2026年 MUSIC
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2026.1.13
LEE RITENOUR "Gentle Thoughts"
featuring PATRICE RUSHEN,
HARVEY MASON & MELVIN DAVIS
「ジェントル・ソウツ・リユニオン・ライヴ」と聞いて
楽しみにしていたライヴ。
『Gentle Thoughts』は、1977年に発売された
アルバムでレコーディング・メンバーは、
リー・リトナー (g)、アーニー・ワッツ (sax)、
デイヴ・グルーシン (key)、パトリース・ラッシェン (key)、
アンソニー・ジャクソン (b)、ハーヴィー・メイソン (dr)、
スティーヴ・フォアマン (per)。
2005年にもリユニオン・ライヴがあったのだけど
その時の来日メンバーは、リー・リトナー (g)、
パトリース・ラッシェン (key)、エイブ・ラボリエル (b)、
アレックス・アクーニャ (dr) 、アーニー・ワッツ (sax) だった。
今回はドラムがオリジナル・メンバーの
ハーヴィー・メイソン (dr) だというのは嬉しい。
ベースは、アンソニー・ジャクソンが
昨年10月に他界してしまったので、
もう共演は観られないんだなー。
今回のベースは、リトナーとは長い付き合いの
メルヴィン・デイヴィス。
さて、今年一発目のライヴ。
昨日、久しぶりに『Gentle Thoughts』を
2ヴァージョンとも聴いて臨んだよ。
でも結局、『Gentle Thoughts』からの曲は、
『Captain Caribe』とアンコールの
『Captain Fingers』だけだった。
サックスがいないので、『Captain Caribe』は
ちょいさびしかった。
『Captain Fingers』は、もうリーの指が
ついて行かず、本人も笑うしかないような
演奏だったけど、なんだか微笑ましかった。
もうおじいちゃんになってしもて、
若い頃みたいには、弾けないんだよな。
その他の曲は『The Village』、
『Stolen Moments』、『Etude』など。
全曲知っていたけど、曲名が言えない。
ハービー・メイスンのドラムは、良かったけど
途中キメが合わない場面もあった。
でも大きな事故にならないのはやっぱり一流。
アマチュアだと崩壊しているよ。
もう50年ぐらい一緒に演っている仲間だから
やっている方も安心なのだろうな。
なんだかそんな信頼関係も感じた。
リーのギターは、ここのところ数年のメインの
サドウスキーと後半はレスポール。
一昨年も感じたけど、リーの歩き方が、
歩幅が狭く、ちょっと身体が悪そうな感じ。
お腹も出ているし。
先日、74歳になったばかり。
健康には気を付けて欲しいです。
[ MEMBERS ]
Lee Ritenour (g)
Patrice Rushen (p,key)
Harvey Mason (dr)
Melvin Davis (b)
@ Blue Note Tokyo
* * * * * * *
レコード "Gentle Thoughts" について
ここで何度か触れて来たけれど、
リー・リトナーの『ジェントル・ソウツ』は、
高校時代の私にフュージョンのスリルと
気持ち良さを教えてくれた重要なアルバムだ。
このレコードは、ダイレクト・カッティングという
方法で録音された。
普通は、演奏をテープに録ってから
レコード盤にカッティングする。
そうすると、間違った部分だけやり直したり
できるわけだが、一回テープを通るために
ノイズが増えてしまう。
それで、演奏をテープに録らずに、そのまま
レコード盤にダイレクトにカッティングするという
方法が取られた。
つまり、A面1曲目が始まるとA面の終わりまで
約20分間 ノンストップで演奏をしなければならず、
当然ミスも許されない。
そんな風に録音されたのが、この『ジェントル・ソウツ』で、
1回の演奏で、カッティングできるレコードの数が
限られているので、「テイク2」もレコード化された。
私が高校生の時に買ったのは、この「テイク2」だった。
今では両方 CD 化されている。
[ 関連エントリー ]
2010.8.19 GENTLE THOUGHT
2011.11.2 GENTLE THOUGHT Take 2