分かる。
しかし、ピークは過ぎた感じだな。
今回は、"Tears in Heaven" が、
大きく試聴回数を伸ばしてくれた。
また、注目される曲を選べば、
視聴回数は、増えるのかも知れない。
たくさん観てもらえるのは嬉しいけど、
そのために曲を選ぶ気はないんだ。
演りたいと思った曲をやるだけだ。
っていうとカッコええけど、実は 何を演ったら、
回数が増えるか 分からんねん。





2022.12.14

YouTube
視聴回数3万回突破!


私のYouTube のチャンネル合計視聴回数が
3万回を越えた。



先月中頃から、急に視聴回数が増えだしたんだ。
この28日間の一日平均視聴回数は、約174回。
あいかわらず、"Tears in Heaven" がダントツで
数字を稼いでくれている。

10日ほど前に、
「この5日間は、100回前後で推移してる」
「ピークは過ぎた感じだな」と書いたのだけど、
この1週間の1日平均視聴回数は、
160回ほどでなんとなく勢いが衰えていない印象だ。

本日時点の上位コンテンツを記しておこう。
こんなの誰も興味ないだろうけど、自分の記録のためね。
カッコ内は、アップした日。

1. Tears in Heaven(2022/01/21)9,679回
2. 傷だらけの天使(2021/05/18)3,724回
3. スローバラード(2021/06/01)2,115回
4. For No One(2021/05/23)2,071回
5. Wasted Time(2021/07/26)1,044回
6. No More Lonely Nights(2021/06/27)1,026回
7. 東京ラブストーリー(2021/06/17)982回
8. Sufer Girl(2021/06/22)941回
9. リバーサイドホテル(2021/10/06)800回
10. Something(2021/07/18)793回

"Tears in Heaven" は、もうすぐ1万回だ。





2022.12.20

YouTube
そろそろ ソロ・ギター No.34
"White Christmas"


私が子供の頃に比べて最近のクリスマスは、
あまり風情が感じられなくなった。
子供の頃はクリスマスの意味も分からなかったけれど
街中のクリスマスの飾りつけは、
歳末とも重なって、その時期だけの何か
特別な気持ちにさせてくれた。
そういえば、お正月もつまらなくなったな。
門松やしめ縄もほとんど見かけないし、
晴れ着を着て初詣に行く人もほとんどいないだろう。
「つまらなくなった」と書いたけど、
私は自ら、クリスマスや正月の飾りつけを
する人ではないので、文句は言えまい。

そんな私でも、少しは季節感を楽しみたい。
クリスマス・ソングには名曲が多いが、
年中演奏するわけにもいかないもんね。

さて今日のお題は『ホワイト・クリスマス』。
少しだけ、クリスマス気分を。

今回、アップするにあたって、
『ホワイト・クリスマス』について少し調べてみた。

この曲は、1940年頃にロシア出身の
アーヴィング・バーリンという人によって
作詞・作曲された。
作者がロシア人というのが意外だったが、
彼は5歳の時に家族と共にアメリカに
移住しており、アメリカを代表する音楽家の
一人として高い評価を受けている。
1989年、101歳で没。
死後には、記念切手が発売されたというから、
アメリカでの評価の高さが分かる。

1942年、ビング・クロスビーが最初に歌ったようで、
彼のシングル盤は、5000万枚売れたとも
言われるが、正確な数字はもう分からないようだ。
フランク・シナトラ、アンディ・ウイリアムス、
ドリフターズ、ビーチ・ボーイズ、
アンドレア・ボチェッリ、エリック・クラプトン、
山下達郎などなど、カヴァーも数多い。
カヴァーも含めると、この曲は世界で
1億枚売れたと言われる。

『White Christmas』以外のアーヴィング・バーリンの
代表曲は、『Blue Skies』や
『How Deep Is the Ocean ?』など。
ダイアナ・クラールは、この2曲ともをカヴァーしているし、
エリック・クラプトンは、『White Christmas』、
『How Deep Is the Ocean ?』をカヴァーしている。
エリックのヴァージョン、渋いよ。
日本のロック・バンド「ARB」の名前も
アーヴィング・バーリンの楽曲
『Alexander Ragtime Band』に由来する。


そろそろ ソロ・ギター
"White Christmas"






2022.12.25

YouTube
そろそろ ソロ・ギター No.35
"Change the World" (Eric Clapton)


今日のお題は、エリック・クラプトンの
『チェンジ・ザ・ワールド』。
これ実は、カヴァーなんだな。
1996年に、米国の女性カントリー・シンガー
Wynonna Judd(ワイノナ・ジャッド)が
唄ったものを エリックが カヴァーし、
同年の映画『フェノミナン』のサウンドトラックに
収録され、ヒットしたわけだ。

聴き比べると、アレンジは大きくは違わないのだけど、
オリジナルの方 は、確かにカントリーっぽい。
エリックの方は、プロデューサーが Babyface というわけで
洗練されたシャレオツな R&B へと化けている。

色んな人が、ソロギターでもやっているけれど、
原曲のイメージが強く、そんなに大幅なアレンジは
難しいと思う。
あまりアレンジし過ぎると、原曲のイメージが
損なわれてしまうだろう。
その分、個性を出すには センスが問われるかもな。


そろそろ ソロ・ギター
"Change the World" (Eric Clapton)




 ひとりごと